今年の3歳世代、デビューも遅めでまだ勝ち星はありませんが結構順調に走ってくれています。今週末も2頭が予定していましたが...

 

<シルバースミス>

20190116日 栗東TC

1月19()京都・ダート1800m戦に北村友騎手で出走・デビューする予定です。このレースはフルゲート16頭立てで27頭が出走意思を示しており除外の可能性があります。1月16()は坂路コースで追い切り、北村友騎手騎乗、半マイル56.7-41.1-26.4-12.8の時計をマークしました。橋口調教師は「先週はCWコースでしっかりと追い切られており、1月16()の追い切りは終い重点でした。カイバ食いがやや細いところがありますが、仕上がり自体は悪くありません」と話しています。

20190117日 栗東TC

1月19()京都2R・ダート1800m戦に54kg北村友騎手も出馬投票しましたが、残念ながら抽選で除外されました。2月2日()京都・ダート1800m戦に目標を切り替えて調整します。ここも北村友騎手が騎乗できます。橋口調教師は「来週はこの条件の新馬戦がありません。カイバを食べ出したので、馬体は維持できるはずです。権利があればまず出走できるでしょうから、むしろ調整しやすいです」と話しています。

除外は仕方ないのですが、元々芝の予定で登録馬が多くなりそうということでダートに変更したのですから、除外権取ったなら来週の芝にしてくれても良かったのですがね。二週延ばすのなら万全の状態に仕上げて必ず勝ち負けまで持っていってほしいです。

 

<サントルヴィル>

2019-01-16

栗東・奥村豊厩舎で調整されています。レースの疲れも取れたとの事で、先週は10日から騎乗運動を再開しました。16日現在、CWチップコースにて奥村調教師が跨って、軽めキャンターで1周乗られた後、練習場にてゲート練習も行っています。今週の追い切りは17日に行う予定です。奥村調教師は「レース後、もう少し身体も絞れるかと思いましたが、すぐに体重が戻っていました。やはり、さほどダメージはなさそうです。先週は連闘も考えましたが、10日に跨った際に少しヘタッとなっていたのと、登録頭数が多かったので見送りました。今週も想定の内容次第ですが、登録ありきで進めています」とのことです。19日京都、混合、3歳未勝利・ダート1800m、または20日京都、3歳未勝利・ダート1800mを視野に入れていますが、登録頭数が多く、除外の可能性があります。

2019-01-17

17日にポリトラックコースで藤岡佑介騎手が跨って、併せ馬で追い切りが行われ、52.4-38.4-11.7を馬なりで計時し、併せた相手と同入しました。騎乗した藤岡騎手は「現段階でも決してレースで通用しないとか、中身が出来てないといった事では決してないですが、本当に良くなって来るのは、もう少し暖かくなってからだろうという印象を持ちました。ダンカーク産駒には何頭か乗せて貰っていますが、全体的にどの馬もタイプが良く似ていて、スパッとトップギアに入る感じではなく、ジワジワとスピードが上がっていくタイプです。性格や気性的に言えば、長い距離でもなく、かといって短い距離といった感じでもなく、1600m1800m位の距離が現状は合っているのではないでしょうか」とのことで、奥村豊調教師は「ポリトラックコースですし、時計は出易いのですが、それでも見た目で受ける印象以上に時計は速いですね。あれで一杯にやっていませんから、持っているものは良いモノはあるとは思います。今週も入るかどうか分からない状況なので仕上げきってはいませんが、叩いた効果もある筈です。頭数的に登録出来る状況であれば、使っていくつもりです」とのことでした。

一方こちらは優先権ありませんでしたが、フルゲートにならず19日の1Rに出走が確定しました。前走は途中で走る気をなくしたような感じでしたから、本気で走れば勝ち負けの可能性は十分あると思います。

 

以下は来週以降の出走予定。

<ヘニーストライカー>

2019-01-16

栗東・寺島良厩舎で調整され、12日京都、混合、3歳新馬・ダート1400mに出走しました。五分のスタートも出脚は鈍く、少し押し気味に進んで45番手から。向正面に入ると、前を行く3頭から少し離れた外目を追走し、やや集中力を欠いているのか、鞍上が気合をつけながら3コーナーに入ると、4番手で直線に向きましたが、1頭交わすのが精一杯で3着でした。騎乗した川又賢治騎手は「思ったよりもスタートが出なくて、前に行けませんでした。調教ではフラフワ走る様な事はなかったので、次は今日みたいな事はないと思います。乗り味は凄く良い馬です」とのことです。レース後も変わりなく、寺島調教師は「少し脚元は腫れましたが、痛がったり気にしている様子もないですし、飼葉もぺロリと食べてくれています。このまま続戦で進めていけそうです」とのことです。なお、次走は、26日中京、3歳未勝利・ダート1400mに川又賢治騎手での出走を予定しています。

一般的にはローカルの方が相手関係は楽になるでしょうから、一度叩かれた次走は十分勝機ありと思います。ただ重賞がある日なので鞍上はできれば強化してほしかったかな。でも若手では乗れている方の川又君ですからいい仕事してほしいと思います。

 

<クイーンハーツ>

2019-01-16

栗東・西浦勝一厩舎で調整され、114日京都、牝馬限定3歳未勝利・ダート1200mに出走しました。まずまずのスタートも出脚は速くなく45番手から。3コーナー過ぎから仕掛けて、逃げ馬の直ぐに後ろにつけて直線に向きましたが、懸命に追われるも伸び脚はひと息で4着でした。騎乗した国分優作騎手は「2戦目も集中していて、しっかりと走れてはいます。追い出してから手応え程、伸びてはいませんが、止まってもいません」とのことです。レース後も変わりなく、西浦調教師は「レース後も大きなダメージはなく、馬体重は減っていましたが、初戦は少し太かったですし、体型的にはあんなものでしょう。次は芝のレースでいきたいと思います」とのことです。次走は、29日小倉、3歳未勝利・芝1200m、もしくは、210日小倉、3歳未勝利・芝1200mが検討されています。

次走はやはり小倉という選択になりましたね。こちらもメンバーはまだわかりませんがダートよりは間違いなく適性あると思いますので力が入ります。連休なので混むかもしれませんが現地応援に行くこともちょっと考えています。

 

<アディクション>

19/1/16  木村厩舎

16日は軽めの調整を行いました。「先週戻ってきて様子を見ながら動かしていますが、今日までの間にまだ強いところをビシッと行うことはしていません。コンスタントに動かしながら心身のバランスを少しでも整えるように取り組んでいます。気持ちもそうですが、体に関しては相変わらずアンバランスなところがあり、特に右トモに関しては気になる状態です。そのため休み明けにいきなりドンと動かすのはリスクがあるかと思い、今週は用心して見ています。様子を見て明日かそれ以降のどこかで追い切りを始めていければと思っていて、状態次第ですが順調に行けば2週目の牝馬限定戦を最短目標にしたいです」(木村師)2月2日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1800m)を目標に調整しています。

この馬にとってはベストな条件のレースだと思います。木村師は相変わらず慎重というか弱気なコメントですが、去年の関東リーディングで最近は結果も出していますからいきなりの勝利を期待したいですね。

 

ということで今週残念ながらシルバースミスは除外されてしまいましたが、順調なら今後4週間3歳馬の出走が続きます。一頭でも二頭でも早く勝ち上がってほしいものです。