怒涛の攻撃も横浜FMは勝点3獲得ならず(その2) | Purely Belter
2018-05-13 21:14:03

怒涛の攻撃も横浜FMは勝点3獲得ならず(その2)

テーマ:観戦レポート(サッカー)

■一瞬の隙を突いてのゴール 古巣相手にキツイ一発

繰り返しになりますが、横浜FMは90分を通じてG大阪を上回っていました。横浜FMのDF陣が崩されるシーンは少なく、大きなピンチもありませんでした。自陣で不用意な形で奪われることもなく、以前よりも守備面で改善が見られました。

 

しかし、そんな横浜FMのゴールを破ったのは、後半頭から投入された藤本選手でした。後半7分、ピッチ中央でボールを受けた藤本選手は、GK飯倉大樹選手が前へ出ているのを見て超ロングシュート。これが決まり、G大阪が先制ゴールを奪いました。2015年シーズンまで横浜FMに所属した藤本選手、古巣相手に強烈なゴールを決めました。

 

今季の横浜FMは、マイボール時にGKも高い位置を取るため、ゴールが空いてしまいます。GKもフィールドプレーヤーのような役割をするため、ビルドアップにおいては数的優位を作ることができますが、一方で高い位置でボールを奪われてしまうと、大きなピンチとなります。私が観ただけでも、第9節でMF菊地俊介選手(湘南ベルマーレ所属)、第12節でMF田口泰士選手(ジュビロ磐田所属)が長い距離のゴールを決めています。

 

横浜FMと対戦する際は、多くの選手がロングシュートを狙っていますが、今回の藤本選手のゴールは、約55mの距離から放たれたものでした。あの場面では、藤本選手がボールを受けた際、左サイドのMF藤春廣輝選手がサイドを駆け上がってボールを受けようとしていました。横浜FMのDFもこれに対応できておらず、GK飯倉選手としては、ボールが藤春選手へ出た場合のケアをしようとしたのでしょう。藤本選手のシュートも素晴らしかったですが、藤春選手のスプリントも見事でした。

 

■苦戦が続く名門…そろそろ浮上のキッカケを作りたい

勝点1を得るにとどまった両チームは、順位を上げることができませんでした。横浜FMは15位、そしてG大阪はJ1参入プレーオフ出場圏内の16位に沈んでいます。最下位の名古屋グランパスを含め、これまで多くのタイトルを獲得してきたチームが不振に喘いでいる点は、非常に残念です。

 

横浜FMはこの2試合で内容的に大きな改善が見られます。守備面でのピンチは減りましたし、攻撃面では高い位置でボールを持つことができています。しかし、最後のプレーでの正確さが欠けているため、シュート数やチャンスの数ほどのゴールを奪うことができていません。エースのFWウーゴ・ヴィエイラ選手は足元でボールを受けて巧くシュートに持ち込める選手。彼に加えて、左右からのクロスに巧く合わせることのできる選手がいると良いのですが…難しいですね。

 

横浜FM以上に深刻なのが、G大阪の現状でしょう。この試合でも、守備に追われる時間が長く、苦しい試合となりました。特に攻撃陣の迫力不足は深刻です。この試合も、GKと3バックを中心とした守備陣は粘り強く対処していましたが、そこから良い攻撃に転じることができませんでした。MF遠藤保仁選手が低い位置を取ってからは少しボールが落ち着くようになりましたが、相手を押し込むには至りませんでした。途中投入で状況を劇的に変えることのできる選手も少なく、厳しい状況です。

 

横浜FMは16日にアルビレックス新潟とJリーグYBCルヴァンカップを戦い、19日にV・ファーレン長崎とリーグ戦を戦います。この長崎戦が、W杯による中断前最後の試合です。ホームで昇格組を相手にしっかりと勝利したいところです。一方のG大阪は16日に名古屋グランパスとルヴァンカップを戦い、19日に浦和レッズとリーグ戦を戦います。こちらもホームでの連戦、難敵相手に勝ち点3を獲得しなければなりません。

 

 

第14節を終えた時点で首位を走るのはサンフレッチェ広島。2位のFC東京と勝点差10を付けています。シーズン開幕前は苦戦が予想された広島ですが、堅守を武器にここまで12勝1分1敗と素晴らしい戦いを見せています。この調子は暫く続くでしょう。一方で、上記の横浜FM、G大阪、名古屋の他、浦和や鹿島アントラーズも下位に沈んでいます。彼らの巻き返しにも期待です。

 

さて、J1は19日の第15節を区切りに、W杯の中断期間へ入ります。14日にW杯予備登録メンバー35名が締め切られ、6月4日に登録メンバー23名が締め切られます。日本代表は、今月31日に23名の発表がなされる予定です。 監督交代によりどのようなメンバー構成になるか不明ですが、Jリーグからも多くの選手が選出されることでしょう。国内組の最後のアピールにも注目ですね。

 

下位に沈む横浜FM(写真左)とG大阪(写真右)。次節は勝点3を獲得したい。

 

 

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