まあ行ったからと言って、特に「これ」というやることもないのだが、7月早々には仙台に「帰って」みようかな、と思っている。

 

ベネチアから帰ってきてからは、「次は仙台行きだな」と自分の中の気持ちが勝手にそう決めているようだ。

 

用はないわけなので、「いつ」行かなければという制約もない。

 

でも、もう明日からは7月になるわけですわね。

 

そうなると、そんなに先でもないか……。

 

であるならば、そうか、あれでも手に入れておくか・・・、と昨日は駅前まで出向いてみた。

 

あれ、というのはJR東日本の株主割引券(?)のことである。

 

以前なら回数券をバラして安売りチケット店で売っていたのだが、もうその種の割引利用券みたいなものは無くなっている。

 

その代わりの「株主優待券」である。距離が短いと大して安くはならないが、それでも「さあ、行くか」という出かける意気込みのようなものが固まる効果はある。

 

で、6月29日の昨日、駅前まで出かけてみたのだが、店員さんの弁によれば「6月まで有効」のチケットはもう無くて、7月から1年間有効の券が店頭に並ぶ、ということだった。

 

なるほどね、有効期間が7月から6月までだったら、29日に買いに行っても普通、店にはもう並んでいませんよね。

 

あ、そうなの、って感じで遠回りして家に帰ることにした。

 

自転車の距離を稼いで、多少なりとも「運動」の効果を高めようと。

 

そうでもしないと、運動不足の毎日が続いていますからね。

自宅と駅の間にも、まだこんな↑感じの農作地が所々に点在している。

 

さすがに最近ではどんどん少なくなってきていて、ここなどは数少ない「本格的」な農地の匂いがちょっぴりする。

いつものスーパー「ロヂャース」近くになると、早めに田植えの終わった田んぼは、もうずいぶんと穂先が伸びている。

同じく、いつもの日帰り温泉「川越温泉」を通り過ぎると、急に田舎感が増す。

 

遠くの方に見える家々も50年前にはほとんどなかった。

 

1970年に川越に引っ越してから、ご近所散策でこの辺りにも自転車できたことがあるのだが、

 

いざ帰ろうと自転車の向きをあちこちに変えてみたが、方向感覚が分からなくなり迷子になりそうになった。

 

それぐらい農地が一面ずーっと広がっていたが、最近では道を迷うようなことは無くなった。

ぐる~っと回って、自宅の方に舵を切ったが、途中でぶつかった田んぼは、まだ植え付けが終わったばかりのように見えた。

 

何となく田植えも下手な感じに思えた。

 

それこそ下手をすると一か月近くも遅いのではないか。大丈夫なのかな、このペースでも。

 

大回りして向かったのは

お馴染みの蕎麦屋さん。

 

昨日は「ごま汁そば」にした。1,300円也。ざる2枚なので、お腹は一杯。写真に写っていない下の段の蕎麦はちょっと素朴な田舎蕎麦(風)だ。

 

ここのお蕎麦はいつも美味しい。

 

ベネチアから帰ってきて初めて。

 

これで旅行の終わりのけじめがついた感じ。

 

さ、次なのだが、それは「特に用もない仙台に行く」こと。

 

すっかり「リタイア人生」が板について、定着して来ましたね。