がん予防・体を蝕む食品「日本古来の和食が健康の原点」 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

二人に一人が癌になる時代、現在、癌患者は100万人以上です。

糖尿病、心臓病、脳卒中、アレルギー、自己免疫疾患、その他様々な病気のリスクに囲まれている日本人

昭和30年(1955年)までは感染症(結核、肺炎、胃腸炎)が死因の13位、4番目は老衰でした。

1956年からの西洋食の普及と食品添加物によって日本人の死因が変わりました。

先週のテーマの食品添加物(防腐剤、タール系色素)、農薬、化学物質以外に様々な問題があります。

  1. トランス脂肪酸・食べるプラスチックとも言われ、アメリカでは2018年に全面禁止になりました。

LDLコレステロールの増加、HDLコレステロールの低下、心筋梗塞、肥満、内臓脂肪の増加、アレルギーなど、様々なリスクがあります。

ここ数年で含有量の低い製品も増えてきましたが、まだまだ安心できません。

マーガリン、ショートニング、外食産業(フライドポテト、唐揚)、スナック菓子、洋菓子、パン

2、AGE・終末糖化産物・蛋白質と糖が加熱されて生成する物質で、毒性があり、老化を促進する物質と言われています。

(蛋白質+糖質+加熱)高温調理は避ける(煮物、焚き物、蒸し物にする)

食品・蛋白質(卵、牛乳)+糖質(小麦粉)ホットケーキ、天ぷら、タコ焼き、お好み焼き、洋菓子、パン

体内・糖尿病のヘモグロビンA1c(血糖+ヘモグロビン+体温)、骨粗鬆症(血糖+コラーゲン+体温)

白内障(水晶体中のクリスタリン+血糖+体温)、アルツハイマー型の認知症(脳内の蛋白質の糖化)

その他、脳梗塞、心筋梗塞の原因にもなります。

3、アクリルアミド・工業用途において紙力増強剤や水処理剤、土壌凝固剤、漏水防止剤 、化粧品(シェービングジェルや整髪剤)などに用いられるポリアクリルアミドの原料 として1950年代から製造されている化学物質です。

食品中のアミノ酸・アスパラギン+加熱・120度以上で発生します。

モヤシ炒め、野菜炒め、フライドポテト、スナック菓子、炊き肉、ステーキ、ベーコン

4、ベンツピレン(ベンゾピレン)酸化した油・煙に含有する発癌性物質(遺伝子と結合⇒癌化)

 焼肉、焼き鳥、ベーコン、炒め物、揚げ物

500gの焼肉の煙に含まれるベンツピレン=煙草の煙中ベンツピレン??本

肉を食べるなら、しゃぶしゃぶや寄せ鍋、冷しゃぶが良いでしょうね。

ウインナーやフランクフルトはボイルで食べる方がリスクは少ないでしょう。

手作りハムもお勧めです。結構簡単に出来ますよ。

1、鳥の胸肉にフォークで小さな穴を数か所開け塩コショウやハーブなどお好みの調味料をかけます。

2、三日間冷凍して自然解凍(冷凍しなくても良いですが、最後の加熱に気を付けて)

3、水が入らない様にラップでしっかり包んで輪ゴムでしっかり止めます。(密閉袋でもOK

4、お湯が沸騰した鍋に入れて3分で火を止め、更に5分置けば出来上がりです。

焼いたり炒めたりしていないので、体に優しい動物性たんぱく食品です。

いずれにしても、高温調理(炒め物、揚げ物、焼き物)は控える事。

煮物、焚き物、蒸し物などの調理と和食が一番です。

腸内細菌を発酵型にしておくと、有害物質も分解します。

その他、発酵食品と毒素を吸着する食物繊維も大事です。

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC190206_Dr_K_Egao.mp3