お陰様で、この番組も今日で放送11周年を迎えました。
皆様に支えられて、長年番組を続ける事が出来ました。
リスナーの皆様、本当に有り難うございます。
これから徐々に紫外線が強くなります。
特に5月から9月までは、紫外線が強い季節です。
東京オリンピックと紫外線のリスクについて、オーストラリアの研究チームが発表しています。競技の予定と時間で予測された答えは、昼間長時間の競技は、女子テニスシングルスが一番リスクが多く、男子ゴルフ、男子自転車ロードレース、女子ビーチバレーの順番です。
皮膚がんのリスクが高まるので、対策を呼び掛けています。
当然、試合を観戦される方もリスクを伴います。
紫外線は皮膚のDNAを傷つけますが、細胞には傷を修復する機能があります。
長年にわたり、数えきれない程の修復を繰り返していくうちに、傷の治し間違いが生じて遺伝子の突然変異が起こり、癌発生の遺伝子になった時に癌になります。
これだけ聞いてしまうと、紫外線は恐ろしいと思われる方は多いでしょうね。
でも体内では、癌は紫外線以外の原因によって全身で発症します。
紫外線=皮膚癌ではなくて、紫外線+皮膚ガンになりやすい体質があると思われます。
食事や様々な生活習慣が癌の発症に関係しています。
癌の発症を促進する食べ物、癌を予防する食べ物、癌になりやすい生活習慣、癌になりやすい体質などがあります。
欧米人など白人は皮膚癌の発症が多く、日本人などの有色人種は皮膚がんのリスクは低い傾向があります。
知り合いの日本人で「皮膚癌になった方」は殆どいないと思います。
農家や漁業、工事関係者は、真っ黒に日焼けしていますがお元気です。
普段、日に当たらない人が、いきなり日焼けをするとトラブルの原因になります。
紫外線は、シミや皮膚がんの原因とも言われますが、酸化した油も大きな要因です。
皮膚がんは腸内細菌も関与しています。食養生も考えないといけませんね。
紫外線と医薬品が原因で増えている病気があります
薬剤性皮膚炎の中の光過敏症「光線性皮膚炎」
薬剤を塗ったり湿布をした後、紫外線を受けて発症する「光毒性皮膚炎」非ステロイド系外用剤や湿布薬
など外用薬を湿布した部位に紫外線が当たると症状が出ます(紅斑、浮腫、水疱、びらん)
薬を飲んで発症する「光アレルギー性皮膚炎」は、ニューキロノン抗菌剤、解熱鎮痛消炎剤、血圧の薬、その他様々な薬剤、健康食品でも発症する事があります。(浮腫性紅斑、水疱、色素沈着、色素脱失)
皆さんの中には薬局で風邪薬を買った事のある人は多いと思います。
飲む前に説明書は読みましたか?
飲み方は読んでも、説明書をきちんと読む人は少ないですね。
風邪薬も体の異常を感じたら、病院に行かないと大変な事になる場合があります。
お薬を飲んでいる方は、説明書を一度読んで、皮膚や体のトラブルがあれば、医療機関を受診してください。
今月のプレゼント・ビオネケアローションは、お肌の弱い方や紫外線の影響が気になる方の、お肌と頭皮、髪の毛も守って艶やかにしてくれます。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき