25日13時をもって、表題のノルマンディーOC2019年産3次募集の先行受付が終了した。
中間発表では、
会員様からのお申込み割合(募集総口数の90%に対する申込割合を算出)
募集No.50 ワイントレインの19 121%
募集No.49 ハロックラインの19 98%
募集No.43 デリキットピースの19 79%
募集No.46 イッツマインの19 66%
ご新規でのお申込み割合(募集総口数の10%に対する申込割合を算出)
募集No.50 ワイントレインの19 94%
募集No.49 ハロックラインの19 88%
募集No.43 デリキットピースの19 73%
募集No.46 イッツマインの19 60%
(以上、クラブHPから抜粋)
となり、おおむね予想通りの順番なのだが、予想に反したのは売れ行き。
SNS界隈では、見送りを示唆する書き込みが多く散見され、私自身も同様の方針だったのだが、ふたを開けてみればかなり売れているようだ。
たしかに、ワイントレインの19のセール時調教映像はかなり良くに見えたのは事実だし、ハロックラインの19はキンカメの肌に父ハービンジャー、社台ファーム生産で一口3万ならということもあるだろう。
デリキットピースの19は言わずと知れた、キングカメハメハのラストクロップでしかも牡馬。人気が出ないわけがないといったところか。
個人的注目馬の1頭、イッツマインの19は中間で既存会員66%。おそらく最終ではピッタリ満口かなと思っていて、様子見はできそうもない。
今回は2019年産出資馬の数をそろえたい衝動をグッと抑えて、とりあえず先行募集は見送りを堅持した。
もう1頭の注目馬№48テーオーティアラの19がどの程度様子見できるかで2019年産出資馬のラインナップが決まる。
①クリスタルアワード 牝5 2勝クラス 稲垣厩舎
以下、クラブHP
2021/6/25 (美浦トレセン)
24日(木)にWコースで5ハロン71.6-55.3-41.4-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「気がいいのでハミを噛んで走る場面がこれまでも見られましたが、一本目ということもあってリラックスしながら走れていましたね。一本消化したことで、この後は競馬モードのスイッチがオンになり、気持ちも入ってくるかと思います。体には多少緩さがありますので、本数を重ねて引き締めていきましょう。体調の良さは見て取れるので、そこはこのまま維持していきます」(稲垣幸雄調教師)
ここまで、クラブHP
帰厩後も日程的に余裕があることから、じっくり入る感じでの調整。
これからガリガリやって鍛え上げるというタイプでもないため、体調を整えつつレースに向かう形に。
特に痛いところもなさそうなのでこのまま順調に進めてもらいたい。
まずは掲示板を。
②トゥインクルリーフ 牝5 2勝クラス 吉岡厩舎
以下、クラブHP
2021/6/25 (吉澤ステーブルWEST)
馬体重:488kg
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1500m、600mの坂路を2本(17秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。来週29日(火)の帰厩が決まりましたが、引き続き硬さが出ることはありませんし、体調面も安定しています。乗り込みながらも体重は増加傾向なように、いい状態で送り出せると思います」(担当者)
ここまで、クラブHP
疝痛後の休養中に身体がだいぶ増えてきた。
ちなみに昨年の3月に1勝クラスを勝った時の馬体重は440㎏ちょうど。
その後の2勝クラスでも452㎏~466㎏で競馬をしており、その比較でもかなりの増量。
4月のレースから間隔はあいたが、外厩でビシビシやられておりパワーアップしているとみて良さそう。
帰厩は来週で、レースは7/17、小倉への輸送もあるのでちょうどいいのだろう。
現在のウチの屋台骨を支えてくれている同馬。
夏の活躍を期待したい。
③リッターヴォルト 牡3 未勝利 伊坂厩舎
以下、クラブHP
2021/6/25 (美浦トレセン)
20日(日)にWコースで5ハロン70.3-55.4-41.7-13.9を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にもWコースで5ハロン69.7-54.1-39.9-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「ウッドチップ単走での追い切りでしたが、左回りでもモタれることなく真っ直ぐに走り、これまでの稽古をちゃんと復習できていた。トレセンでの最終調整は上手くいったと思います。ここにきてだいぶ落ち着きが出てきましたし、気性面の成長も著しい。あとは函館競馬場に移動してからも、この良い雰囲気のまま状態が保てればと思います。土曜日に美浦を出発予定。現地では小林凌大に稽古を付けるよう依頼しています。節的に読みづらさはあるものの、来週7/03(土)函館・3歳未勝利(芝1200m)に向かうつもりです」(伊坂重信調教師)
ここまで、クラブHP
トレセンでの調教はタイムはともかく左回りでもまっすぐ走れて負荷がかけられていることに調教師は納得しているようだ。
レースは7/3、函館競馬場には今週末移動し、現地ではデビュー戦と2戦目に騎乗した小林JKに預かってもらうとのこと。
デビューから約半年経つわけだがどういった変わり身があるかのコメントにも注目。
④アイルビーザワン 牡3 3歳1勝クラス 田島厩舎
北海道にて静養中・・・。
⑤ザベストデイ 牝3 未勝利 川崎・今井厩舎
北海道にて静養中・・・。
⑥ルムロン 牝3 未出走 林厩舎
以下、クラブHP
2021/6/25 (愛知ステーブル千葉分場)馬体重:522kg
「現在は坂路2本(17秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。週2回はダートコースでの調教も織り交ぜていて、園の場合は坂路1本にしています。乗り込んでも脚元に反動は出ませんし、このままどんどん進めていけそう。林調教師からは、『来週か再来週には帰厩させる予定です』と聞いています」(担当者)
ここまで、クラブHP
外厩へ移動後思いのほか順調で、坂路で週2回の15-15をやれるまでに回復。
コメントから受けた印象では立て直しに時間を要し、JRAでのデビューも怪しいと思われたが、この感じで進められればとりあえずデビュー戦まではたどり着けそうだ。
そこから先はわからん。
⑦スイートフェンネル 牝3 未勝利 盛岡
以下、クラブHP
2021/6/25 (松風馬事センター)
馬体重:487kg
「現在は角馬場で長めのダクのメニューで調整中です。長めをじっくりと乗り込んでいますが、今週から週2回は走路にも出しています。乗り込み量は明らかに多くなりましたが、そんな中でも骨膜に動きがないのはいい傾向。ただ、少しフケがきているので、ここであまり無理はしたくないところです。様子を見て徐々にピッチを上げていきます」(担当者)
ここまで、クラブHP
骨膜の方は変わりなし。
長めをダクで乗っているがあくまで様子見。
JRAで復帰するわけではないのですぐにタイムアップにはならないが、それでも足踏みは精神的によろしくない。
⑦パウオレ 牝2 新馬 松山(将)厩舎予定
以下、クラブHP
2021/6/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:460kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。まだ幼さもあってか、馬道で少しバタつくようなこともありますが、段々と環境には慣れてきたように感じられるため、今週からは坂路も1本上がっています。ヘニーヒューズ産駒にしてはまだ筋肉が付ききっておらず、見た目にも力強さに欠けるところが残っているので、その辺りがしっかりしてくれば精神的な部分も成長してくるのではないかと思います。しばらくは現状のメニューでジックリと乗り込んでいきます。
ここまで、クラブHP
北海道では春先に成長急で小野町への移動となったわけがが、小野町での見立てはもう一段の成長を待った方がいいというジャッジ。
成長を待つのもいいが、あっという間に期限が来て追い込まれてしまう馬たちを何頭も見てきている。
基礎体力の向上は必要だが、競馬に行ってどれくらいやれるのかの判断は早めにしてもらいたい。