20代の前半ぐらいまでは美容成分が積極的に作られるので、そんなに栄養について考えなくても大丈夫なのですが、20代の後半ぐらいから急激に美容成分が足りなくなってしまいますので、積極的に美容成分を摂取していかなければなりません。美容成分の多い化粧品を使うのもいいですが、ポイントになるのはお口から摂取することなんです。コラーゲンやプラセンタなどの美容成分もいいですが、今日注目したいのはビタミンACE(エース)こと、ビタミンA・C・Eです。それぞれの働きを知っておきましょう。


(1)ビタミンAの働きとおすすめの食材

ビタミンAは皮膚の粘膜を強化するという働きがあり、肌荒れにとてもいいと言われています。実際、にきび治療にクリニックに行ったりすると、レチノール配合のお薬が処方されるのですが、これはビタミンAなんですね。だから、肌荒れが気になる時に積極的に摂るといいです。ビタミンAは鶏肉や豚肉のレバーだったり、うなぎやあんこうのきも、さらにモロヘイヤやパセリ、バジルといった野菜にも含まれます。


(2)ビタミンCの働きとおすすめの食材

ビタミンCには色々な働きがあります。メラニンを抑制して美白作用を高めたり、皮脂をコントロールしたり、炎症を抑える働きがあるためニキビの緩和にも効果的だと言われています。さらに、コラーゲンの生成を促してハリや弾力を高めたりもするのでアンチエイジングのような働きもあります。ビタミンCは野菜だとピーマンや芽キャベツ、パセリ、果物だとゆずや柿、キウイフルーツ、いちごなどに多く含まれます。熱さないで食べたほうが効率よく吸収できます。


(3)ビタミンEの働きとおすすめの食材

ビタミンEはアンチエイジングのビタミンと言われています。ビタミンEは新陳代謝を促すなどお肌のターンオーバーを促してくれるため、年齢肌に対抗することができます。アンチエイジング系の化粧品にも必ず配合されます。ビタミンEはすじこやいくらといった魚卵をはじめ、アーモンドのようなナッツ類に多く含まれると言われています。ビタミンCとの相性がいいので同時に摂ってあげるとより効果的です。