先週末はJRAで2頭出走した
スウィープフィート(YGG)は中京で愛知杯(GⅢ)に
もう一頭、アンビバレント(NOC)は阪神・讃岐特別(2勝C)に出走した
・スウィープフィート(YGG) 牝4 オープン 庄野厩舎
3/23(日)・中京 愛知杯(GⅢ) 5人気6着
昨年のオークス6着以来のレース。
馬体重は490㎏で前走から+24㎏ということで、パドックを観た方からは「デカくなってる」という感想もあったようだ。
これでもう少し引き締まるかもしれないが、大半は成長分と考えて良さそうだ。
レースだが
前走から間隔が大きくあいたこともあり、スタートはもっさりでダッシュもつかず。
行きっぷりもイマイチで離れた後方を進む。
1400mの重賞だけあってペースは緩まず、また鞍上も無理に前を追わずに離れた17番手、大外を回して直線へ。
この時点で勝ち負けは厳しいと思っていたので馬の位置と動きを注視していたが、エンジンがかかってからは昨年のスウィープフィートと同様にしっかり脚を使えていたようだ。
事実、上り3Fは34.4秒とメンバー最速を記録しているが、さすがに道中離れ過ぎだし内が伸びる今日の馬場で大外分回しではさすがに届かない。
掲示板をわずかに外す6着での入線となった。
調教師の指示は
道中は無理せず、直線どれだけ脚を使えるかを試してほしいといった旨だったようだ。
なので、出遅れはともかく道中無理をさせず後方を追走し、外を回したのは脚を試すという指示を守ったということになるのだろう。
今回の復帰戦は条件的に明らかに長期休養明けの試走と次走へのステップという位置づけだったと考えれば腑に落ちる。
長期休養明けで距離は短い(オークスから1000m減)、鞍上永島騎手などもろもろを考慮すると次走(阪神牝馬S・GⅡ)は上積みしかないと言えるだろう。
当初次走はモレイラ騎手に騎乗依頼する予定だったが、大ベテランの横山(典)騎手に依頼するようだ。庄野調教師は騎手選択の幅が広く誰を起用するかワクワクさせてくれる。
ということで、今回は最良の結果とはならなかったが、能力を改めて感じさせてくれる結果となった。
次走は阪神牝馬ステークス(GⅡ)を予定しており、結果次第では東京のヴィクトリアマイル(GⅠ)への挑戦も十分にあるだろう。
・アンビバレント(YGG) 牡5 2勝クラス 藤野厩舎
以下、クラブHP
2025/3/23 (阪神競馬場)
馬体重:472kg
★3/23(日)阪神・讃岐特別(芝1400m・混)松若風馬騎手 結果10着
「周りの馬があまり速くなかったのもありますが、行きっぷりがすごく良かったので先団からの競馬になりました。道中もずっと引っ張り切りで、抑えるのが難しかったです。良い手応えで直線に向いたのですが、途中で嫌気が差したのかスイッチが切れて、前走のような脚を使ってくれませんでした。中団で脚を溜めて、最後に脚を使わせることを考えると1400mはやや長く、1200mの方が溜めた競馬をしやすいですね」(松若風馬騎手)
ここまで、クラブHP
結果は11人気10着
ここ3戦は溜める競馬ができていたのだが、今回はいつもの凡走パターンで大敗を喫してしまった。
なまじっかスピードがあるので、スタートがいいと前のポジションを取れてしまう。
基本的に好スタート・好ダッシュはアドバンテージであり、それを活かした競馬をするのがセオリーであり自然なのだが、本馬についてはコメントにあるとおり、やる気「スイッチが切れて」しまうのが一番の問題。
気難しいところがあるのは分かっているので、鞍上にはそのあたりをうまく御してもらいたいのだが、どの騎手もポンと出て好位置が取れるとそのまま馬任せで行ってしまい、終いがなくなると。これの繰り返し・・・。
馬の持ち味を活かすのなら、後方待機から末脚を伸ばす競馬に徹するしかない。
結果がそれを証明しているわけで、他の選択肢はないはずなのだが・・・。
調教師のコメントはまだないが、少なくとも今回の結果には納得していないようで、連闘になるが29日阪神の仲春特別(2勝・1600m)に特別登録している。
どうなりますか。