【国際ロマンス詐欺の手口】ミリタリー詐欺

キーワード: 軍人 休暇 退役 任期短縮 申請 米国軍 英国軍 将校 詐欺

 

John William Griffin Jr.というAntiscam GroupのFacebookから、ミリタリー詐欺の手口を紹介します。(Thanks to Raku for permission to translate into Japanese.) 

 

実際に会ったことのない人にウェスタンユニオンやマネーグラムから送金をしてはいけない。送金してしまったら、お金は絶対に戻ってこない。米国軍の兵士は無償で医療が提供されているので、医療費を送金してもらう必要はない。休暇の申請は兵士自身がする。だから誰かが自分のための休暇申請をあなたにしてほしいと言われたら、それは偽物である。

 

詐欺師たちはグーグル電話番号やコールセンターのバーチャル電話番号などを使って本物の電話であるかのように装い、電話で女性と話をする。

 

彼の話はすべて嘘である。

 

彼は特殊任務に就いている

 

1. 彼は特殊部隊に所属していて、あなたに情報を開示できない。もちろん、特殊部隊の隊員は自分の仕事のことを誰にも言うことができないものだが、本当に特殊な任務に就いている人は、『特殊任務』のことをランダムに見つけた見知らぬ人には言わないものである。私(原文の筆者)の夫は特殊部隊に所属していた。何度か彼の部隊の人たちと一緒に食事に出かけたことがあるが、人々が彼らがどんな任務に就いているのかとたずねると、彼らは『陸軍に所属している』と答えるだけだった。特殊部隊の隊員はそこに所属していることを自慢したりはしない。彼らはそれなりの理由があって『静かなプロフェッショナル』として知られているのだ。

 

 

休暇の取得が承認されない

 

2.彼は2年デプロイされていたが、休暇をとらせてもらえず、すぐに帰国してあなたに遭いに行くことができない。本当に兵士が長期の海外勤務の末休暇を取らせてもらえないとしたら、ニュースを賑わせることだろう。それは嘘である。

 


彼は極秘任務に携わっている。

 

3.彼はイラクやアフガニスタン以外の国で極秘任務に就いている。(いや、イラクやアフガニスタンの任務と称している場合でも、すべて嘘だ。) 今は米軍は確かに国外の複数の国に派兵している。しかし、彼らはそのことを話すことはない。とりわけ『極秘任務』であれば、そのようなことを人に漏らすはずはない。有能なグリーンベレー特殊部隊員は見ず知らずの人に自分の居場所など教えない。(いや、知っている人にさえも教えないだろう。)

 


彼は彼の部隊の誰かから許可を得る必要がある。

 

4.彼は彼の任務について話してはならないと言うが、しかし彼が本当に自称している人物であるとあなたを信じさせるために上官から許可を得て話ができると言う。そしてこの後ふり人な嘘が続くのだ。もし彼が任務に関することを口外してはならないのであれば、上官はネットで知り合っただけの人物のみならず彼の家族に話すことさえ許可はしないだろう。時としてこの手口では、彼はあなたがメールを上官に送り、許可を申請してほしいと頼んでくることがある。すると、上官は返信してきて電話をつなぐためにお金を払うようにと要求してきたり、そのほかの嘘をついてくる。

 

 

彼の周囲の人はみな他界している。


5.彼はこれらのいずれかを言うだろう。両親が死亡している。妻が彼の腕の中で死んだ。妻が恐ろしい交通事故で子供たちと一緒に死亡した。彼の子供たちは孤児となり、どこか遠いところに住んでいる。あるいは彼が孤児として育った。……すべて嘘である。これらすべてを語るならなかなか笑える。本当に? 私は本当に不幸な方々を知っているが、これが本当ならその最たるものだ。そしてそれが本当なら、そんな不運な人なら、なぜあなたは彼と一緒になりたいのだろう?

