好き勝手に物語を書くぞ~♪ -26ページ目

序章~プロローグ~96

ダークエンジェルの言葉を聞くと
「…何だ、この今までに感じた事の無いプレッシャーは…。」
とミカエルが呟いた。
ルシフェル達5人は、部屋から出ている、とてつもなく強いオーラを感じていた。
そんな中、ダークエンジェルが扉の方を向いて軽く
『トントン。』と、叩くと
「サタン様、皆様をお連れ致しました。」
と中に向かって言った。
すると部屋の中から低い声で
「ああ、分かっている…早く中に入れろ。」
と言ってきた。
それを聞いたダークエンジェルが
「かしこまりました。」
と、中に向かって言うと、再びルシフェル達の方を向いて
「それでは皆様、中にお入り下さい。」
と言って、扉を開いた。

序章~プロローグ~95

他の4人も身なりを整えると、ダークエンジェルの方を向いてうなずいた。
「それでは、行きましょう。」
ダークエンジェルがそう言って、上に向かう階段を上り始めると、5人も続いて上り出した。
最上階に行く階段の壁にはたいまつが掛かっており、辺りを照らしていた。
そして、階段をひたすら上ってはみるものの、部屋らしきものは1つも無く、まるで塔を登っている様だった。
しばらく階段を上ると少し広い所に出たのだが、やはり部屋らしきものは何処にも見あたらなかった。
「おい、まだ最上階には着かないのか?」
さすがにしびれを切らしたのか、ガブリエルがダークエンジェルに向かって言った。
「はい、ここは城の半分の所に位置します。ですから、まだ階段を上らなければなりません。」
ダークエンジェルが申し訳なさそうに言うと、ガブリエルはため息をつきながらも階段を上った。
全員が最上階を目指して、かなりの時間がたっていたが、ひたすら階段を上り続けると、ようやく終わりが見えてきた。
そして、部屋の扉の前に着くと、ダークエンジェルがルシフェル達の方を向いて
「皆様、お疲れ様でした。ここが、サタン様が居られるお部屋です。」
と頭を下げて言った。

序章~プロローグ~94

5人の様子を見ていたダークエンジェルが
「全員、ご無事で何よりです。」
と言いながら微笑むと
「最後は、この城の最上階にあるサタン様の部屋まで階段を上ります。」
と5人に向かって言った。
「さっきの様な、危険な場所はまだあるのか?」
ルシフェルが腕を組みながらダークエンジェルに聞いた。
「いいえ、ご安心下さい。今の様な危険な場所はもうありません。」
ダークエンジェルは首を左右に振って応えた。
「そうか、分かった…。すまないが、少し時間をくれるか?」
とルシフェルが言うと
「はい、わかりました。お待ち致します。」
とダークエンジェルは応えた。
「すまない…。」
とルシフェルはダークエンジェルに言って、4人の方を向いた。
「お前達、サタンの所に行く前に、少し力を回復しておけ…。」
とルシフェルが言うと、4人はうなずき、それぞれが静かに目を閉じた。
すると、5人の身体が緑色の光に覆われていった。
『癒しの力』を使って、自分達の体力を回復させているのである。
ダークエンジェルは、しばらくその様子を見ていた。
そして、光は次第に弱まっていき、徐々に消えていった。
回復が終わったのか、5人がゆっくりと目を開くと
「…待たせたな、では行こうか。」
とルシフェルがダークエンジェルに言った。