こんにちは!
美穀スタッフ、乳幼児食指導士の藤原朋未です。
子どもの食事、気になる栄養バランスについてお伝えしています。
前回までの内容はこちら。
<幼児食>何をどのくらい?栄養バランスの整え方~
今回はたんぱく質に注目してみます。
たんぱく質といえば、筋トレやダイエットなどのイメージ??
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日本人が何をどのくらい食べたらよいのか
その答えは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」というガイドラインにあります。
※その子の体質・体型、その日の体調や前後の食事によって食べられる量は変わります。
今回はたんぱく質に注目してみます。
たんぱく質は、細胞を構成する主要な成分であり、
筋肉だけでなく、臓器・皮膚・毛髪などの体を作るもとになります。
さらには、ホルモン・酵素・抗体などの体の機能を調整する成分として生きていくためには必要不可欠な栄養素です。
ぐんぐん大きくなる幼児期…
体を作るもとになる、たんぱく質。
不足することなく、しっかり摂らせてあげたいなと思います。
さて、たんぱく質をどのくらい摂る必要があるのか…
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、たんぱく質には指標が4つも出てくるのです。
ムズカシイですね・・・
これらの指標の意味をまとめると
不足しないように・・・
推奨量を下回らないようにしましょう。
バランスの良い食事として…
目標量を目指しましょう。
ということになります。
つまりはどのくらい?
1~2歳児さん 1食当たり11g
3~5歳児さん 1食当たり15g
が目安量です。
さて、1食当たりのたんぱく質量が分かったので、
次はどんな食材にどのくらい含まれているのか、を調べていきます。
・・・とその前に。
バランスの良い食事は
ごはん:おかず=6:4 と覚えよう!とお伝えしました。
▼詳しくはこちら▼
<幼児食>何をどのくらい?栄養バランスの整え方~
主食である「ごはん」にはエネルギー全体の6%のたんぱく質が含まれています。
一見少ないようにも感じますが、
ごはん100gあたりのたんぱく質は2.5g
1食あたり11~15gの約20%のたんぱく質が主食のごはんから摂れるという計算です。
ごはんで摂れるたんぱく質を差し引くと、
おかずから摂る必要のあるたんぱく質は
1~2歳児さん 1食当たり約8.5g
3~5歳児さん 1食当たり約11.5g
が目安量です。
長々と数字のお話をしてしまいましたが、
1食当たりの肉や魚の食材目安量は
1~2歳児さん 40~50g
3~5歳児さん 55~65g
表を見ると、牛ばら肉や豚ばら肉は
他の食材と比べてたくさん食べなければたんぱく質が摂取できません。
・・・その分、脂質が多いということですよね。
少ない量でもしっかりとたんぱく質が補給できる食材
=もも肉などの赤身の肉や鶏肉、魚(は全般OK!)を選ぶのがよいでしょう。
この分量を毎回食べられないときもあると思います。
わが家はしょっちゅうです。(苦笑)
ちょい足しとしても手軽に摂取できるのが大豆製品と乳製品。
使いやすい分量でまとめました。
一覧にして食材を並べると
たんぱく質が摂れる食材はとてもたくさんあるんですよね。
好き嫌いがあってもOK!
食べない日があってもOK!
あくまでも数字は目安です。
うちの子、足りているかな?
最近食べすぎ??
気になったときに、参考にしてみてくださいね。
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