 


彼は郵送できる住所を持たない。


6.彼は部隊や階級がよく変わるので、郵送可能な住所を持たないという。しかし本物なら特殊部隊でさえ、APOのアドレスを持っているのだ。APOは郵便私書箱でもないし、ナイジェリアにあるわけでもない! そしてウェスタンユニオンとも関係ない。そして彼の住所がないからといって彼の親戚という人物を通じて送金するなんていう必要もないのだ。

 

 


彼は休暇を取るのにお金が必要


7.彼は軍がお金を払ってくれないため、保養休暇を取るためにあなたにお金を払ってもらわねばならないという。これは絶対に嘘である!! 本物の兵士は自分の国に帰るのにお金を要求することはない。その必要はないからだ。軍が戦地からの往復の旅費を出してくれるのだ。これは非常時の帰国、例えば親族の死などの場合も含む。これは自分でアフガニスタンからデルタ航空で国に帰るチケットを自分で買うようなものとは全く異なる。

 


彼は休暇を取るのにあなたの申請を必要とする


8.彼は帰国することができると言うが、あなたがメールで休暇を申請しなければならないと言ってくる。本当に軍人の配偶者がメールで上官に軍人の休暇を申請しなければならないとすれば、すべての軍人の配偶者がこれをしているはずではないだろうか? だとしたら誰も任務に就かないだろう。軍は軍人の家族からの休暇申請は受け付けない。たとえ近親者の死であっても、米国赤十字によって確認がなされて、その結果が軍に通知され、休暇がとれることになる。親族を名乗るものが言ったことをそのまま鵜呑みにはしないのだ。

 

 


彼はあなたに電話のお金を払ってもらう必要がある。


9.彼はあなたに電話回線や携帯電話、あるいはこーリングカードなどのお金を払って、たがいに電話で話ができるようにしてほしいと言う。本物の兵士は無料で家に電話ができる。私(原文の著者)の夫は何度か海外の任務に就いていたが、電話代を1セントたりとも支払ったことはない。もし兵士が電話代のことを言って来たら、明らかに詐欺師である。言うまでもなく、本当に必要なら兵士たちは自分でこーリングカードなどを買うことができる。

 


彼は退役しようとしているところである


10.彼はもうすぐ退役し、そしてあなたと結婚してずっと幸せに暮らしたいと言う。これは多くの場合上級の将校であるという筋書きである。典型的な作り話で、すべて嘘である。本物の将校はインターネットで見知らぬ相手とオンラインで話をしているような時間はほとんどない。

 


彼の子供が何某を必要としている。

 

11.彼の子供が死にそうだったり、治療を必要としている、あるいは何らかの医療上の緊急事態となった。彼はそのためのお金が必要だ。全ての軍人の被扶養者はなかなか良くできたTricareの保険がカバーされている。私(原文の筆者)はC-Sectionを契約していたが、これは3日間の入院で一人部屋を取れるものだった。その入院でいくら払ったかというと、12ドルだけだ。本物の軍人は子供の医療費を自分のポケットから出す必要はない。

 

 

 

彼は将官である。


12.将官は一か月あたりの基本給が $12,000 である。ではなぜあなたからのお金が必要なのだろうか?

 

 

彼の給料はアメリカの口座に支払われ、口座にアクセスできない。


13.マジで? 第一、軍は在任中に必要なものを備えてくれるため、海外でたくさんのお金を必要としない。第二に、自分の銀行口座にアクセスすることは可能っである。だからこれも嘘だ。殆どの郵便局の本局へ行けばATMはあるし、軍の売店ではデビットカードやクレジットカードが使える。もしATMがどこにもなく、他にお金を引き出す方法がない場所にいると言うのなら、そのお金を使うところもないだろう。なぜお金が必要なのだろうか?

 

 

彼は{ナイジェリア/ガーナ/アフガニスタン/シリア/イラクなど}で平和維持活動に携わっている。


14. 以前確認したが、ナイジェリアにはそれほど平和維持活動の任務が沢山あるわけではない。あったとしても、兵士はそのようなことを言わないだろう。

 

 

 

AD

コメント(7)