2018-02-10 21:59:47

新シーズンの幕開け…セレッソ大阪が今季初タイトル!!(その2)

テーマ:観戦レポート(サッカー)

■立ち上がりから主導権を握ったC大阪が先制

試合は立ち上がりからC大阪が主導権を握りました。前半2分、水沼選手のクロスを柿谷選手が折り返すも、相手DFがクリアして杉本選手はシュートを打てず。早い時間帯だったため、思い切り打ってもよいシーンでした。

 

川崎Fはパス回しでミスが目立ち、敵陣へボールを運ぶことができずにいました。C大阪は相手ボール時にはしっかりとフォーメーションを整え、厳しくボールに向かっていました。川崎Fはエドゥアルド・ネット選手が低い位置に下がってボールを受けたり、家長選手が中央にポジションを取ったりして打開を試みましたが、ペースを握るには至りませんでした。

 

19分には杉本選手のヒールパスを受けた柿谷選手がシュートを放つも枠外。C大阪は攻撃陣が溌剌としたプレーを見せました。試合が動いたのは26分でした。山村選手が右サイドから中へ折り返すと、杉本選手がワンタッチで後ろへ。ここに走り込んだ山口選手が低い弾道のミドルを放つと、これが決まり、C大阪が先制ゴールを奪いました。見事な崩しからのゴールでしたが、川崎Fはしっかりと寄せることができずシュートを許してしまいました。

 

劣勢が続いた川崎Fは37分にチャンスを作りました。細かい繋ぎから、最後は中村選手がシュートを放つも、C大阪のDFがしっかりとブロック。枠を捉えるには至りませんでした。前半ロスタイムにはコーナーキックのチャンスがあるもゴールを奪うことはできず。終了間際には敵陣に攻め入る場面もあった川崎Fでしたが、前半の45分を通じて苦しい時間が続きました。

 

■後半は一転して乱打戦…C大阪がリードを守り切りタイトル獲得!!

後半3分にC大阪が追加点を奪います。ロングボールを杉本選手が頭で落とすと、清武選手が田坂選手を交わすと、GKとの一対一を冷静に制し0-2とリードを広げました。シンプルな展開でしたが、しっかりとゴールに結びつけました。

 

2点のビハインドとなった川崎Fでしたが、直後に1点を返します。ペナルティエリア内で車屋選手が倒されると、小林選手がPKを決めて1-2としました。ゴールを奪った川崎Fは徐々にペースを握ります。敵陣でボールを保持する時間も増え、車屋選手も高い位置を取ることができるようになりました。

 

流れが良い間に同点ゴールを奪いたい川崎Fでしたが、再びペースはC大阪に。29分には、途中出場のヤン・ドンヒョン選手が中盤でボールを奪うと、高木選手→杉本選手と繋ぐも、シュートは枠外。フリーだった杉本選手ですが、余裕がありすぎたのか、枠を捉えることができませんでした。

 

33分にはこの試合を決定づけるゴールが生まれます。ヤン・ドンヒョン選手のスルーパスを出すと、途中出場の高木選手がゴールを決め1-3としました。後半ロスタイムに途中出場の大久保選手が復帰後初ゴールを決めますが、時すでに遅し。C大阪がリードを守り切り、今季初タイトルを獲得しました。

 

■攻守に完成度の高さを見せたC大阪は幸先良いスタート

C大阪は90分を通してペースを握り、勝利に相応しいパフォーマンスを見せました。攻撃面では多くの選手が顔を出してシュートシーンを作りました。前半は最後の場面で精度を欠いていましたが、その後はしっかりとチャンスをモノにしました。杉本選手は身体を張ったポストプレーで基点となり、サイドからも中央からも攻撃を見せました。

 

この試合ではMFソウザ選手が欠場しましたが、山村選手がしっかりと代役をこなしました。昨季はトップ下のポジションでチームの2冠に貢献した山村選手。大学時代や鹿島アントラーズ時代には最終ラインでプレーし、一時期は伸び悩みましたが、昨季は新たなポジションで大車輪の活躍でした。この試合ではボランチでの出場でしたが、攻守に安定していました。長身ですが足元の技術が高く、競り合いも強い。好調をキープすれば、W杯のメンバー入りもあるでしょう。

 

守備陣も、強力な川崎Fの攻撃陣を封じていました。失点の場面はいずれも軽率なミスからでしたが、その他の場面では、しっかりと布陣を整え、川崎Fに決定的な場面を作らせませんでした。相手ボールの際は、4-4-2の3列がキレイに並び、川崎Fの選手たちはなかなかボールを前に運ぶことができませんでした。チャンスがあれば積極的にチャレンジし、見事なカウンターも見せることができました。

