静岡浜松ツーリング Part8 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

風の強い浜名湖から天竜二俣、袋井、掛川と経由して金谷の牧之原公園までやってきました。お茶畑の広がる風景に囲まれながら、途中にあったコンビニでコーヒーブレイクして、残りのスポットを巡りながら静岡市街を目指してバイクを走らせます。

続いては大井川に架かる「蓬莱橋」へと立ち寄ることにしました。蓬莱橋は、全長897.4メートル、通行幅2.4メートルの木造歩道橋です。現在も農道として利用されており、「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてギネスに認定されています。長い木=長生きの橋、全長897.4(やくなし=厄無し」の語呂合わせで縁起のいい橋として人気があります。

橋の袂にある売店のおじさんが、いろいろと橋の事を教えてくれました。渡ってきたほうがいいよと言うので、途中まで行きましたが風が強くて断念です。ついでにこの写真を撮るときに、シャッターのリモコンを橋の下に落としてしまいました(T_T)。帰宅したらリモコンだけ買い足しましょう。

橋の見学を終えて、次は富士山静岡空港へと移動します。無料駐車場もあって、旅客ターミナルはガラス張りの中央吹抜になっています。空港東側に石雲院展望デッキが整備され、無料の呈茶コーナー・カフェコーナーもあります。ちなみにターミナルビル直下の地下を東海道新幹線のトンネルが通っています。

西側展望台まで移動して、離陸する飛行機を撮影しようと思いましたが、リモコンシャッターを失ってしまったので、うまく写せませんでした(T_T)。おまけに風が強いので、髪の毛ぐちゃぐちゃになりました(^^;。日も傾いてきたので、ほどほどにして次に行きましょう!

静岡市へ向けて焼津市街を通りますが、なかなかの渋滞で思うように前に進みません。それでも途中にあった「田中城下屋敷」に立ち寄ります。江戸時代の田中藩主・本多家の庭園であった下屋敷ですが、この日は内部見学ができないようで門が閉じられていました。

やっとのことでR1バイパスまで抜けることが出来て、静岡市街へ向けてR1を東へ進みます。そして途中の旧道区間に「宇津ノ谷の集落」があるので、ちょっとだけ寄り道です。宇津ノ谷は旧東海道の宿場で、街道を往来する旅人たちが休憩した「歴史の街道」の面影を残す集落です。

この地区には、豊臣秀吉の陣羽織を保存した「御羽織屋」や厄除けの「十団子」で知られる慶龍寺の他、周辺には伊勢物語でも歌われた蔦の細道やレンガ造りの明治のトンネルなど名所旧跡が数多く残されています。今回は昔のトンネルへと行ってみることにします。

駐車場にバイクを停めて山の中へ続く道を歩いていきます。すると目の前に古めかしいトンネルが現れました。明治9年(1876)に開通した「明治宇津ノ谷隧道」は国の登録有形文化財に登録されました。また、日本発の有料トンネルとしても知られています。

このトンネルは長さ223m、幅5.4m、高さ3.6mで、アーチ状に積み上げた石造りです。歴史的に貴重な建造物と言うことはわかりましたが、実際に中を歩いてみるととても怖いというのが正直な感想です。写真を見てもらえればそれが伝わるのではないかと思います(^^;。

寒い冬にさらに寒気を感じてしまったので、そろそろ宇津ノ谷を後にして、宿へと直行することにします。今日の宿は「静岡ホテル時之栖」で、東静岡駅のほうにありました。大浴場と朝食がついて5390円(ポイント利用で3990円)でしたので、なかなかリーズナブルかと思います。

今日も寒かったので、チェックインして大浴場に入りに行きます。体がポカポカ温まったら、夕飯を食べることにしましょう。初日のホテルでもらった1000円のクーポン券がこのホテル内のレストランで使えるというので、さっそく階下のレストランへ向かいます。

静岡餃子定食なるおすすめメニューをチョイスしてみました。餃子と言えば宇都宮ですが、静岡県の浜松市は宇都宮と並ぶくらいに餃子の消費量が多い町です。それではいただきましょう。キャベツと玉ねぎの甘味と豚肉のコクが絶妙の味を生み出しています。おいしくいただけました。

そしてこの宿のもうひとつ嬉しいところは、ウエルカムドリンクが無料というところです。いろいろと選べましたが、今回は「伊豆の国ビール」をチョイスです。原料はドイツ、フランス、イギリスとEU諸国より取り寄せ、原料の選定から、仕込み方法まで独自でおこなっているみたいです。

※Part9へ続きます。

今日はここまでで終了です。

最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。

また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。

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