お正月からの食べ過ぎと運動不足で体調の悪い方が増えています。
お餅の食べ過ぎは中性脂肪や血糖値が上昇します。
特に糖尿病患者数は増加傾向です。
健康診断では発覚しにくい隠れた糖尿病「血糖値スパイク」が増えています。
血糖値スパイクとは、食後すぐに血糖値が大幅に上昇しますが、通常の検査では見落とされる現象です。血糖値が急上昇しても、時間と共に低下していくので、通常の検査では発見できない様です。
食後1~2時間ぐらいで検査しないと分かりません。
日本人の1,400万人以上に起きている現象とも言われています。
痩せている若い女性でもたくさんいるようです。
糖尿病は血管が痛んで、突然死、癌、認知症など様々な病気のリスクになっています。
以前、糖尿病のリスクでAGE(終末糖化産物)の話をしましたが、AGEとは蛋白質と糖が加熱されて生成する物質で、毒性があり、老化を促進する物質と言われています。
血管に蓄積すると心筋梗塞、脳梗塞、骨に溜まると骨粗鬆症、目では白内障の原因になります。
血糖値が高い状態が続くと、体細胞や体組織中の蛋白質が糖と結合して、体温で熱せられて生成します。
初期の段階では血糖値が下がれば、正常な蛋白質に還元されますが、高濃度の糖があれば、毒性物質へと変化していきます。
糖尿病は腎不全、失明、足の切断、認知症など様々な合併症を発症します。
朝食を食べずに検査をして空腹時血糖値、基準値は110以下ですが、90以上は糖尿病の可能性があります。
特に95以上は要注意です。
予防には食物繊維の多い野菜やサプリを食前に食べる事。
朝食(和食、発酵食品)を食べる事も重要です。
食事は和食と発酵食品中心に野菜、根菜類をしっかり食べて、糖の吸収を抑制する事。
ゴマ、小魚、ナッツ類を食べて善玉コレステロールを増やして、高脂血症の予防も大事です。
今月の舞茸活性粒は食物繊維やβ―グルカンも多く、特に舞茸は食べるだけでも糖尿病の改善効果などが確認されています。
その他感染症の予防も期待できます。
今月の大阪講演会のご案内
1月18日(土)13時30分~15時30分、大阪市中央区、むすびガーデン3F/正食協会講義室で講演会が開催されます。地下鉄天満橋駅から徒歩10分です。
お問い合わせはむすびガーデン06-6945-0618
演題「玄米菜食と腸内フローラ」根腐れ腸内フローラは食事で変わります。乳酸菌とビフィズス菌の違いって知っていますか?癌になる食べ物と癌を予防する食べ物、悪性腫瘍と良性腫瘍の違い。乳児湿疹、アトピーの原因と腸内フローラ。早すぎる離乳食がアトピーを増やす。糖尿病と脳梗塞、心筋梗塞の予防。
老化現象の原因とアンチエイジング。血液検査、基準値内でも病気のリスクがある。
講演終了後、個人相談もございます。要予約
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき