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民主政権は崩壊、下野必至で政治はいよいよ不安定

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1月5日

上のタイトルではありませんが、今のままだと、今年は本当に政治が不安定になると予想されます。

まずは、日刊ゲンダイの関連記事をご一読ください。

      

民主政権は崩壊、下野必至で政治はいよいよ不安定

菅首相は正月の余韻に浸っている暇はない。日本の政情も新年早々から、正念場だ。
 選挙という選挙に連戦連敗中で「今すぐ辞めろ」と地方組織に突き上げられる1月13日の党大会。仙谷・馬淵両大臣の問責により、冒頭から空転が予想される通常国会……。窮地に立つ菅は、自民党などとの「大連立」を視野に入れているが、支持率20%を切りかけた不人気首相など、どの党も相手にしない。むしろ、自民党は民主党の支持率低下をこれ幸いに、解散・政権奪回に向け、あらゆる手段を使って徹底抗戦を仕掛けてくる。
「菅首相には、野党の攻勢に加え、小沢一郎元代表の国会招致問題で火が付いた内紛を引きずったまま、4月の統一地方選を迎える最悪の展開が待っています。政権運営に行き詰まり、3月末には、11年度予算案の年度内成立と引き換えに、野党との『話し合い解散』に応じるしか残された道はなさそうです」(政治評論家・浅川博忠氏)
 解散・総選挙の時期は、国政選と地方選の時期が重なるのを嫌う公明党に配慮し、通常国会閉幕後の7月ごろになりそうだ。民主党は党の顔が菅のままだろうが、岡田幹事長や前原外相に変わろうが、大敗は必至。比較第1党の座を失って党内は四分五裂の惨状に陥る。
「民主党は与党の立場でこそ、まとまっていられますが、政権の座が危うくなれば、単なる寄り合い所帯に逆戻りです。党内抗争は熾烈化し、極端な左派や親小沢派、自民党と結託して政権中枢を狙おうとするグループなどグチャグチャに分裂するでしょう。政権交代から2年足らずで、『民主党』という政党そのものが消滅に向かうのです」(浅川博忠氏=前出)
 もちろん、自民党にも単独過半数を獲得する力は残っていない。“勝者なき国会”は政界大再編という荒波にのみ込まれ、ますます混迷を深め、不安定になっていく。小沢以外に核になる政治家がいない場合、機能マヒの政治空白はエンドレスになりかねない。
 

何度も書いていることですが、もう民主党は駄目だと思います。

国民主権を目指す政権として、国民から多くの支持を得て政権交代したのに、菅政権が国民主権と言う民主党が政権交代の元となった理念を捨ててしまった以上、何をしても、たとえ、菅政権が崩壊したとしても、よほどのことがない限り、誰が民主党政権を継承しても下野は必至だと思います。

 

菅も仙谷も岡田も、アメリカを中心とした悪徳ペンタゴンの強烈な脅しがあったのかもしれないし、これだけの国民に対する不誠実な政治と引き換えに、よほど美味しいことがあったのかもしれませんし、悪徳ペンタゴンからの擁護に力を得たのかもしれませんが、あまりにも国民を舐め過ぎていると思います。

菅も仙石も岡田も高学歴かもしれないけど、世論を感じ、それを政治に反映し、政治を運営する能力は、あまりにも程度が低すぎます。

まさに高学歴な政治家による、低脳政治の様相を呈していて、もはや、何をしても支持率を以前のように回復させることは困難だと思います。 

今や、民主党=最悪の政党というイメージができてしまったから、もはや何をしても支持率回復なんてできっこありません。

おまけに、まだ懲りずに、小沢攻撃しか頭にないみたいで、この馬鹿たちにつける薬はありません。
  

確認のために、民主党の主な馬鹿な政治家をここで再確認すると次のようになります。

 

菅・仙谷・岡田・前原・野田・玄葉・枝野・蓮舫・渡部
  

この政治家については、一切の敬称や肩書きを付ける気にはなりませんし(すでにやっていますが・・・)、悪徳ペンタゴンに魂を売った政治家として、売国奴の政治家と決め付けても罰は当たらないのではないかと思います。

また、これらの悪徳政治家のことを総称する時は、「こいつら」に統一したいと思います。

大人気ないけど、そのくらい言いたくなるほど、菅政権の政治はひどすぎます。

   

もし、民主党が下野しない可能性が残されているとしたら、これらの悪徳政治家を追い出すことは最低でも必要です。

分かりやすいことに、菅の新年会に出席した馬鹿が45名もいるらしく、分かりやすくなって助かります。

次の名簿は産経の情報なので???ですが、一応信用して転載します。

    

菅首相新年会
 〔政府側〕

 仙谷由人官房長官▽細川律夫厚生労働相▽松本龍環境相▽北沢俊美防衛相▽蓮舫行政刷新担当相▽岡崎トミ子国家公安委員長▽古川元久官房副長官▽福山哲郎官房副長官▽平岡秀夫総務副大臣▽篠原孝農林水産副大臣▽末松義規内閣府副大臣▽黒岩宇洋法務政務官▽岡本充功厚労政務官▽松本大輔防衛政務官▽阿久津幸彦内閣府政務官▽加藤公一首相補佐官▽寺田学首相補佐官

 〔衆院議員〕

 阿知波吉信▽荒井聡▽井戸正枝▽枝野幸男▽緒方林太郎▽柿沼正明▽金森正▽城井崇▽近藤洋介▽斉木武志▽竹田光明▽田島一成▽田村謙治▽西村智奈美▽橋本博明▽鉢呂吉雄▽平山泰朗▽藤田憲彦▽本多平直▽三谷光男▽三村和也▽渡辺周

 〔参院議員〕

 江田五月▽金子洋一▽藤本祐司


  

小沢氏新年会

 〔政府側〕

 鈴木克昌総務副大臣▽東祥三内閣府副大臣▽平野達男内閣府副大臣▽松木謙公農水政務官▽樋高剛環境政務官

 〔衆院議員〕

 相原史乃▽浅野貴博(新党大地)▽石井章▽石川知裕(無所属)▽石関貴史▽石田三示▽石原洋三郎▽内山晃▽江端貴子▽太田和美▽大谷啓▽大西孝典▽大山昌宏▽岡島一正▽岡本英子▽奥野総一郎▽笠原多見子▽梶原康弘▽金子健一▽川口浩▽川島智太郎▽木内孝胤▽菊池長右エ門▽岸本周平▽木村剛司▽熊谷貞俊▽黒田雄▽古賀敬章▽小林正枝▽小宮山泰子▽坂口岳洋▽階猛▽神風英男▽菅川洋▽瑞慶覧長敏▽空本誠喜▽高橋英行▽高松和夫▽高山智司▽玉城デニー▽中後淳▽辻恵▽津島恭一▽中塚一宏▽中津川博郷▽中野譲▽仁木博文▽萩原仁▽橋本清仁▽畑浩治▽早川久美子▽原口一博▽福田昭夫▽細野豪志▽松崎哲久▽松野頼久▽松宮勲▽水野智彦▽三宅雪子▽村上史好▽柳田和己▽山岡賢次▽山口和之▽山口壮▽山崎摩耶▽山田正彦▽横山北斗▽吉田治▽若井康彦▽渡辺浩一郎▽渡辺義彦

 〔参院議員〕

 一川保夫▽大久保潔重▽尾立源幸▽川上義博▽行田邦子▽小見山幸治▽佐藤公治▽主浜了▽田城郁▽谷亮子▽友近聡朗▽外山斎▽姫井由美子▽平田健二▽平山幸司▽広野允士▽藤原良信▽室井邦彦▽森裕子▽安井美沙子▽米長晴信


両新年会出席者
 〔政府側〕

 海江田万里経済財政担当相

 〔衆院議員〕

 城島光力▽松原仁

  

海江田万里経済財政担当相は親小沢の議員ですが、現職の閣僚として仕方なく出席したから良いとして、衆議院の2名は、どっちにもつく正体不明の輩だから、国民主権の政治への裏切り行為もしそうなので、悪徳側と見たいと思います。

    

日刊ゲンダイの記事に戻りますが、本当に小沢氏たちも早く、今の民主党ではない政治勢力の結集と新党結成を望みます。

もし、小沢氏たち国民主権を目指す政治家達が中心とする政権ができても、もう「民主党」と言うブランドは、菅や仙谷が落としまくったから、最早、再生や復活は不可能だと思いますし、民主党の党員自体も、物事が見えない人も多そうだから、大変でも、新党を作るべきで、絶対に数合わせ的に、菅の新年会に出席した馬鹿な政治家などとは明確に一線を画さないといけないと思います。

 

まさか、自民党に託すのは、菅政権よりはマシかもしれませんが、現実的にも今のままの自民党に政権担当能力はないと思うので、自民党を含む野党議員たちまで含めてで良いから、早く菅の低脳政権崩壊後、国民主権への政治改革を支持する者が、安心して支持できる政治母体を作って欲しいと思います。

正直、現実問題として、私たち多くの国民は無力で、投票行動以外に日本の政治を変革する具体的な手段を持っていないのだから、これは至急の課題だと思います。

さもないと、政治自体への不信や興味をなくさせてしまうから、本当にやばいことになってしまう気がします。

 

また新聞では、なんと菅の馬鹿が、小沢氏に辞職を要求するようなことが出ていますが、辞めるのは、役に立たないばかりか、存在自体が害悪の菅の馬鹿こそで、早く政界から消えろ!です。

こんな嫌なやつで害のある政治家は記憶にないですね。

しかしねーーーー。菅さんにこんなことを書かなくてはいけなくなるなんてねーーー

どうしたんですか?と、本当に聞いてみたい気持ちです。

もちろん、仙谷も同様です。早く政界から去れ!!!!です。

 

 

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1月2日 小網神社は強運のパワースポット

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1月4日

1月2日もだいたいやることが決まっていて、今年も日本橋の七福神にお参りに行きました。

その中で次の写真は小網神社の写真ですが、この神社だけ異様に込んでいて驚きました。

  

確かに、この神社は毎年、新春に巡る7つの神社の中では、水天宮はでかいから比較になりませんが、他の6つの神社の中では一番人気がありましたが、今年は普段の年の10倍近くは並ぶ列が長かったし、普段の年だと、この神社を一番最初に参って、次の茶の木神社に行く人が多いのですが、人の流れを見ていると、今年は小網神社だけに参った人も多いようで、人気が急に上がったように感じました。

何かあったのかな????

  
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今まで日本橋の七福神の神社の一つとして、なんとなく参っていた神社ですが、この混みように、少し驚いてサイトを見てみたら、現在、けっこうパワースポットの一つとして脚光を浴びているいるんですね。1年に1回しか行かない神社だけど、なんとなく習慣で、お正月に行く神社と思っていたら、テレビの番組でも紹介されたようで、この混む理由が分かりました。

この小網神社を取り上げているサイトの中には次のような記載がありました。

 

小網神社は強運のパワースポット

小網神社といえば人形町(日本橋)の強運厄除けで有名な神社
ですが、先日「東京のパワースポット特集」というテレビで紹
介されていました。

小網神社が強運の神社と言われるようになったいくつかのスト
ーリーがテレビ番組で紹介されていました。関東最震災のとき
に小網神社も大きな被害にありましたが、宮司はご神体を抱え
新大橋に非難、地元の住民もたくさん新大橋に非難したが、新
大橋は落ちずに助かった、と伝えられているとのこと。当時の
様子が記されている記念碑もあり、そこには小網神社のご神体
にお祈りをしたとあるそうです。また、東京大空襲で、この地
域はほとんど焼け野原になり、小網神社のまわりも被害にあっ
たが、小網神社だけは無傷で残ったとのこと。また、小網神社
のお札をいただき出征した兵士はみな無事に生還したなど。と
ても偶然とは思えない何かパワーのようなものがありそうです。

