医薬品の副作用、ビタミン剤、サプリメントの副作用と原材料の嘘 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
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トクホなどのサプリメントやビタミン剤などの効果については、必ず効果があるという物ではありません。

逆に体質に合わない物や、ビタミン剤などは副作用があります。

医薬品の副作用は、メーカーのHPにも明記されているので確認できますが、サプリメントには記載がありません。

医薬品の副作用の多くは、消化管に炎症が起きる物があります。

特に小腸の炎症、傷(潰瘍)ただれ(炎症)が様々な病気の原因になります。

抗生剤、鎮痛剤、風邪薬、アスピリン、脳神経系の薬などが指摘されています。

その他、抗生剤や鎮痛剤のリスクは腎機能低下(急性腎障害)を起こし、多臓器不全になると死亡します。最近は腎機能をチェックして、一時的に投与を止める事も検討されています。

医薬品のビタミン剤も副作用があります。合成して製造しますので食品の成分とは違います。漢方薬も長期服用は様々な副作用があるものがあります。

但、医薬品も症状によっては必要ですから、勝手に止めないようにして下さい。

では、サプリメントのビタミンやミネラルはどうでしょうか?

サプリメント原材料や摂取量によってはアレルギーなどの副作用があります。

マルチビタミンなどを飲んでいる人は多いのですが、ビタミンは必要と思って摂取されていると思います。

そして、利用者も販売者も原材料の事を知らない人が多いです。

自然食品店でマルチミネラルを販売している店がありました。

商品の紹介者が全て天然原料を使用していると言われてそれを信じていました。

加工食品もサプリメントも先ず、原材料を確認する事が大事です。

天然成分だけで製造していると思って飲んでいる人が多いと思いますが、原材料ビタミンB1,B6,B12,ビタミンCと書かれていれば、合成です。

しかも原料もピンキリ。

ビタミンCでも1Kgあたり数百円~数万円まであります。当然、天然原料は高いし、合成でも粗悪な工場で生産されれば安いですね。

天然原料の原材料はビタミンCなら「アセロラ抽出物」ビタミンB12ならビール酵母、酵母(ビタミンB12含有)と書かれています。その他、大豆濃縮物なども天然原料です。

カルシウムやミネラルでも、隠れた真実があります。

以前、カルシウムの原料で、ある植物原料のカルシウムとして販売され、当時は水に溶けるから吸収が良いと言って販売していました。

植物から大量のカルシウムを抽出する事は不可能です。

製造工程は植物を乳酸菌発酵させて乳酸を作ります。

乳酸に石灰石(石灰乳)を混ぜて化学反応で乳酸カルシウムが生成されます。

実は乳酸と石灰石を原料に化学反応で作ったカルシウムなのです。

現在はホタテ貝や牡蛎殻を使用している製品もあります。

その他、10年ぐらい前にアメリカから輸入されたミネラルの水溶液があります。

太古の植物の化石が溶けたミネラル水と言って販売されていました。

私が思ったこと「植物には大量のミネラルは含有されない」そして成分分析値をチェックすると、原料が解明できました。

成分で一番多いのが硫黄です。

動物も植物も大量の硫黄は含有しません。

火山ガスが水に溶けると硫酸が生成されます。

その水に岩石が溶けた水が原料です。

現在、その原料の製品の成分には硫黄の記載がありません。

錠剤なども原材料をチェックする事が重要です。

蔗糖脂肪酸エステル、大豆硬化油、セラックなど様々な添加物を使用している製品もあります。

カプセルもカプセル自体に添加物が入っている物もあります。

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC190529_Dr_K_Egao.m4a