Jolly phonicsを利用する際に注意すべきこと | がんばらないバイリンガル育児

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英語教授法(TESOL)を学んだママが2人の息子のバイリンガル育児に奮闘中

フォニックスシリーズ Analytic phonics VS  Synthetic phonics  の続きです。

これまでの記事は


フォニックスについて思うこと。Jolly phonics?それとも Analytic phonics?

二つのフォニックス法の違いについて。Jolly phonics vs Starfall

アメリカや日本のフォニックスのどこがダメなの?

<補足>アメリカ式フォニックスの弱点


今回は、ジョリーフォニックスを導入する際に気をつけないといけないことについてです。

先日簡単に説明しましたが、ジョリーフォニックスでは、42のレターサウンドを7つのグループに分け、グループ毎に音を学びます。

まず最初に習う音は s,a,t,i,p,n です。

これらの音を個別に習った後、それらの音をつなげてできた単語を読む練習をします。

ジョリーフォニックスのよいところは、ひとつひとつの音を学んで、それらをつなげて読む練習をたくさんするところ。

その練習を重ねることにより、音だけを頼りに単語を読めるようになるのです。

ジョリーフォニックスでは、フォニックス読みの練習の時に、絵をヒントにだすのをよしとしません。

それは、絵をみせることにより、音を読まずに、絵をみて、その言葉を言ってしまうから。

というわけで、ジョリーフォニックスのフラッシュカードはとてもシンプルです。

文字だけでなりたっています。

Jolly Phonics Cards in Print Letters/Jolly Learning Ltd.

¥5,701
Amazon.co.jp


下の映像は、英語を母国語としない親&子どものためのガイドレッスンです。

第一グループの音(s a t i p n)のサウンドを確認し、それらのサウンドレターを組み合わせた単語を読む練習をしています。

5つの音の組み合わせでできる、ant, sat, pat, pan, tap, sit, tin, nip, pin, snap の単語の読みの練習をしています。




ここで、思い出して頂きたいのは、そもそもフォニックスとはネイティブの子が読めるようになるために開発されたものです。

英語の音に十分に触れた経験があり、ある程度の語彙数がある、4、5歳以上の子ども向けです。

でも、日本で利用される場合、あまり英語の音に触れていない、語彙数の少ない子どもを相手に、フォニックスを導入することが多いのではないでしょうか?

その場合、少し注意が必要となってきます。

例えば、ある程度の語彙数があるネイティブの子であれば、フォニックス読みをし、その単語を読んだ時点で、その単語が何を意味するのかわかります。

例えば、pan という単語を p, a, n (プ、ア、ン)とフォニックス読みをし、pan(プァン)と読めた時点で、それが何を意味するのかがわかるのです。

でも、英語初心者の日本人の場合、読めたとしても、panが何なのかわからない場合もあります。

映像レッスンで練習した ant, sat, pat, pan, tap, sit, tin, nip, pin, snap のうち、英語初心者が理解できる単語はいくつあるでしょうか?

かなり少ないのではないかと思います。

(映像のレッスンではantに関してのみ、読んだ後に絵を見せています)。


そもそも「読める楽しみ」とは、読める事でそれが何を意味するかがわかることではないかと私は思います。

「読めた!」「意味がわかった!」という気持ちが大切なのではないかと思うのです。

これは、私の個人的な感想ですが、意味のわからないものを読むのは、コードを解読しているだけのような気持ちになってしまいます。

もちろん、これは、英語の初心者用にアレンジすることで解決できます。

でも、そのアレンジをせずに、指導する先生も多いかもしれません。

例えば、上のレッスンもESL の生徒、そしてその親向けになっていますが、ESL用のアレンジはなされていないと思います。


続く~


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