二人に一人が癌になる時代、
ただ癌の治療も一般的な病院での治療以外に様々な療法があるはずですが、患者さんにはその選択肢が無いのが現状です。
その中で徐々に「統合医療」が行われる様になってきました。
「統合医療」を検索すると、厚生労働省のHPにも詳しく案内が掲載されています。
その中に「エビデンス」という事が書かれています。
エビデンスとは、動物の実験結果で効果があったではなくて、信頼できる研究機関等で人に対して安全で効果があった事が検証されているという事です。
特にサプリメントに関しては、人が使用しての信頼できるデータが非常に少ないです。
番組でご案内したビオネAはエビデンスもあり、大学院での研究で病院の患者さんを対象に28日間の治験を行い、学会でもデータが公開されています。(肝機能、高脂血症、免疫など)
患者様の体質等の相性なども検討されて、治療に活用されている専門医の先生もおられます。
先月、統合医療の打ち合わせでお伺いした、癌、感染症の指定病院「都立駒込病院」このご時世、感染症の指定病院ですから訪問するのも何とも・・・でも受付に行くと直ぐに脳神経外科部長の篠浦伸禎先生が迎えに来てくださって、先生の部屋に案内して頂いたので、患者様との接触はありませんでしたからご安心ください。
篠浦先生は脳腫瘍の覚醒化手術で有名です。
脳腫瘍の手術を全身麻酔ではなく、部分麻酔と鎮痛剤で行い、患者様が意識のある状態で手術を行います。手術中に「右手を上げてください」と言えば患者さんは右手を上げる事が出来ます。
利点は手術中に神経などを傷つけることなく、手術による後遺症を防ぐことが出来ます。
脳外科医としても素晴らしい先生ですが、「西洋医学の治療には限界があり、今後の治療は、個々の患者さんの病状に合わせた統合医療の組み合わせが必要」と言われて、独自の統合医療を実践されています。以前お会いした時は、医療の話が盛り上がり、蕎麦屋さんで二人で蕎麦焼酎2本半も飲んでしまいました。
篠浦先生は以前、ビオネの治験データや使用された患者さんの血液データなどもご覧になり、ビオネをエビデンスがあると、とても評価されて、ご自身でもご愛用されています。
脳外科の先生ですが、腸に良い物は脳にも良いとも言われています。
もう一人、同様の考えで治療をされている先生がいます。
帝京平成大学大学院教授で、帝京大学付属池袋クリニック、疼痛緩和内科の高橋秀則先生。
高橋先生も腸に良い物は脳にも良いと言われています。
そして癌患者はリーキーガット症候群など腸が悪く、患者さんにビオネやビートオリゴを薦めています。そして、ビオネ酪酸菌の併用は更に効果的と言われています。
篠浦先生も高橋先生もとても優しく患者さんに接しています。特にこれからは、予防医学の必要性も訴えています。
癌の治療よりもがん予防。
人の体は1日に数千個の癌細胞が出来ると言われています。
健康体なら自然治癒力で癌も消滅しますが、生活習慣の悪い人の体内では癌が増殖していきます。
1センチの癌(10億の細胞)が出来るのは10~20年かかります。
癌が分かった時に癌になったのでは無く、もっと以前から癌になっていたのです。
予防の鍵は生活習慣を見直して自然治癒力を高める事。
食事は和食中心にして、善玉菌優勢の腸内フローラを作る事。
特に発酵食品と食物繊維の摂取量が重要です。
その他、適度な運動(血液循環促進)、発汗(排毒)、気分転換(緊張の緩和)、人に優しくする事(オキシトシン)も大事です。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき