新たなキーボーディスト(♀)が加わった Hello Everybody。作曲も出来る上に自身もボーカルを取られるので、宅録ユニットからバンドへと活動の幅を拡げるにあたって強力な戦力です。

 さて、彼女のキーボードは YAMAHA M06 。廉価版とはいえ、上位機種 MOTIF ES 同等の音質と機能を継承しているこのシンセ。なかなかいいんじゃないでしょうか。

 前回の練習から参加してもらっており、次回の練習に向けて現在の持ち曲のキーボードパートを教えるべくちょっと先に来ていただいたんですが、なんとキーボード持参で来られました。

 Hello Everybody の曲は今のところ全曲私一人で編曲してまして。ギタリストの私ですが、ポップスというジャンルの性質に加え作・編曲はキーボードで行うためかなりシンセを多用してます。実際ライブである程度再現しようと思うとやはりシンセは2台必要になってくるので、セッティングをどうしようかと考えました。パターンとしては M06 をスプリットの設定にするか、2段キーボードにするかですが。スプリット設定は経験上結構面倒なので2段にすることに。となるともう一台のシンセはどうするかです。

 うちのキーボードと、キーボードさんのキーボードは全部で6台。内訳は、

うちのが
Roland JUNO-106 ×2
YAMAHA DX7IIFD
YAMAHA EOSB900EX

キーボードさんのが
YAMAHA EOSB900
YAMAHA M06

です。

 DX7 は私が作・編曲用のセッティングに組み込んでるので動かせないとして。EOS は激重でライブに持っていくのに苦労した経験があるので、残るは JUNO-106。

 そう決まれば早速セッティング。
JUNO+M06
 うーん、新旧、アナログとデジタルシンセの邂逅って感じでナカナカいいですよ。

 JUNO のアナログな音色をそのまま使うのも良し、MIDI コントローラーとして JUNO から M06 の内蔵音源をコントロールするのも良し。

 早速 M06 を外部からコントロールするためにマルチティンバー音源として使うためのセッティングをやってみました。相変わらずヤマハの取説は見づらいですが、なんとかコントロールできそうです。ついでに M06 の音色、内蔵エフェクター周りもちょこちょこいじってみましたが、特に問題なくいじれそうです。

 キーボードさん、うちに M06 を置いていってくれたのでしばらくいじってみようかと思います。