2005-05-08 03:42:51

金余りの金融機関

テーマ:コンサルの実例

5月8日

                                               朝焼け

最近の金融機関の動向を、弊社の視点から見たままを、最近の実例で書きたいと思います。


今弊社が最も力を入れている案件の一つなのですが、

あるスポーツ競技施設の施工運営会社のコンサルを引き受けています。


この社長は、運営する競技施設の競技の、元となる競技の競技者として有名だった人物で、

まだ20歳台の経営者ですが、なかなかの見識の持ち主で、

設立2年半ですが、既に他社にはないビジネスモデルを確立しています。


某都市銀行2行から無担保融資がほぼ決まり実行を待つ状態なのですが、

この中の1行と、雑談の中で話した全く別の都市銀行から、後日、

単なる融資だけではなく、今後の多店舗展開を見据えた支援をぜひやりたいので、

弊社から社長に意向を聞いてくれないかという要請が来ました。


都市銀行は単なる融資だけではなく、様々な商材をサービスする方向に動いていることは、

1年ぐらい前から、弊社みたいに、中小企業の案件を中心に扱う状況であっても、

その動向は感じていましたが、

良い意味で、ここまで露骨に、年商が2億円に満たない会社の案件で、

いくらビジネスモデルが興味深いとしても、

営業をかけてきた経験はありません。


弊社の案件でも数件、某都市銀行の本店に、ニュービジネスを判定するセクションがあって、

ここの審査をパスすると、通常よりも高額の資金支援をすることはありました。

たとえば、年商1億5千万円の会社に2億の支援といった規模です。


しかしながら、今回の場合は、

年商2億弱の会社に、数十億円の支援を検討すると言うのですから、かなりの驚きです。

もちろん弊社が単純な間接融資のご支援に特化していることによる、

認識不足なのかもしれませんが、

今まで何度か照会しても、なんとなく煮え切らない反応しかなかった同じセクションが、

初めて見せた対応なので、銀行の動向が末端まで、少し変化が出てきたのだと思われます。


形式は、エクイティーのみと言うわけではなく、

デットファイナンス(返済義務のある資金調達)のファンド形式であったり、

リース会社へのバックファイナンスで行う方式であったりするのですが、

同時に都市銀行2行からの要請だったので、ブログでも取り上げる気になったわけです。


また、以前ネガティブなことで、取り上げた某都市銀行も、新規顧客開拓の専門のセクションを作り、

積極的に担当部署に顧客を紹介するシステムができており、

いよいよ、都市銀行は本格的に、積極経営に末端まで舵を切ってきたなという印象を受けています。


起業家の方にとっては、かなりのチャンスの時が来たとの印象を受けます。


弊社から見た、この流れに乗りやすい会社の条件は何か?

この点につき、今後実際の案件に即して、書いていきたいと思います。


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2005-05-06 23:53:50

M資金もどきの体験談 3

テーマ:ブレイクタイム

5月7日

 

M資金もどきの体験談の3回目です。

                                                 

この体験談が、私のM資金もどきの3回目で最後の体験談となるのですが、 人物

この時は、依頼してきた人物が、ある地方の地銀の頭取X氏であったので、

以前の組合とは違って、大きな展開や、様々な多数の人物の登場があって、   

結果としては、「あほらしい」の一言となったのですが、

この手の話に熱心に活動している人々の動機や属性などが少し分かったような気がした体験となりました。

 

X氏と親しい人物Y氏と私が親交があったため、Y氏から持ち込まれた話だったのですが、

 

「99.9%可能性がないのも、リスキーであることも、いろいろな人から話を聞いて理解しているが、

万一、少しでも可能性があるのなら、紹介をして欲しい」という、かなり切実な依頼でした。


しかし、話があまりにも唐突であり、

いくら弊社に優良顧客を数多く紹介いただいた親交の深いY氏の話であっても、

本当の話なのかどうかを何度も確認をしたところ、

ここでは書けませんが、X氏の当時の置かれた状況などを詳しく説明いただき、

結局は引き受けることにしたわけです。


当時、たまたま、この手の仲介人者としては、珍しく、まともで、

実績があっても不思議ではないと思われる(後で、俺はバカでしたと思うことになるのですが・・・)

