中小企業や個人事業で、創業・経営する際、事業計画書を作成されますよね？販促の企画を立てる際にもいろいろなリサーチをします。お金をかけれれば、多くのデータを収集し深掘りすることができますが、結構かかるんです。
そこで、今回は、市場分析や競合分析を無料で行うために役立つおすすめのサイトを紹介します。
無料で市場分析を行う方法
1. 政府統計データの活用
政府が提供する統計データは信頼性が高く、無料で利用できます。以下のサイトが特に役立ちます。
総務省統計局｜e-Stat（政府統計の総合窓口）
総務省統計局が運営するポータルサイトで、各府省が公表した統計データを網羅しています。人口、世帯、住宅、土地など多岐にわたるデータを検索できます。
https://www.e-stat.go.jp/
総務省統計局｜統計ダッシュボード
国だけでなく、民間企業などが公表しているデータも掲載している主要な統計データがグラフなどになっている見やすいサイトです。
https://dashboard.e-stat.go.jp/
経済産業省｜統計ページ
経済・産業関連の統計データを提供しており、生産品目の生産・出荷量などを毎月集計しています。
https://www.meti.go.jp/statistics/
2. 民間企業の調査レポート
民間企業が提供する無料の調査レポートも有用です。
マクロミル｜市場調査レポート
広告・メディア、食品・飲料などの業界別にカテゴライズされた多数のデータを無料で提供しています。
https://www.macromill.com/contact/ja/reports.php
ITmedia｜調査のチカラ
インターネット上に公開されている無料アンケート・データを集約したサイトで、民間企業や国の統計データも含まれています。
https://chosa.itmedia.co.jp/
3. ソーシャルメディアとオンラインツール
ソーシャルメディアやオンラインツールを活用して市場調査を行うことも可能ですね。
X(旧Twitter）、Facebook、Instagram、LINE公式アカウント
フォロワーや友達にアンケートを取ることで、市場の反応を得ることができます。ただし、フォロワー数や友達数が少ない場合はあまり参考にならないかもです。。。
Googleトレンド
特定のキーワードの検索ボリュームを確認することで、市場動向を把握できます。5つのキーワードを同時検索できるので比較もしやすいですね。
4. 専門サイトとツール
特定の業界やニッチ市場に特化したデータを提供するサイトもあります。
J-Net21 市場調査データ
中小企業経営者向けに飲食業、物販業、サービス業などの市場調査データを提供しています.
https://j-net21.smrj.go.jp/startup/research/index.html
ホームメイト 市場調査データ
日本国内の市区町村ごとの人口状況や自然環境、所得・物価など詳細なデータが揃っています。
https://www.homemate.co.jp/research/
無料サイトでウェブサイトの競合分析を行う方法
1. SEOチェキ
SEOチェキは、URLを入力するだけで、さまざまなSEO関連データを取得できる無料ツールです。具体的には以下の情報が確認できます：
- キーワード毎の検索順位
- インデックス数
- titleタグやmeta descriptionタグ
- 内部リンク・外部リンク数
- ページ読み込み時間など
https://seocheki.net
2. SEO TOOLS
SEO TOOLSは、競合サイトのURLとキーワードを入力することで、同時に3つのキーワードの検索順位を確認できる無料ツールです。Googleだけでなく、YahooやBingの検索順位も確認できます。
https://www.seotools.jp/002_rankcheck/
3. Page Speed Insights
Page Speed InsightsはGoogleが提供するツールで、ウェブサイトの表示速度を測定できます。モバイルページとデスクトップページの表示速度を調査し、スコアとして表示されます。
https://pagespeed.web.dev/?hl=ja
4. 検索キーワードや見出し（hタグ）抽出
見出し（hタグ）抽出はラッコ株式会社が提供する「ラッコツールズ」の一機能です。「ラッコキーワード」が有名ですよね！指定したキーワードで上位表示されるページや指定したURLの文字数、タイトル、見出しを確認できます。
https://rakkokeyword.com
ここで紹介したサイトは一部ですが、上手に活用することで、無料で効果的な市場分析・競合分析が可能になります。
また、昨今は、AIを活用した分析も効果的です。次回はおすすめのAIサイトについてもまとめてみたいと思います。おたのしみに！