強運厄除けの小網神社は、決して大きな神社ではなく、場所柄
でしょうか、ビルに囲まれた小さい神社です。ちょっと驚く
くらい小さいと思います。
 

まあ、神頼みなんかしなくても良い時代になれば良いのだろうけど、人それぞれ、苦しい状況にある人はもちろん、いまある状況からの飛躍を望む人は人で、また、成功して願望を遂げた人は人で、それそれの立場で、お参りに行きたくなることはあるものです。

 

どこか、良いお参りに行くところがないかと思っていらっしゃる方にはご参考になればと思います。

 

次の写真は、1月2日に行った、他の6つの神社の写真です。

水天宮は、本当は日本橋の七福神の中の一つと言われているのは、次の写真の水天宮の弁財天で、1月2日に行った時は写すのを忘れたので、水天宮の本宮の写真になっています。

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茶の木神社(布袋尊:除災・生産)
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水天宮

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松島神社(大国神:営業繁栄)
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末廣神社(毘沙門天:除災勝運)

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笠間稲荷神社(寿老福:長寿延命)

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今日から多くの方々は仕事始めかと思います。

新しい年のお仕事のご発展とご成功をお祈りいたします。


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元旦の夜

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1月3日

元旦の夜から1月2日の夕方までは、ほぼ毎年同じことをしています。

まずは元旦の夜ですが、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの放送を必ず見ます。

今年は小澤征爾の後任のウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した、オーストリア人のフランツ・ウェルザー=メストで、カラヤン以降、オーストリア人がこのコンサートの指揮をすることがなかったから、ものすごく楽しみにしていたところです。

なぜか言うと、このコンサートで演奏される、シュトラウスファミリーの音楽などウィーンのワルツやポルカやオペレッタの序曲などは、いくら音楽的に優秀な指揮者でも、下手をすると、芸術的には優れていても、抑揚とか、リズムとか表現とかに違和感が出てしまうから、けっこう演奏は難しいと言われています。

これはウィーンフィルの楽団員でさえ、ヨハンシュトラウスのワルツやポルカを演奏するのは、簡単そうに見えるけど、実はかなり難しいと言っているのを何かで読みましたが、これは聴いていても分かります。

     

特に難しいのはワルツで、要は演歌のハートや節回しに、日本人独特のニュアンスがあるのと同じで、特にワルツが幼少の頃から踊りなれていて、体内にそのリズムが染込んでいる人が指揮したり演奏しないと、ワルツはご存知のように3拍子ですが、シュトラウスファミリーのウィンナワルツは二拍目が少し早めに刻む独特な抑揚があるから、これが無理なく粋にスムーズに刻まれ、メロディーが同じく独特な抑揚と歌い方で歌われないと、ウィンナワルツとして気持ちが良い演奏にはなりません。

      

なぜワルツが踊れた人の方が良い味の演奏になるかというと、それは、2拍目が少し早く刻まれるのは、ワルツを踊る女性のドレスが回るのが体の回転よりも遅れるからで、やはり、ワルツを踊りなれている人たちが演奏しないとウィンナワルツの独特なニュアンスが出せないのだと思います。

 

これは、私みたいに、この種の音楽を小学生の高学年の頃から聴きまくっている熱狂的愛好家にとっては、指揮者はまだなんとかなるのですが、楽団は60~80名程度で演奏するから、やはりごまかせず、私程度の耳でも、ウィーンの楽団が演奏したものかどうか、聴いただけですぐに分かり、違うと何かアレルギー反応が自然に出てきて、聴いていて良い気持ちにならないのです。例えば、あの素晴らしいオーケストラである、ベルリンフィルとか、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウとか、シカゴ交響楽団などの演奏でも、技術的には優れていても何か本場の味ではない、機械的な音だとか妙な味付けの演奏になってしまい、なにか違う違和感を感じてしまいます。

 

また、先ほど指揮者は何とかなると言いましたが、ただ、強烈な個性を持つカリスマ性のある超有名な指揮者が指揮する時は、いくらウィーンフィルでも大筋は指示に従うから、芸術的には高い演奏かもしれませんが、やはり、ウィーンナワルツが持つ、独特なローカル性の良さや味は出せるものではなく、超有名な指揮者の演奏が決して気持ちの良い演奏にはならないということが往々にしてあります。

ここ数年でも、バレンボイム(アルゼンチン出身・無骨・粋じゃない・真面目すぎる)、ムーティー(イタリア出身・速度が速すぎて聴いていて疲れる)、あるいは曲によっては良い演奏もありますが昨年のプレートル(フランス出身・ほとんど素晴らしい演奏ですが、こうもりは重過ぎで、皇帝円舞曲は、部分的に早すぎる)などは、それぞれ素晴らしい指揮者で、私も他の作曲家の演奏ではそれぞれ好きな指揮者ですが、異様にスピードが速かったり、歌ってくれなかったり、妙に歌いすぎていたり、リズムが粋じゃなかったりするところがあって、きっとオーストリア、特にウィーンの人たちにとっては、不満があったのではないかと思います。

小澤征爾も2002年にこのコンサートを指揮して、大成功を収め、CDやDVDの売上も記録的なベストセラーになるのですが、公演としては大成功でも、音楽は本当に独特なウィーン音楽になっていて、特に大好きな「こうもり」の序曲は、一番聴いていて、超違和感。特に粘りすぎと言うか、抑揚が私の頭の中にインプットされている音楽とはまったく違っていて、今でも時々DVDを見たりCDを聴いたりしますが、同じ日本人として、あれだけのブラボーをもらう様子は誇らしいのですが、ポルカはまだしも、ワルツはやはりなじめません。ただ、最後にアンコールで演奏される、一番有名なワルツである、「美しき青きドナウ」だけは、ウィーンフィルのメンバーの主張が強かったのか、イメージ通りの自然で好きな演奏にはなっていますが、小澤征爾の音楽の良い意味の個性や才能が、ウィーン音楽の独特の香りを消してしまっているところがあるから、どうしても違和感を感じてしまいます。

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長々と書いて申し訳ありませんが、ここからが本論です。

いまでこそ、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは世界最大のコンサートとして、ものすごい数の国に同時中継され、そのコンテンツも売れ、そもそもチケットは抽選でしか一般的には購入できないほどのビッグイベントになっています。

でも、以前はウィーンフィルのニューイヤーコンサートとは言え、ウィーンのローカルなイベントであったわけです。事実、1955年からはウィリー・ボスコフスキーというウィーンフィルの名コンサートマスターがバイオリンを弾きながら演奏するような、今ほど仰々しいコンサートではなかったですし、その後を受けた、今では世界的指揮者となったロリン・マゼールですが、7年間も続けて指揮をすると言った具合で、現在のように、来年は誰が指揮をするのかと世界的なニュースになるようなコンサートでは少なくともなかったのです。

ところが、このマゼールが7年間指揮した後の1987年のニューイヤーを指揮したのが、今でも超有名な大指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンで、演奏も確かに渋くて素晴らしかったし、多分商業的にも大成功したのだと思います。

この頃のカラヤンは長年指揮してきたベルリンフィルと良い関係じゃなくなっていましたし、ウィーンフィルとはとても良好な関係になっていましたが、これだけの大指揮者を毎年起用するのは難しかったでしょうし、カラヤンはこのコンサートから2年後亡くなっていますから、カラヤンにずっと続けてもらうことはできませんでした。   思うように資金調達ができない方へ

このカラヤンのコンサート以降の1988年から、ウィーンフィルと親密な関係にある世界的に有名な巨匠と言われる指揮者を毎年変えて起用するようになります。その傾向が今に至っているわけですが、この中で、先ほども触れたように、世界的な指揮者であっても、ヨハンシュトラウス達の音楽にはなじんでいるとは限らず、ましてワルツを青春時代からなじんでいる人も少ないから、聴く人の個々人の好みの問題ではありますが、向かない人、あるいは自分の個性を出しすぎる人もいて、ウィーンフィルの独特な音は変わらなくても、何か違和感のあるシュトラウスのコンサートになってしまっていたケースが多かったのは、私が聴いていても感じます。

私が感じるぐらいだから、特にウィーンの地元の人たちの間でこのような感想を持つ人は多くなっていたようですし、あるいはウィーンフィルの楽団員の中では特にこの傾向は強かったと思われます。

