旧道上りが終わったら、次は箱根下りです。
走りたい度でいけば、大観山から椿ラインを下るのが一番だと思う。
でも距離が長いので時間的にプレスポではきつい。
かといってR1駅伝コースを下るのは勿体無い気がする。
芦ノ湖周辺を楽しんで仙石原から帰るとなると2コースの選択となる。
①箱根裏街道R138で宮城野まで行き、足柄幹線林道で小田原に下る
②金時登山口から明神林道→黒白、定山林道と走って、足柄街道K78
に下る。
実を言うと、私は箱根裏街道R138が箱根で一番嫌いな道なんです。
R138は舗装は悪いし、景色もつまらないので走りたくない。
足柄幹線林道がお気に入りの林道なだけに残念だが、②に決まりです。
元箱根のセブンで飲み物を補給して湖畔で休憩。
富士山と観光船を記念撮影する。(いつも決まった行動である)
一の鳥居を潜り、元箱根信号を直進、箱根神社方面に進む。
湖畔を走り、箱根神社駐車場を通り過ぎる。
町道でしょうかね、道は舗装されているがはあまりよくないが、
仕方ないでしょう。
車の量もそれなりにあり、のんきに走れる道ではないが左に芦ノ湖
を(かすかに)見ながら箱根園を目指す。
箱根園に入ると駒ケ岳ロープウェイがを通り過ぎるまで、道は
真っ直ぐ直進する。途中にK75への分岐があるが曲がらないこと。
”ザ・プリンス”の看板(黒)の横が、芦ノ湖東岸遊歩道の入口
なのだ。
↑畑宿入口からR1を下り途中を旧箱根街道を通って元箱根セブンへ。
この写真の右側が有名な箱根杉並木の一部です。
↑湖畔にて
↑定番の構図ですね。富士山と駒ケ岳
↑箱根神社二の鳥居です。
↑箱根神社駐車場は右です。私は左側へ。
↑サイクリング用ですね
↑こもれびのなか走ると気持ちが良い
↑芦ノ湖が常に左側に見えています。
↑箱根園に入る直前に遊歩道の標識が出ている。真っ直ぐですよ。
↑駒ケ岳ロープウェイを過ぎたところ、正面に”ザ・プリンス”の看板が見えてくる。
右側の道を真っ直ぐ進む。
↑東岸遊歩道の箱根園側入口です。
(2)芦ノ湖東岸遊歩道
箱根園と湖尻の間に遊歩道がある。街中でよく見かける”自転車
通行可歩道”の青い標識がある。今回は2回目になる。
時間によるのだろう、レンタサイクルで走る人を数人見た。
(ママチャリでした)
ハイキングで歩く人は結構いましたね。
道は全線舗装でアップダウンはあるけれどK75ほどではなく、上り
で疲れるほどにはならない。
落石は無いけれど、落木の小枝と枯葉が多く道を覆っていた。
ちょっと走りにくい程度である。
途中に九頭竜神社があるのだが、どんな神社なのか、あまり興味が
わかなくて通過してしまった。
もしここに行かれるなら、事前に少し調べておくと良いでしょう。
観光船の湖尻港ターミナル横が、遊歩道の終点です。
↑基本の道幅
↑杉林が美しい。
↑きれいです。
↑湖尻です。
(3)仙石原
湖尻からはK75を仙石原方面に走ります。湖尻が見えなくなった
ところから長い直線の上りが現れます。途中にビジターセンターが
あるところ。K75の上りできついのはここだけなので、あせらず
走ります。
坂を上り終え、しばらく走ると視界が開けて、一面のススキの原
となります。
ススキの季節がいつなのかよく分かりませんが、ススキ越しの
金時山がいい感じで撮れました。
K75の右方面は台ヶ岳に沿うようにススキの原が広がります。
左は湿生花園でいろいろ植物があるんでしょうけど、K75からだと
右も左もススキしか見えませんでした。
仙石原交差点到着。
↑仙石原方面
↑ススキの間から金時山を見る
↑金時山
↑仙石原のK75
(4)明神林道
仙石原交差点を左折します。乙女峠方面にR138箱根裏街道を少し
走ると右側にゴルフ練習場が現れます。
練習場を通り越したら、車のタイミングをみて道路の右側に移ります。
直に右側に林道ゲートが現れる。今回はゲートが開いていました。
この明神林道はゲートが開いていることが多い。
金時トンネル脇に車を置いて金時山に登るハイカーを考えての処置
だと思う。
明神林道はいい道だ。走っていて気持ちが良い。
箱根側からだと金時トンネルまでの上りの途中で、時々素晴らしい
金時山の景色を見ることができる。
トンネルを抜けると、途中の見晴台から丹沢山系の山並みの絶景を
見ることができる。
冬は閉鎖されるので道が通れる晩秋あたりに走ると最高ではない
だろうか。
↑仙石原交差点を左折する。右折すると宮ノ下方面です。
↑明神林道の金時ゲート、今日は開いていた。
↑林道の様子
↑金時トンネル
↑トンネル抜けて直ぐから金時山の頂上を撮る。
↑南足柄方面の絶景、ほんとに良いですね。
↑南足柄側の見晴台から
(5)黒白・定山林道
明神林道は2分割されていると考えるのが良い。
足柄側に下り黒白林道との境界付近がカーブした分岐になっていて
右に曲がると閉まったゲート、直進方向の左はそのまま黒白林道。
本来の明神林道は、閉まったゲートの方向なのだ。丸太の森まで
続くのだが、別の道のような印象である。
↑黒白へはスムーズに移行できる
↑明神林道のもう一つのゲートです。こちらが明神林道の続き。
黒白林道は短い、そして終わりがよく分からない。
途中の下り坂で分かれ道になっている。右へ行くと定山林道だし、
左を進むと田舎道になって地蔵堂へ行く。
今回は右へ進む。
定山林道は道幅が狭く、待避所を使わないと車のすれ違いは出来ない。
最初少し登るが大部分は下りの道である。
足柄街道K78の古道入口で合流する。
今回走った道が、いずれは体裁よく整備されて”南足柄箱根道路”
になる予定である。
※ものすごく良くなるわけではないので、あまり期待しないように。
↑このような避難所が多数用意されている。
↑気持ちがいい下り。
↑林道の道。
↑足柄街道との接続点付近が最も勾配がキツイ。
(6)足柄街道
古道入口でK78に移ったら、竜福寺交差点までかっ飛んで下る。
足柄街道K78の下りはスリル満点である。
プレスポでも時速60km/hrオーバーが出てしまう。
ロードバイクなら70km/hrを越えるんじゃないだろうか。
恐ろしい下りだ。
殆どペダルを廻すことも無く竜福時に到着。
↑K78の古道入口前で撮る。ここだけがきついんです。
↑竜福時前の交差点。
この後は、K78で足柄大橋を渡り、K77で篠窪、柳を通って、富士見橋で
K709に移り堀切橋でR1に合流した。
私は富士見橋でK77を続けるより、K709でR1に合流する方が走りやすい。
K77の中井町付近の道がアップダウンばかりで楽しくないのだ。
■感想
芦ノ湖東岸の道は完全なポタリングで急ぐことは出来ません。
そのかわりのんびりして良いのではないでしょうか。
本気で足を鍛えたいなら元箱根-湖尻間はK75を走るほうが
鍛えられるでしょう。
私にはハードすぎるので避けました。
明神林道以降は、何度も走った道なので安心感があります。
紅葉には少し早いですね。11月に走るのが良いと思います。
そういえば、ブログ報告するため地図を見て気がついた、
R138が嫌ならば、仙石原の手前でK733で強羅を目指しても
良かった。今度試してみよう。
■参考URL
※1.芦ノ湖一周サイクリング
http://www.ne.jp/asahi/midnight/cruise/ashinoko_c.htm
↑これは芦ノ湖西岸からの一周を丁寧に報告している記事です。
湖尻から元箱根の部分を逆に辿ると今回になります。
※2.ススキの見頃情報 | 箱根のススキ | 箱根ナビ
http://www.hakonenavi.jp/season_special_contents/index/4
↑仙石原のススキの見頃が分りますよ。今回はちょっと早かった。
※3.管内林道の通行止め等のお知らせ - 神奈川県ホームページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p431565.html
↑林道の通行止め情報ですって。
※4.神奈川の主な林道
http://takuo.main.jp/Cycling/load/001.html
↑地蔵堂から金時までは、”黒白・明神林道”と呼ぶようだ。
以上\(^0^)/




















