今年も残暑は厳しいでしょうね。
多分10月迄暑い日があると思われます。
外出先での熱中症予防は、外出してからちょくちょく水分を摂取するのではなく、外出直前や暑い所に行って直ぐに水分摂取が大事です。
室内にいる時も体が暑くなる前の水分接収が重要です。
喉が渇いてからでは遅いかもしれませんね。
私は日中もテニスをしていますが、テニスコートまで車で15分~20分ぐらいの所が多いです。
自宅を出る前に300ml、コートに着いてから200ml、後は随時水分摂取をします。
自宅では常温の水ですが、持っていくペットボトルは半分凍らせてお茶を足して飲んでいます。
それでも暑い日は1.5kgも体重が減ります。
発酵食品やミネラル摂取も重要ですので、朝は乳酸菌生産物質ビオネを飲んで、梅干と糠漬けを食べ、ミネラルの海草物語を10粒飲んで出かけます。
熱中症対策と夏バテ予防は、お腹の健康が大事です。
発酵食品、梅干や漬物、お腹が冷えない様に温かい甘酒や味噌汁、粕汁がお薦めです。
その他、ニラ、にんにく、ゴーヤは古来から夏バテ防止食品です。
にんにくの酢漬け、味噌漬け、醤油漬け、シソ鰹漬けは臭くなくて疲労回復効果バツグンです。
ニンニクのビタミンB1は他の野菜と違い脂溶性で体内に長時間留保します。
そして食欲減退にはスパイス
昔から日本では山椒、ワサビ、生姜、ゆず、胡椒を使用していました。
唐辛子が使用されたのは江戸時代からです。
日本では唐辛子が入ってくる前は、うどんに胡椒を入れていたそうです。
様々なスパイスは戦後、特に昭和30年代から多用される様になりました。
胡椒は754年に鑑真が持って帰ったとされるものが正倉院に残っていると言われています。
2500年以上の歴史がある胡椒は、強力な殺菌・抗菌作用が知られていて、冷蔵技術が未発達であった中世においては、料理に欠くべからざるものでもあって、大航海時代に食料を長期保存するためのものとして極めて珍重されました。
このため、インドへの航路が見つかるまでは、ヨーロッパでは非常に重宝されていました。
取引には、金と胡椒が同重量で交換された時代もあったそうです。
ブラックペッパー(黒胡椒) 黒胡椒とも呼ばれ、胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたものです。
世界中のどんな地域を旅しても、塩の隣にブラックペッパーの小瓶が並んでいます。
強い独特の風味があり、特に牛肉との相性が良い様ですね。
ホワイトペッパー(白胡椒) 完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたものです。
ホワイトペッパーは、マイルドで魚料理等と相性が良いです。
辛味料には、免疫力を高め発汗、脂肪代謝に優れています。
スパイスには、発汗解熱作用のある物、咳止め作用、悪酔い、催眠作用、口臭防止、殺菌作用、下痢止め、整腸、視力強化、ビタミンCを含む物、乳汁分泌を促す物などがあって、西洋の民間薬や漢方でもつかわれています。
夏のお勧めは「ターメリック」カレーを食べると体内水素量が増加し、活性酸素を除去します。
生体ガス中の水素は腸内の酪酸菌が食べ物を発酵させる際に増加します。
1gの炭水化物が腸内細菌で発酵すると、150~200ccのCO2(二酸化炭素)と50CCの水素ガスを作ります。
腸内発酵で作られた水素、それが活性酸素を除去してくれます。
アンチエイジングにも酪酸菌は重要な働きをしますので、糠漬けの古漬けなどもおススメです。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき