John William Griffin Jr.というFacebookのAntiscamグループから許可を得て訳してシェアしています。4月に公開しようと思っていた記事ですが、最近ミリタリー詐欺関係の検索でここに来られる方も多いので、急きょ予定変更して公開します。

 

本物の戦地の軍人について

 

これは、本物の軍人によって書かれたものをFacebookのAntiscam活動家たちのページなどでシェアされているものです。私がここにシェアするのはJohn William Griffin Jrのフェースブックからですが、そのほかにもいくつかのページで読んでいます。

 

日本で時々起きる米国軍人が女性を襲ったりする事件や、軍人目当てに基地近くで遊ぶビッチーな女の子たちと彼女たちと遊ぶ軍人などを見ていると、米国軍人がネットで女性に近づいてきて『交際しましょう』と言ってきても不思議じゃないと感じる方おられるかもしれません。でも、詐欺師たちのアプローチと、女遊びする本物の軍人さんと、かなり違いますよ。

 

以下、翻訳文です。

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1.戦地の軍人は座ってインターネットで時間を過ごす暇などない。もっとたくさん優先順位の高いことをしなければならないのだ。

例えば、食事して、シャワーを浴びて、寝る、弾薬を充てんする、制服を洗う、テレビを見る、任務に備える、勉強する、機器類の確認をする、同僚たちと出かける、XBoxのゲームをする(前進作戦基地にあればの話)。

 

 

2.本物の軍人はデートサイトで中高年女性を探したりはしない。これにはいくつかの理由がある。まず、デートサイトでは一緒に寝られない。(そしてほとんどの兵士たちにとってはそれが重要なことなのだ)。彼らはもっと人との交流を好むから、バーやクラブに行くのが好きだ。それから、殆どの兵士たちはうぬぼれが強いから、若くて、胸が大きくて、美人を求めている。デートサイトではそんな女性は見つからない。軍人は馬鹿にされるのが大嫌いだ。デートサイトなど使ったら、物笑いの種にされるだろう。

 

 

3.戦地(CZ、Combat Zone)の兵士には以下のことはあり得ない:

 

a) 食べ物や水がない: 

訓練された92G(フードサービス)のコックが一日三食用意してくれる。一日中スナック(ビーフジャーキーやマフィンなど)と飲み物がDFAC(Dining Facility:食事施設)にあり、すべての兵士たちはそこに行けば良いだけだ。水が1リットルボトルに入っていて、FOB(前進作戦基地)には大量にある。

 

b) 医療のケアができない: 

軍は兵士たちを衛生兵として訓練し、負傷兵を治療するために訓練を受けた医者を雇っている。

 

c) 備品がない: 

部隊の補給品を維持して供給する92Yの備品供給部隊により必要な備品は備えられている、

 

d) 弾薬が足りない: 

兵士たちは十分な弾薬を持っており、足りなくなればSpeed Ball Packageと呼ばれるもので届けられることになっている。

 

 

4.兵士たちの休暇規定: 

いかなる民間人(例えばあなた)でも軍人の休暇を申請することは出来ない。いかなる民間人(例えばあなた)も軍人の休暇のためにお金を払うことは求められていない。いかなる民間人も、軍人の上官に申請書などを記入する必要はない。絶対にありえない。

 

軍人の休暇は軍人とその指揮系統によって管理されているのだ。いかなる外部の圧力があっても、それは変えようがない。軍人たちは、みなさんが仕事で休暇を取るのと同じようにして休暇を取れる。もし戦地の軍人が休暇を取る場合、戦地から目的地まで無償で行けて、無償で戦地に戻ることができる。軍人の休暇を扱う架空の部門など存在しない。

 

 

5.軍人の(アフリカや英国や、月にいる)家族が負傷し、治療が必要: 

米国軍人の子供の医療上の援助を民間人から受ける必要は全くない。兵士たちはTRICAREという保険に加入していて、世界中のどこにいても保険で100%カバーされる。家族も100%保険でカバーされていて十分にケアを受けられる。

