青い人 嵐妄想小説 -2ページ目

青い人 嵐妄想小説

気象系グループをモチーフとしたお話のブログとなっております。ブログ内のお話しは全て架空のモノです。腐的要素が含まれておりますので苦手な方は閲覧注意ください。アメンバー承認は以前よりコメメッセで絡んだ方のみです。

砂浜からの照り返しが、あの日とはまた違う気がする。

いつまでも日焼けの跡は同じ場所で、決まってそこだけ痒くなる。


自分の足をぼーっと眺めていたら、ヤドカリが横切る。ずいぶん大きな家を背負っている。


『…おまえにはずいぶん大きくないか?』


もうすでにヤドカリの姿はないのに、言った言葉はもしかしたら…自分自身へ?…

『んふふ…さてと…』


立ち上がって、尻についた砂を払う。




あの日から時間が経った

いろんなことが起きた…辛いことばかり起きた…

目の前が真っ暗な日が何日も続いた…

いつもいた場所は騒がしくて、煩わしくて。逃げるように全部捨てて来た。


誰も俺を知らない…

誰も…



でもどうしようもなく寂しくなる時がある…


勝手に捨てたくせに…あいつは今でも俺を…なんて…


そんなはずないのに、あるわけないのに…



こんな焼けるように暑い日は…



誰かの隣で眠るあいつを思い出す…



焦がれるようなこの想いは…

どうか焼き尽くして欲しい…

何も残らないくらい…



まだずっと熱い砂を握りしめて…

何も分からないくらい焦がしてしまえと、心から願った…





















ははは…笑

暑さでおかしくなってます(^◇^;)只今の気温37.7度

誰に焦がれてるんでしょー笑