映画ドライブ・マイ・カーを旦那さんと一緒に観ました♡
元々私も彼も村上春樹ファンで、ほとんど全ての著書を読んでる。
今回映画の原作になっている「女のいない男たち」もちょうど読み終えたばかりで、映画の公開をとっても楽しみにしていました!!
一言で言うと、すごく好きな映画だった。きっとこの先も心に残り続けると思う。
時々そういう映画があって、それはいつも「淡々とした映画」です。
ものすごく内容が面白くて興奮した‼️とか感動した‼️とか、そういうものは案外記憶に残らない。
ドライブマイカーの前回心に残ったのは「日日是好日」で、その前は「おくりびと」でした。
そして見終えた後に知ったんだけど、ドライブマイカーの監督とおくりびとの監督は同じなんだね!納得。
映画って"泣ける"とか"驚き"とか、そういう風に作られているものが多いけど、そういう映画は観終わるとドッと疲れるのが苦手😂
もちろん観ている時は興奮するし面白いんだけど、感情持っていかれまくり!!!
だから学生の頃に流行った恋愛ドラマとか恋愛漫画とかも、昔っから苦手でした。(いや、見れば誰より持っていかれて超楽しめるんだけど・・・)
肉体に飲み込まれてしまって、酔う。
ちゃんと感じることが出来ない。
次から次へと感情の波に飲み込まれて、最終的に大洪水みたいになってドッと疲れる。この感覚が、苦手なんです。
だから、淡々とした映画が好き♡
自分のペースで感じることが出来るから。
「感動させよう!」
「驚かせよう!」
という意図が無い、自由に感じていいよ♡という映画が好きです。
ドライブ・マイ・カーは、まさにそんな映画でした。
そして原作と同じように、至る所に「本質」が散りばめられていた。
ネタバレになってしまうのですが、
主人公の妻は夫を深く愛しながら、不倫を繰り返している女。
夫は全てを知りながら、知っていることは妻に黙っている。そんなある日妻が突然亡くなってしまって、結局本人の口からはもう何も聞くことが出来ない・・・という展開がある。
それによって夫は苦悩を抱え続けるですが、ある時ドライバーとして雇った女がこんなことを言うセリフがある。
「すべてを、音さん(妻)だと思うことはできないでしょうか。家福さん(主人公)を愛していた音さんも、複数の男性と寝ていた音さんも。どちらも本当の音さんなのだと。」
このセリフから、深い安心を感じた。
矛盾をはらむことって安心する。とっても心が喜ぶんだなぁ。
ノートで自分を明らめる時もそうだけど「スッキリすること」が本当の喜びなんじゃない。
どんな自分も、善悪つけないできちんと存在させてあげること。
それによって、本当の安心が得られる。
これって神の視点、源視点なんだよね♡
この感覚を忘れずにいよう!と思った。
そして今は作中に出てきたこの本を読んでいます!
チェーホフの名作、ワーニャ伯父さん。本こそ自分のペースで感じながらじっくり読めるから好き♡
私達女性は人間である前に「女」である♡
女であることの自然を受け入れて、人生開花していきましょう!!
内側で創造し育む力を取り戻す3ヶ月です!アッという間に理想の人生にワープするよ😍
お申込み締切は4月5日。お取りこぼしのないようお申込み下さいね❤️