09月05日、菅義偉(すがよしひで)首相の自民党総裁選不出馬について | Cycling Wonder

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デルタ株の流行がピークアウトしている状況で話題の中心が国内の政局になりました。
個人の勝手な思いを書き綴ります。

■自民党総裁選挙と総選挙
任期満了により自民党総裁を決めなければならないが、衆議院の任期満了と時期が近く選挙のために誰が自民党のリーダーにふさわしいかで混迷している。
※安倍さんの急な降板で総裁になった菅さんの任期は、安倍総裁の任期満了までだった。
(前任者が任期中に途中退任した場合、新しく選出された総裁の任期は前任者の残任期間)


「菅氏では総選挙は闘えない」
と自民党の若手(当選回数の少ない議員)は考えており、自民党の顔を変えて選挙に臨みたいと考えていた。
自民党の幹部は、これら身内の声と世論に押される形で総選挙の前に、総裁選を行うことになった。

■これまでの政局の推測
色んな方が解析しているのですが、最もらしい話では、菅首相の衆院解散の主導権を二階氏がつぶしたことが原因だと推測している。安倍さんも切れなかった二階幹事長の首を菅氏が切ったことでこうなったというシナリオ。

・8月初旬では菅政権内で衆院選挙は任期満了で行うつもりでいた。
 閣議決定が必要だと話し合われていた。
 これが二階派からマスコミにリークされた。

・8月22日の横浜市長選挙結果を受けて
 二階氏が総裁選での菅支持を早々と決めたことに対し、派閥内の若手が表明が早すぎると反発。
 (菅氏が自民党の顔では次の選挙で勝てない)

・8月30日に、菅-二階会談
 菅首相が衆院解散のリークを受けて二階幹事長の解任を通知。
 さらに菅氏が9月解散を二階氏に話した(噂です)。
 二階氏は、「人事は自由にやってください」と発言。
 これは総裁選での菅支持は取り消します、と言う意味。

・この時点での総裁選出馬予想は、菅、岸田、高市の三氏
 菅氏は総裁選出るつもりだったが、安倍、麻生派の支持が

 はっきりしなかった。
 実際は、安倍さんは高市さんを支持、麻生派の支持もはっきり

 せず。

・9月に入り、菅氏の9月解散を、二階派がマスコミにリーク。
 マスコミ報道されるが、即時に菅首相が報道を否定。
 (首相が持つ解散権も使えなくなり、菅氏はレームダック状態)
 
・9月3日に総裁選不出馬を表明。
 派閥を持たない菅氏は総裁選に出馬する推薦人20人を獲得する見込みが立たず、不出馬を選択。
 元々安倍元首相の緊急リリーフのつもりで、首相を続けることに執着していなかったと言われている。
 (地元の市長選でも応援した候補が大差で負けたからね、人心が集まらないよ)
 
・菅氏の不出馬を受けて、総裁選への出馬意向者が増えた。
 新たに出馬表明したのが河野氏と石破氏。
 自民党総裁選=9月17公示、9月29日新総裁誕生→首相交代。
 総裁選出馬表明
①岸田文雄(64歳)←岸田派(宏池会会長)46人
②高市早苗(60歳)←細田・安倍派97人
③河野太郎(58歳)←麻生派53人
④石破茂(64歳) ←石破派18人

 
二階派(47人)は寄せ集めの派閥なので、中心になる人物がいない(自派閥から総裁候補を出せない)
二階派が石破氏を押すかもしれない
麻生派は若手が河野氏、ベテランが岸田氏を支持、河野氏が麻生派を出るかもしれない。ただし河野氏の支持がどれほどあるかは不明。
河野氏と石破氏は、そのパフォーマンスから世間からの人気はあるが、その実力がホンモノかどうかは分からない。
自民党内の議員にとって世間の人気が役立つかどうかが未定。
太郎の父親の河野洋平も粋がって自民党を飛び出して失敗した(新自由クラブ)だから太郎のパフォーマンスは、下手をすると日本の国益を損ねる大失敗になりかねないリスクが付きまとうのです。

河野洋平のミスをちゃんと片付けてから総理を目指すべきだと思う。

十代の人気なんて意味ないよ、菅のことを考えてよ。

ガースーって発言して国中から馬鹿にされたんだからね。

 
■反応
●コロナの風評被害で苦しむ飲食店業界
 コロナで痛めつけられた飲食店業界の関係者が「逃げるなよ」と言い放たれていた。
 (コロナ対策をやりきると言いながら、終結する前に逃げ出したと思われている)
 逃げたわけではないが、続けられない理由があるのです。
 
●9/5のサンデーモーニング
アフガニスタンからの米軍撤退を持ち出して、日本の政界(自民党のこと)は世界に対して日本が進むべき道を全く考えていない。いつもと変わらない古臭い内向き志向でやっていると批判。

市民のインタビュー「次の首相は、国民の声を聞いてくれる人がいいな」なんてことを放送していた

(これだっていつもと同じじゃないの?)

