ご無沙汰しておりました。
まだまだ暑い夏ですが、夏バテしていませんか?

私は、いっときの涼しさを求めてクーラーを22度設定にして寝たら、風邪をひいてしまいました。

調子に乗ってはいけませんね。

さて、人それぞれの優しさ、に触れたいと思います。

2例挙げて参ります。そこに答えは無いので問題提議になってしまいますが。

お店で飲んでいた時。別の席で、
事故で車椅子生活になった男性(40代位)の方がいらっしゃいました。歩行はできなくなりましたが、それ以外は何も変わりません。
理解力、解決力などなんら劣るところは無い、ということです。
その方とお店のオーナーとは事故前からお知り合いでした。
楽しい時間を過ごしその方がお帰りになる頃、
雨がパラパラと降ってきました。
傘がいるかいらないか、そのくらいの雨です。
オーナーは、
「雨が降ってきました。大丈夫ですか?」と気遣いました。
その方は「大丈夫、少し濡れたって構わない」と答えました。
オーナーは、「本当に大丈夫ですか?傘を差して近くまで送りましょうか?」と続けました。
すると、その方は
「いじめないでくれ」と冗談交じりに答えました。
その答えを聞いて、オーナーは引き下がりました。

車椅子のその方は、オーナーの優しさをどのように受け取ったのでしょう。


次は私が病棟で勤務していた頃。

親近者は遠くに住むご兄弟のみ。1人で生活をしており、ご兄弟には迷惑をかけたくないとおっしゃっていました。
ご兄弟の連絡先もそのようなご希望を追記され医療者に伝わっていました。

ある日、医師がそのご兄弟を病院に呼び出しました。それを知ったご本人はその医師の行動に怒り、主治医を変えて欲しいとご希望されました。

 その方には、突然の状態変化もなく静かに治療を受けていました。意識もあり判断力も変わりませんでした。

 ですが医師は、検査の結果上わかったことがありました。
それは月単位での生命の限りでした。

私達看護師も知らされました。

看護師は患者さんに近い場所にいますので、その方の憤りを聞くことになりました。

その医師も看護師も、なぜご兄弟を呼んだのか言いませんでした。

その時の私の記憶はそこで途切れており、
結局ご本人に伝えたのか、主治医は変更されたのかその記憶がありません。

そして今も、伝えた方が良かったのかもわかりません。

ただ学んだのは、
今後、出来事から私の怒り怒りや悲しみなどの感情が出た時に、
きっと私自身にとって知らない方がいい何かが原因としてあるのかも、と。

 私がご本人に伝えなかったのは、優しさというより、伝える事で私が傷つくのを避けていたのかもしれません。