 

誰であれあなたに『病気の子供』『病気の母親』『その他諸々』のためのお金を求めてくるなら、そいつは大ウソつきだ。

 

 

6.大金や大量の金塊などを見つける: 

ほとんどの皆さんはアフガニスタンに行ったことがないだろうから簡単にご説明しよう。アフガニスタンの人々は非常に貧しい。もし多額の現金や多量の金塊があれば、自分たちのために使うだろう。アフガニスタンにいる兵士たちは、過去も、現在も、未来にも、銀行強盗でも働かない限り大金など見つけることはないだろう。

 

 

7.法的な問題

本物の兵士は法的な問題を解決するために、法廷弁護人、弁護士、大使、大統領、高級将校やその他の人々とやり取りすることはない。軍では訓練された軍人と法律家が軍法会議を扱う法務総監のもとで働いている。彼らは法学部を卒業した下級士官たちだ。個人的な問題ではない限り、それ以外の者に法的問題を扱ってもらうことはあり得ない。

 

 

8.お金(そしてウェスタンユニオン):

アフガニスタンについて、いくつか知っておいてほしいことがある。

 

a) 兵士たちはTraveling Payのチームからお金を得られる。金欠になることもなく、食べ物や薬をかき集める必要もない。

 

b) 自分はアフガニスタンで27か月(2回(2007年から2008年および2009年から2010年)過ごしたが、兵士が一人で行けるような場所ではウェスタンユニオンなど一度も見たことがない。アフガニスタンのウェスタンユニオンは、いかなる兵士たちもお金を受け取るために立ち寄るような場所ではないだろう。

 

 

9.兵士たちのメンタリティと用語:

ここまで読んでもまだ意味を理解していないとしたら、メンタリティのことについて話さねばなるまい。我々は単刀直入ではっきりものを言うように訓練されている。我々はクリアに話すので、我々の話すことの意味が判りやすいだろう。軍に所属していたことのある者ならだれでも、事態を緩和させるためにどう言えば良いかを知っているし、どのように上申すればよいかも知っている。それが我々の本分だ。我々は軍の外ではあまりつかわれない言葉を使う。例えば OPSEC(運用保全), SITREP(情報報告), Chow, Clusterなど。我々は自分たちの言葉を話し、軍人同士では水が流れ出るように自然とその言葉が出てくるものだ。民間人には理解ができないだろう。

 

我々は英語(スペイン語の場合もあるが)を話すが、言語の概念を理解している。デートサイトに出没する我々に成りすました男たちは、英語の言語を理解していない。彼らは接続詞の使い方を全く理解していない。彼らは書き言葉を理解しておらず、どのように言うかを知っているだけだ。(例えばI amの代わりにAmを使うなど)。

 

成りすましどもは、シェークスピアの物語に登場するロミオのように愛を告白する。(兵士たちはそのような愛の告白をしない。軍人とはそういうものだ。) 我々は詩を送ったりもしない。(汚い滑稽五行詩も含めるのではない限りは)。子猫の写真なども投稿しない。(我々は犬型人間だ、デカくて強いほうがいい。)

 

 

10.最後に:

軍人たちは始まった当初からフェースブックを使っている。友達は何百人もいて、ほとんどは軍人だ。我々はいつでも互いに対話をする。あなたが我々の友達にリストされていたら、それがどんなものかわかるだろう。退官した友人との活発な情報合戦のやり取りがない日はないだろう。 我々は戦友同士なのだ。ともに地獄に行って、還ってきた。リアルの生活でも友達であり、オンラインでもだ。

 

偽兵士の出会い系サイトやフェースブックのプロフィールをよく見てくれたまえ。ものすごい人数の軍関係の友達がいなければ、本物の軍人ではない。そのようなデタラメな野郎どもに騙されないでほしい。

 

 

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