浜田さんは、左巻きらしく「コロナ対策の失敗に対して議論とか検証が必要」と言うが、それをしたことで何か良くなるのでしょうか、左巻きは議論し続けることは好きだが、解決させる気はない。

青木は、「自民党の安定が国民を無視した政局を許している」といい、選挙で緊張するような状況をつくることが必要だと言う。
(おいおい、青木さんよ、今の立民党に票を入れたら何か良いことがあるというのかい?)
(無責任なことが良く言えるな)

代わりになるような野党が育ってないから出来ないんであって、国民が悪いわけではない。
という単純なことが青木には分かってない。
国会を開いたらなにか改善するのか?集まる議員のレベルを考えたら、国会の開催に意味なんてないだろう。
 
■感想
個人的な感想としては、菅氏は日本の国政としては、一応結果を

出したと思う。
①東京オリンピックを予定通り一年遅れで開催した。
②コロナワクチンを予定通り確保した。

 
これは認める。何もしなかったわけではないのは理解している
しかし、日本の顔としては、失敗(失言)を恐れたのか、コミュニ

ケーションをしなかったことで自分への期待を自ら捨てていった

ように思う。
(口下手だから話しませんは、首相職では通じないよ)

自民党総裁選について、これは自民党のリーダーを自民党内部で決めるものなので、国民やマスコミがガヤガヤ言う方がおかしい。コロナ対策を放り出してけしからんという意見も的外れだ。
ワクチン接種は、一応進んでいる、あとの問題は、供給が予定通り進むかどうかである。
 
自民党は多数の派閥間闘争で活性化した政党なので、「相変わらず派閥間で全てが決まるのは良くない」というジャーナリスト(青木)の指摘は何の意味もない。
これはリーダーの選出方法の一つに過ぎない。
安倍政権が長く続いたことを、ジャーナリストは停滞と批判するが、日本国内が安定して国際的にも日本の存在を高めた。
国内政治が安定しないで国際問題など語れないではないか。
 
※コロナ対策の評価
政府としてできるのは、自粛要請への補償予算獲得と、ワクチンの確保までであり、
それをどう具体的に供給するかは自治体の責任だと思う。
なんでも、うまくいかないと政府批判する自治体の長や医師会の発言は間違っている。
コロナが流行して1年半以上経過しても、新たな流行で右往左往している様は、政府の責任では決してない。
東京都や、都の医師会がなにも協力しなかったからであって、政府を批判するのはおかしい。

 
患者の緊急搬送が出来ないのはけしからんと言うけれど、それを邪魔しているのは各県の医師会でしょう。
コロナ患者はどこでも嫌がられる、東京都民が大量に隣接県の病院のベットを占有してしまったら、神奈川・埼玉・千葉の住民は怒り出すだろう。命は大切と言いながら自分のところで負担はしたくないと言うのだから、良い対策などあるわけがない。
東京都のことは東京都で何とかしろという事になる。
緊急搬送をスムーズに行うには、現在の県単位の区割りでは難しい道州制ならば十分可能だが、それでも東京都の人口規模が突出しているので東京都だけで自己完結させるべきだ。だから東京都医師会の邪魔が全ての源なのだよ。怒りの矛先が違うよ。
町医者は人の命より自分の病院経営が大事なのさ。

個人病院の乱立が良くないんだと思うけどね。
墨田区や福井県?だったか、自治体と医師会が協力して早くから対応した自治体は酷くなっていない。
 
●横浜市民としての菅氏
「さっさと止めてくれ、次の選挙は出ないで欲しい」ですね。
「コロナ対策と総裁選は同時にやり切る体力がない」から、総裁にはなりません。
これは、「コロナ対策と横浜市長選挙は同時に出来ません」だったということですね
「地元の市長選挙なんて知るかぁー」
ということでしょう。
 
ただでさえ面倒な横浜市政に、革新系の市長なんて当選させて、どうなるんだよ。
迷惑極まりない菅野郎だよ。

●神奈川県民として河野太郎は首相として不適切
河野太郎氏は小田原平塚の名家の出身です。
父親が、あの「河野談話」の河野洋平だ。
先の戦争で朝鮮女性を不当に連れて行き慰安婦にしたという韓国側の主張に一部同意したように受け取れる発言をした人だ。
もはや、韓国の言うWW2時の朝鮮女性従軍慰安婦問題は、朝日新聞の捏造記事と一部の反政府活動家に扇動された韓国の反日運動という認識で決着している。
慰安婦と呼ばれた女性は、売春婦であるというのが正解である。(この当時では正式な職業だったのだ)
決して”性奴隷”などではない。
 
河野洋平が外務省の反対も受け付けず独断で発言したことで、その後数十年にわたって日本の国益を損なっている。
朝日新聞が捏造記事を認めたにもかかわらず、河野洋平は自身の談話を修正も撤回もしていない。
韓国に弱みを握られているためと思わざるを得ない。

(ハニートラップだとしたら最高に情けない)
そんな奴の息子が河野太郎なのである。
彼は、自分を見せるパフォーマンスには長けているが、真の実力が伴っているのか(結果が出たのか)は不明なことが多い。
言わば「言うだけ番長」に見えてしまっている。
私は河野太郎を信じていない。
 
河野氏は、総裁選への出馬について麻生氏から「自分で決めろ」と言われたそうだ。
そして総裁選に出馬すると表明した。
実際に出るためには国会議員20人の推薦人が必要なのだ。
河野氏は麻生派を出て河野派を作るつもりなら何人麻生派から引きはがしていくのだろうか?
もしそのようなことになれば、菅氏の不出馬で胡散霧消が心配された二階派が息を吹き返すだろう。
二階派が石破や河野を支持すると、安倍・麻生の両氏は怒り狂うだろう。
二人は石破と河野の二人を毛嫌いしているのだ。

自民党内の主導権争いが混とんとしている状況だろう。

野党については何もコメントはないが、これでマスコミの報道がずっと自民党総裁選で盛り上がっていくので、
その後すぐの衆院選挙に野党は埋没する恐れがある。
ただ、「国会を開かないのは憲法違反である」というシュプレヒコールだけ叫んでいては国民からバカにされるだけですよ。
それさえどうにも出来ない(他の妙手が見つからない)のが現在の野党の状況でしょう。
(誰が支持するもんか)


ではでは( ・_・)ノ⌒●~* ポイ!