私も超大好きな演奏をする大指揮者、カルロス・クライバーですが、この人は本当に人気が高い指揮者だったし、多くの人から、この指揮者のヨハンシュトラウスは大人気でした。しかし、何で読んだか忘れましたが、ウィーンフィルの楽団員から、誰のニューイヤーが良かったと聞かれて、クライバーと言ったら、不満な顔をしたという逸話も残っているようで、個性の強い名指揮者との競演=楽団員の好む演奏では、必ずしもないということが覗われます。

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このような中、今年のニューイヤーコンサートは、カラヤン以降、本当に久しぶりに、オーストリア人が指揮するコンサートだったから、今回は特に地元では歓迎されていたようですし、私もメストがどのようなニューイヤーコンサートをするのかすごく興味深かったので、すごく楽しみにしていました。

この人がチューリッヒ歌劇場の監督だった時に指揮したモーツアルトの「魔笛」のDVDを持っていますが、一般的な評価は知りませんが、私はすごく好きですし、昨年のサマーコンサートの時の、私の最も好きなワルツの一つである「ウィーン気質」の演奏をYou Tubeで聴いたところ、オーソドックスだけど、とても指揮振りが良くて自然な良い演奏だったこともあって余計でした。

 

このメストという指揮者は、元々ヴァイオリニストだったのですが、若い時に交通事故で大怪我をして、ヴァイオリニストを断念して指揮者に転向した経歴があります。若い時から指揮者としてデビューしますが、ロンドンフィルとか、メストの名声が確立されたチューリッヒ歌劇場とか、アメリカの名門オーケストラであるクリーブランド管弦楽団の音楽監督を務めるといった風に、オーストリアから離れたところでの活躍が中心だったから、ウィーン国立歌劇場の音楽監督就任も、もちろんですが、オーストリア、それもウィーンの匂いが香る今回のコンサートは、指揮者のメストにとっても、すごく自然体で懐かしい音楽に触れる喜びのような感じになるのではないかとこの意味でも本当に楽しみにしていました。

事実、昨日のコンサートの休憩時間のメストへのインタビューで、同じことを答えていたから、本人にとっても、正調のシュトラウスファミリーのコンサートにしたかったのだと思います。

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そして、元旦の夜7時から、放送を見ました。

曲目が今年は有名ななじみの曲が少なかったから、ご覧になった方で、それほど愛好家の方でない方には、少し退屈だったかも知れませんし、一見、淡々とした演奏でもあったから、物足りないと思われた方も多いかもしれません。でも、馬鹿みたいに、毎日この種の音楽を聴いている者にとっては、何か原点回帰の非常にオーソドックスな演奏で、良いコンサートでした。

とにかく、普通に、オーバーに表現しないけれど、良い味と音が出ていましたね。

  

何か、昔からよく聴いている、24年も続けてニューイヤーコンサートを指揮したウィリー・ボスコフスキーとか、このコンサートを戦前になりますが、スタートさせたクレメンス・クラウスの頃のような、良い意味のローカル色溢れる、抑揚も大きすぎず、奇をてらわない、そして、清廉な清水のような、少しパステルカラーのような、少し抑えた色調の演奏で、私には、少し毒気が足りないようにも感じましたが、これから何度もニューイヤーをこの指揮者で聴いてみたいと思うぐらい良い印象を持ちました。

 

来年は、私がニューイヤーコンサートの中で一番好きな、今最も人気があるかもしれない世界的指揮者、ヤンソンスがまた指揮をするみたいで、超楽しみですが、オーストリア、特にウィーンに暮す人々にとっては、久しぶりに現れた地元のスター指揮者には大きな期待をしているでしょうね。

ウィーンは音楽の都とか、オーストリアの主要産業である音楽の花形である指揮者に、オーストリアの優秀な人物が、カラヤン以降、なかなか出ていなかったから、なおさらでしょうね。


とにかく今年のコンサートは、良い気の音楽を聴かせてもらったと思えるニューイヤーコンサートでした。

    



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