 

昨季のメンバーをベースに、高木選手やヤン・ドンヒョン選手といった新加入選手が新たな風を吹かせています。攻守に大きな穴がなく、今季はあらゆる大会で優勝争いに絡むことができると思います。強いて弱点を挙げるならば、他のクラブに比して選手層が薄い感があります。激しい運動量が求められるチームですから、夏場以降に試合が重なると、疲れが出るかもしれません。

 

とはいえ、昨季はU-23チームを含め、カップ戦でもメンバーを入れ替えるなど、総力戦で戦いました。ルヴァンカップでは控え組中心で試合に臨み、決勝までコマを進めました。今季もユン・ジョンファン監督が上手くメンバーを入れ替えてシーズンを送るでしょう。若手選手の底上げもできていますから、今季も新たな選手がブレイクするかもしれません。今季のC大阪の戦いぶりに注目です。

 

■精彩を欠いた昨季王者…仕上がるのはもう少し先か

昨季以上の結果を出したい川崎Fですが、この試合では攻守に精彩を欠いていました。C大阪のしっかりとした守備に手を焼き、らしくないパスミスも目立つなど、持ち味であるパスを繋いでの崩しを見せることができませんでした。中村選手は前半で退き、エドゥアルド・ネット選手はイライラする場面もありました。

 

後半にペースを握る時間もありましたが、そこでゴールを奪うことができず、試合を苦しいものとしてしまいました。ボールロストからピンチを招く場面があり、そこからカウンターを許しました。守備陣はしっかりと寄せることができず、簡単にシュートを許していました。C大阪の攻撃陣に揺さぶられて守備が崩壊してしまい、3失点を喫しました。攻守両面で改善が必要でしょう。

 

しかし、次の試合はすぐにあります。13日にはACLのグループリーグ第1戦が行われ、ホームで上海上港集団足球倶楽部と対戦します。昨季の中国スーパーリーグで2位に入った上海上港は、破壊力抜群の攻撃が持ち味。ブラジル代表MFオスカルとFWフッキ、さらには5シーズン連続でリーグ得点王に輝いている中国代表FWウー・レイも危険な選手です。

 

今月25日にアウェーでジュビロ磐田と開幕戦を戦う川崎Fですが、その前にACLの2試合を戦います。上海上港戦の後は、20日にアウェーで蔚山現代FCと対戦します。蔚山現代には元日本代表FW豊田陽平選手が所属しており、こちらも難しい相手です。川崎Fとしては、この試合で出た課題を早期に修正し、アジアでの戦いに挑みたいところです。

 

■熱戦が予想される今季のJリーグ 厳しい戦いを制するのは!?

今季のJリーグは例年以上の熱戦が予想されます。各クラブは大型補強を行い、優勝を狙うことができるクラブが6~7チームあると思います。このゼロックス杯に出た2チームは勿論、鹿島や浦和も素晴らしいメンバーを揃えています。

 

この試合を観る限り、C大阪は完成度が高く、優勝争いを引っ張る存在だと思います。その他のチームで注目チームを挙げるならば、名古屋グランパスは面白い存在になると思います。キャプテンのMF田口泰士選手は移籍しましたが、オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラック選手、元ブラジル代表FWジョー選手というビッグネームが加わりました。風間八宏監督体制2年目となる今季、楽しみなシーズンになりそうです。

 

昨季は、J2から昇格したチームがいずれも残留しました。名古屋の他、湘南ベルマーレとV・ファーレン長崎も積極的な補強を行っており、楽しみな存在です。長崎はメンバーの質では他のクラブよりも少し劣る感は否めませんが、高木琢也監督の下、質の高いチームを作り上げているはずです。両チームは第1節で早くも対戦するため、どちらが良いスタートを切るのか注目です。

 

今季から金曜日にも試合が行われることとなり、J1は2月23日のサガン鳥栖vsヴィッセル神戸の一戦で幕を開けることとなります。鳥栖は2012年シーズンからJ1の舞台で戦っており、今季も守備をベースに手堅い戦いをするでしょう。一方の神戸は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ選手がキャプテンに就任し、注目を集めます。守備の鳥栖か、攻撃の神戸か…面白い開幕戦になるでしょう。

 

今季は6月にFIFAワールドカップロシアが開催されるため、J1は第15節終了後1カ月ほど中断します。リーグ前半戦は、W杯メンバー入りを懸けていつも以上に白熱したパフォーマンスを見ることができるでしょう。今季のJリーグが良いシーズンになることを心から願っています。

 

王者を下し幸先の良いスタートを切ったC大阪。今季はリーグ初制覇も期待される!!

 

 

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