カメラの基本を知る前に

カメラの先祖を知ろう


カメラオブスキュラ → 暗い箱


明るい日

真っ暗な部屋の壁に小さな穴をあけると

反対側の壁に

そとの風景が上下逆にぼんやり映る


それを擦りガラスに投影 トレーシングペーパーでなぞれば

写実派の風景画の手助けになる。


カメラの起源は風景画の下絵作り補助道具であった。


ちなみに

トレーシングペーパーの手書き絵部分(数分~数時間)は

やがてアスファルトの光硬化(6~8時間)、

銀板(3時間)、

湿板(30分)、

セルロイドフィルム(秒~1/4000)と

化学的進化を遂げる

(ちなみにカッコ内はシャッタースピードというか露光時間)


現在のフィルムや撮像素子(CCD、CMOS)にあたる部分で

この部分のと電子技術の融合がデジタルカメラになる


ちなみに電子スチルカメラ初の量産実用機は

SONYのマビカで(マグネチック、ビデオ、カメラ)で

1.4Mのフロッピーディスクを使っていた。

パソコンのHDDの用量(GB)が、まだ一桁の時代であった。