ナイジェリア大統領選挙&議会選挙
2023年2月25日、アフリカの大国・ナイジェリアで大統領選挙が行われました。結果はまだ出ていませんが、5日以内に発表される見込み、とのことです。
ナイジェリア大統領選、投票始まる 現職は出馬せず三つどもえの争い(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
以下、記事の抜粋。
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ナイジェリア大統領選、投票始まる 現職は出馬せず三つどもえの争い
配信
ナイジェリアの首都アブジャの投票所で25日、大統領選の一票を投じる有権者=中野智明氏撮影
アフリカ最大の人口2億人超を抱えるナイジェリアで25日、大統領選の投票が始まった。2期8年を務めた現職のブハリ大統領は出馬せず、与党候補のティヌブ元ラゴス州知事、最大野党候補のアブバカル元副大統領、野党候補のオビ元アナンブラ州知事の3人を軸とする争いとなっている。 【写真】ナイジェリアの首都アブジャの投票所で25日、投票用紙を受け取る有権者=中野智明氏撮影 首都アブジャではこの日早朝から投票所前に行列ができていた。一部で準備が間に合わなかったため、開始予定の午前8時半を過ぎてから投票が始まった。 ロイター通信によると、二大政党から出馬したティヌブ氏とアブバカル氏が支持基盤からの得票を見込む一方、両党への失望感を持つ若者を中心にオビ氏が支持を広げる構図となっている。3候補者ともに経済対策や治安の回復を重要視するとしており、選挙戦は三つどもえの様相を呈している。結果は5日以内に発表される見込みという。 選挙を実施する上でも、治安は課題となっている。北部ではイスラム過激派が頻繁にテロ攻撃を行っているほか、南東部でも分離主義者が活動していることから、投票用紙は武装した護衛付きで各地に運ばれた。また、同国南東部では選挙期間中に上院の候補者が殺害されたという。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)
朝日新聞社』
とりあえず、現職のブハリ氏が規定を無視して3期目を目指す、ということにならなかったようで一安心です。選挙はルールを守って公正に行われるべきですからね。
ただ、このニュースを見ていると、ナイジェリアの治安は日本と比べるとまだまだ悪いのだろう、と想像できます。「投票用紙が武装した護衛付きで運ばれる」なんて、日本じゃまず考えられませんし、必要のないことです。候補者が銃撃されて殺される、という点については、日本でも安倍元首相(候補者ではない)が応援演説の際に、統一教会の2世被害者の怨恨で銃撃されて殺される、という事件が起きましたので、日本も決して安全な国とは言えなくなってきていると思います。
それから、結果が出るのに5日以内、というのも意外というか、日本だとその日のうちに結果が出ることが多いので、そんなに時間がかかるものなのか、と思いました。
まずは無事に結果が出ることを祈っています。