ご報告 | 世田谷のチワワ

ご報告

ここ数年は、思い出したときだけ書いてるこのブログですが、

いよいよこんな報告をすることになってしまいました。


 

10月21日ビッケ、永眠いたしました。

(写真は、元気な頃)

 

長く闘病していましたし、ビッケもやっと楽になったんだろうと

納得している部分はあるのですが、それでも、

なんとかもう少し生きられなかったかな、と思ってしまいます。

 



3年前くらいから、心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と診断され

薬を飲む毎日でした。

1回でも飲み忘れたら命の危機が訪れる、なかなかスリリングな日々。

錠数も多いので、本当に飲ませるのに苦労したことを思い出します。

 

先生に粉にして、はちみつにまぜて、なめさせる方法を聞いた時

神か!!!!と思って、投薬は格段に楽になりました。

 




深夜に入院して心肺停止になったこともありました。

 

でも、そこからも復活して、のらりくらり

体調の波はあるものの、獣医さんのおかげもあり、

なんとかやってきました。

 

でも、9月末の台風あたりから、ものすごく体調が悪くなってしまい、

救急に行って処置してもらうことも、

酸素マスクを使うことも頻繁になりました。





一旦、咳は落ち着いたのですが、

体重がどんどん低下。若い時は3.5キロ。

病気になってからは、2.5キロ前後で安定していた体重が

1.8キロに。

 

ここで獣医さんから点滴の提案がありました。

とはいえ、ビッケは心臓のために脱水させてる身。

 

大きな矛盾がありますが、炎症を抑えて、元気を出させるために

2日に1回点滴をすることに。

食べないことには死んでしまいますからね。

 

2回くらい点滴したことでみるみる回復。

体重も2.3まで戻ってきました。




2日に1回の点滴も3日に1回、4日に1回となり、

このまま回復するんだろうと思っていた矢先、

突然苦しみだし、失神したのです。

 

すぐに救急病院に連れていき、酸素室へ。

投薬、点滴もしつつ、朝の7時まで様子をみることに。

ビッケを酸素室に置いて、一旦帰宅しました。

 

もし急変した場合は、連絡が来るので、

7時まで生きた心地がしませんでした。

 

救急病院に迎えに行った時に感じたのは、

さほど回復してないようだなということ。

呼吸はしやすくなっているけど、血液検査の数値は悪くなっていました。

 




とりあえず、そこからかかりつけの病院へ。

 

注射を3本打ってもらい、帰宅しました。

 

帰宅後、なんとなくいつもと同じようなビッケ。

私も疲れ果て、お腹が空いていたので、

近所のスーパーへ買い物へ。

 

そしてすぐ帰宅して、お弁当を食べていたら

またもやビッケが急変しました。

 

前日どころじゃない苦しみ方。

急いでまた病院へ向かいましたが、

病院へ向かう途中でビッケの心臓は止まってしまいました。

 



急いで病院へ向かわず、一旦、酸素マスクをしてあげて落ち着いてから

向かったほうがよかったのかな?

 

あのまま入院をお願いしていたらよかったのかな?

 

などなど、考えていますが、

きっと、先生が入院と判断しなかったのは、もうすぐビッケの限界がくることを

把握されていたのかなと思いました。

 

入院させたらきっと病院で

亡くなってたかもしれないわけで・・・。

 

帰ったおかげで、私の腕の中で亡くなりました。

それにもう苦しまなくていい。

それだけが救いです。

 



本来なら?2年まえに失くなっていたであろう命。

それをここまで苦しくない状態にして保たせてくれた先生に感謝です。



また散歩したかったなー。

一緒に寝たかったなー。