“ぐうたら社員”と揶揄される主人公・八角。
サラリーマン役は初。
以下、2015年の人気記事の再投稿もどうぞ。
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さて、けっこう前に録画しておいたテレビ
１２月１５日（月）の
『プロフェッショナル
仕事の流儀
野村萬斎さん（４８）狂言師』
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野村萬斎さんがいい。
大人の色気がただよう。
この色気は、神木隆之介くんみたいな若い子には出せない。
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４８(現在52歳)でこの色気。すごいなあ。
おじさんになってしまうのと色気がただよう大人になるって
何が違うのか。
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闘っているかどうか、なのかな。
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萬斎さんいわく、
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「『笑いをとる』という言葉は嫌い。
本気の先に笑いがある。
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人間の本質、人間生きているとどうしても
真面目に生きていたってこうなっちゃうよね、と。
ふざけない、おちゃらけない、
やっぱり本気でやるってうこと。
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狂言師としてその場で生ききれるか」
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狂言には、６００年以上の伝統で
培われた型がある。
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「狂言劇場」その壱/野村万作+野村萬斎~「三番叟」「鎌腹」「川上」~ [DVD]/日本コロムビア
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「型を使うとオートマティックによくできる。
（でも）型を習得すれば終わり、とはいかない。
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（型を）どううまく使っておもしろくするか
アナログな演者自身の経験値なんかが作用するわけですよね」
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狂言の名家に生まれる。
そこに生まれた男子は、その跡を継ぐと決まっている。
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３歳から舞台に立つ。
毎日父から狂言の型をしこまれる。
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しだいに
「どうして僕は狂言をやらなければならないの？」
という疑問をもつ。
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中学生になると、
「僕は、狂言サイボーグ。
自分の意志にかかわらず、
狂言をプロミングされる。
父に対する憎悪」
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１７歳の舞台で、初めて狂言がおもしろいと思う。
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そして、息子がやはり同じ問いを問う。
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「どうして僕は、狂言をやらなければいけないの？」
萬斎さんの答えは、
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「僕もそう思っている」
「その答えは狂言をやらない限り出てこないし、
やっても永遠に見つからないかな」
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萬斎さんは言う。
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「自己存在証明をするためには、その型を使いきらない限り、
その過去が、
型を埋め込まれるという過去が
成りたたなくなるわけですね。
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ですから変な話、闘い続ける、
証明し続けない限り、
生きていけない」
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萬斎さん、声がいい。
着物が似合う。
黒い着物に袴、かっこいい。
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キンドル全体新着ランキング4位。
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