中国武漢の新型コロナウイルスの感染拡大中です。
死者も益々増えるでしょう。
例年、中国では1月24日~1月30日までの春節で30万人以上の民族大移動があります。
武漢は閉鎖されていますが、感染者は益々増えます。
当然、海外にも感染者は飛び火しています。
空港での検疫も発症して発熱が無ければ通過してしまいます。
潜伏期間も長ければ2週間ほどあるので、その間の検疫は無防備です。
そして肺炎を発症していない感染者も多くいます。
ウイルスの遺伝子は2003年にアジア各地で広がった新型肺炎「SARS」と同じベータコロナウイルスの一種です。
現在は限定的な飛沫感染や接触感染で、患者と直接接触しないと感染しませんので、石鹸と流水での手洗いやアルコールで消毒する事である程度予防できると言われています。
インフルエンザの予防と同様に顔も洗った方が良いでしょうね。
但、今後遺伝子変異を繰り返して感染力や毒性が強くなる事もあります。
コロナウイルスは野生動物からのウイルス感染です。
動物から人、人から人、人から動物、更に動物から人に感染が繰り返されると遺伝子変異以外に他のウイルスとの遺伝子交雑により、感染力が更に強くなる事もあります。
治療薬やワクチンもありませんので、解熱剤や呼吸や血液循環を促進する対症療法しかありません。
自己免疫で抗体を作り治していくしかありません。
今回の新型コロナウイルス以外にも新たな様々な新型ウイルスは出現します。
20世紀では、1918年に発生したスペインインフルエンザ(スペイン風邪)の大流行が最大で、世界中で約4千万人が死亡したと推定され、日本でも約39万人が死亡しています。
また、1957年にはアジアインフルエンザ、1968年には香港インフルエンザがそれぞれ大流行を引き起こしました。
過去の大流行を見ると、新型インフルエンザは10年から40年周期で世界的に流行しています。
ウイルスの種類はH1N1の様に、二つの蛋白質の組み合わせでHヘマグルチニン1~16種類、Nノイラミニダーゼ1~9種類の組み合わせで144通りあります。
鳥インフルエンザウイルスもアメリカで、H7N2型ウイルスが沢山の猫に感染して、猫から人にも感染しています。
その他、シベリアの永久凍土では、温暖化により凍土が溶けて、眠っていた未知のウイルスが検出される危険性が高まっています。
3万年前の地層から発見された「モリウイルス」は、アメーバの細胞内に入ると、12時間簿に1000倍に増殖します。
様々な要因で新型ウイルスは出現して、バンデミックは必ず起こります。
それに対しての準備は必要です。
感染症は発症する人と発症しない人がいます。
また、発症しても治癒する人がいます。
自己免疫が関係していますが、現代人は免疫が低下しています。
リンパ球の60%は腸に集まっています。
免疫の最前線は「腸管免疫」腸内フローラと食養生で、自己免疫を作る事。
ウイルスは動物に感染しますから、腸内腐敗しやすい動物性食品を控えて、発酵食品の乳酸菌発酵物質をしっかり食べて腸管免疫を向上させる事。
腸管免疫におススメは発酵食品の乳酸菌発酵物質(乳酸菌生産物質)
そして免疫機能の向上はキノコ類のβグルカンや海草のフコイダン、色の濃い野菜のポリフェノールなど植物が持っている栄養素が重要です。
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井草克一&仲みゆき