先日やっと完成した新曲を提出後。音源選考に通過すれば次回第4弾にも続いて応募することになると思うのですが、製作環境に強いストレスを感じてきております。

 で、製作環境に手を加えるなら時間的余裕がある今かなと。しばらく悩んでるとまた次の期限が来てしまいます。新しい環境に慣れるまでの時間も必要だし、ちょうどグランドピアノの夢 も潰えたことだし。

 今考えてるのは、Cubase を SX1 から4 にアップグレードするのか、それとも思い切って ProTools にするのか。いずれにせよ今回の録音 は完全コンピュータベースで製作出来たので、遂に単体ハードディスクレコーダから離れる自信がつきました。
Cubase 4 003 Factory

 考慮すべき点がいくつか。

1. ソフトウェアの重さから、コンピュータの買い換えが必要
2. Plug-inの互換性
3. MIDI の操作性
4. 今のオーディオインターフェースが役不足

 今使ってる PowerMacintosh G4改(500MHz → 1.4GHz)はプロセッサスピード、メモリ共に限界が来ており、どちらのシステムにするにしても買い替えが必要です。長年 Mac を使ってて Windows にする気もさらさら無いので、選択肢としては MacPro の Intel Xeon、4Core(Dual Core ×2)もしくは 8Core(Quad Core ×2)。プロセッサスピードやデュアルモニタ対応の面で Mac mini や iMac は論外です。今のところ買うなら 4Core の 2.66GHz・メモリを2GB・HD500GB の BTO で考えてます、大学の職員なのでアカデミックプライス、¥336,869。

 プラグインで現在使ってる標準以外の物のは2つ。Melodynedfh EZ Drummer 。だだしどちらもCubase の VST、ProTools の RTAS型式に対応してるので問題なし。

 MIDI の操作性ですが。Cubase はSX1 から4 まで飛んじゃいますが、多分 ProTools に換えるほどは変わらないんじゃないかと。そう思う反面実は Cubase もMIDI は一般的に言われてるほど使いやすいとも感じてないので ProTools を選択したとてあまり問題ないかとも思ってます。ただ私はギタリストにもかかわらず作・編曲は鍵盤で行うので、どちらを選ぶにせよ MIDI は結構重要な部分ではあります。

 最後、オーディオインターフェースの問題、結構切実です。今回特にそうだったのですが、とにかくブチブチ鳴りまくりです。これはコンピュータのプロセッサの問題なのか、USB1.0の問題なのか。いずれにせよ今使ってる UR-80 では役不足なので FireWire 接続は必須です。そろそろフィジカルコントローラーもモーターフェーダーぐらい導入しないとやってられなくなってきましたし。ProTools なら新しく発売されるオーディオインターフェースとフィジカルコントローラーが統合された、 003 Factory か廉価版の ProTools M-Powered ProjectMix I/O Factory Pro Set でしょうか、統合環境は安心できますし。003 Factory は Cubaseからの乗り換えアップグレードキャンペーンでも ¥255,150します。乗り替えしたらCubase のドングルとUR-80 取られちゃうので今までの曲は完全には再現できなくなっちゃうのが難点。でも本家 ProToolsなので安心感があります、プラグインも山ほど付いてきますし。それに対しM-Powered ならやや制限付ながら値段は定価ベースで半額、プラグインもそこそこ付いてきます。本職でもないし、こっちで十分な気もします。椎名林檎ですら「加爾基 精液 栗ノ花 」の頃はMbox 使ってたみたいですし。もっとも最近HD らしいですけど。
M-AUDIO

 Cubase ならアップグレード代は4万円。オーディオインターフェイス・フィジカルコントローラーは何を選ぶかによりますが、ProTools 程の統合感は無いかと思われます。だいたい10万から15万ぐらい、アップグレード代をあわせて15万から20万円ってとこでしょうか。


 。。。気持ちは結構 ProTools、それもM-Powered の方に傾いてますが。いずれにせよかなりの出費です、コンピュータと併せて ¥481,769。。。。最近あまり乗ってない MURANO 売っちゃおうかな。