寒さで悪化する腰痛とぎっくり腰対策 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

寒くなってきたので腰痛のある人やぎっくり腰の経験のある人は要注意です。

足やお腹を冷やすと症状が悪化する事が多いです。

下肢を冷やさない様に、ヒートテックのタイツやソックスを履く事。冷たい物を飲まない事。

便秘も要注意です。

食事も温かい物(味噌汁、粕汁、豚汁)を欠かさずに、お蕎麦や鍋物も良いでしょう。

便通の悪い人は、ご飯、発酵食品、食物繊維の多い根菜類をしっかり食べる事。

ビートオリゴをご飯やみそ汁に入れて炊いて食べれるだけでも、便通は良くなります。

腰痛になりやすい人は立っている姿勢も悪いです。

姿勢の良い職業、警察官、警備員、美容部員、デパートなどで働いている方などは比較的姿勢も良いです。

但、長時間の立ち仕事は足が浮腫んだり、筋肉疲労や屋外では冷えなども加わり筋肉の緊張から骨格の不正列などで腰痛にもなります。

特に腹筋を使わずに足ったり座ったりする人は腰をそったり、体を丸める姿勢が多く、腰に負担がかかります。

だらしなく座っている人も腹筋を使っていません。

腹筋を鍛えて、しっかり使って生活する事も重要です。

若い方は腹筋を鍛えれば良いですし、ご年配の方は、腹筋を使うように意識して体を動かしてください。

ご自身の日常の動作や姿勢をチェックして、意識してちょっと改善してみましょう。

歩く時の姿勢を良くする為には4つ意識してください。

1、腹筋を意識する事。

2、肩を少し後ろに反らして胸を張る事。

3、足首を動かして爪先(母指球)で地面を蹴って歩く。

4、頭のてっぺんの髪の毛を上から吊ってもらっているイメージで正面を見る。

これで姿勢良く歩けます。

寒い日や雨の日はご自宅でスクワットなども良いでしょう。

意識する事は同じです。

不安のある方は机などにつかまって、転ばない様にしてください。

これから、ぎっくり腰も要注意ですね。ギックリ腰は病名ではなく正式には急性腰痛といいます。

前兆は、腰に違和感がある。足が冷える、便通が悪くなった。などがあります。

体の冷えや腸の働きが悪くなると筋肉が収縮して腰椎を圧迫します。

急な動作をしない。くしゃみでギックリ腰になる方もいます。

下肢やお腹を温めて、便通が悪ければオリゴ糖を温かい飲み物に入れて飲んでください。

冷たい物厳禁。

お風呂や温熱治療器などで体を温める事と、軽いストレッチや腰痛体操をしてください。

分からない方はインターネットでの検索や書籍を購入してください。

ギックリ腰になったら、炎症を起こしているので熱を持っています。

患部(腰)は揉んだりせず、氷をタオルで巻いて、ビニール袋に入れて冷やしてください。

足のマッサージや足を温めると少し楽です。

とりあえずは無理に動かず、安静にする事が大事です。

2~3日で楽になります。

熱が引いたら温シップにしてください。

慢性腰痛の方はヘルニアの可能性もあります。

腰椎椎間板ヘルニアと診断された場合、痛くて動けない状態であれば安静にしないと仕方ないですが、動ける状態なら動ける範囲内で少しずつ動いてください。

動くほうが、腰の血流が活発になって改善しやすいです。

いずれにしても、様々な症状の根本原因は血液の汚れと血液循環不良、体内酸素不足です。

冬の食養生、腸内フローラ、筋肉中酸素量を増やす事が予防の鍵です。

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声 http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC191204_Dr_K_Egao.mp3