人物Z氏との面識があったことも引き受けた動機のひとつでした。


Z氏にX頭取の条件を話して、可能かどうか打診したところ、

「先に○○○○億を頭取の都市銀行に開いた口座に送金可能なので、まず頭取の意志確認の意味で、

 名刺3枚、個人口座のコピー、銀行のパンフレットを準備して欲しい。」と言うことになりました。


このことをY氏経由X頭取に伝言したところ、3日後には用意できるとのことで、

3日後、○○空港で書類を用意して待つY氏に会うため、

わざわざ私は飛行機で飛んで行きました。


そして、○○空港滞在2時間で羽田に戻った私は、その足でZ氏が待つ都内のホテルに直行し、

書類をZ氏に手渡しました。

Z氏も東京在住の方ではないので、このためにわざわざ新幹線で上京していました。

もちろん自分のお金で。


この翌日、Z氏から本部(何の本部だか・・・?)に届けたから、

一両日中に可否と日程が決まるとのことでした。


この辺りになると、嫌なものですね。

冷静でいた自分が、かなり高揚していて、通常の仕事どころではなくなるのですね。

こんなはずじゃないと自問自答しても、やはり興奮は収まらず、

資金調達コンサルタントとして、バカな話には乗ってはいけないと、

常日頃お客様に言い続けている私と弊社社長は、

夢物語にすっかり浸っていました。

(今から思えば自分の馬鹿さ加減が嫌になります)


Z氏の言うとおり、翌日には頭取の個人口座への証拠金送金の日程が決まり、

いよいよ大変なことになってきたと、馬鹿喜びして、

弊社社長と相談役と私の3人は、新宿の中華料理店で、

愚かにも祝杯を上げていました。


いよいよ証拠金送金の日の当日を迎えました。

この続きは明後日以降に書きます。



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2005-05-05 03:34:19

仕事として見た資金調達コンサル業 2

テーマ:資金調達コンサル業

5月6日


なぜネットワークビジネスで上手くいかない人のサポートを仕事にしたかと言えば、

その当時、非常に流行っていたと思われる外資系のネットワークビジネスに、

なんと大喧嘩した某都市銀行の元支店長から誘われたことがきっかけでした。

                                                   種火            

銀行在職時には、お付き合いはなかったですが、

「銀行被害の会」的な集まりでお知り合いになりました。

この方は当時このネットワークビジネスにかなり力を入れており、

私を入会するようお誘いがあったわけです。


当初は、なかなか面白そうだと、実は思い、少し勉強や活動をしてみたのですが、

生来へそ曲がりな性格である私は、


ネットワークビジネスで成功するよりも、

ネットワークビジネスに参加したものの、上手くいかない人の数のほうが圧倒的に多いので、

この人たちへの何らかのサービスをやった方が、

ネットワークビジネスで成功するより早道ではないかと瞬間的に感じたことが1つ。


2つ目は、ネットワークビジネスでの成功者がいくら儲かるからと聞いても、

一番儲かるのは運営会社に違いないという印象を持ったこと。


3つ目には、ネットワークビジネスという初めての世界の入口に立ってみて、

決定的に私が懸念したことは、たとえ大成功しても、

この成功は自分のオリジナルティーある仕事に発展しにくい上、

会社がこけたら、大成功も水の泡と思ったからでした。


以前から私は、自分で決めた強い決め事がありまして、それは、

他社他人の懐具合や顔色など諸状況に、左右される仕事は一切しないという事なんですが、

この意識が若い頃からけっこう強烈で、私は大学を卒業して入社した大手百貨店も、

あくまでも何か自分で事業をする通過点として捉えていましたので、

1年半で辞めて、原宿のまだ住宅街名残ある町であった竹下通りで起業したぐらいですから、

ネットワークビジネスのお誘いを受けたからと言って、素直に、

会員として成功しようなんて気持ちには、なかなかなれませんでした。


このことはともかく、銀行被害の件で知り合えた、

某都市銀行の元支店長のネットワークビジネスへのお誘いが、

ネットワークビジネスをする方へのサポートをする仕事をやるきっかけになりました。


しかし、胴元ともいえる運営会社のサポート、

たとえば、コミッション計算の代行業務だとか、

ネットワークビジネスの業務に精通する人材の派遣業とか、

代金回収手数料やコミッション支払い手数料の低コストシステムの販売など、

現在なら多分間違いなく、運営会社に向けたサービスを考えたと思いますが、

当時は時間も金の余裕も無く、

何よりも、ネットワークビジネスに対する知識も皆無、

更にこの世界に精通する人脈も皆無、

この段階でも、無い無い尽くしだったので、

当面全く素人の自分でもやれそうなサービスを考えるしかありませんでした。


そうなると、一番最初に感じた、うまくいかない会員のサポートしかないと思い、

規約違反だったのかどうか、あるいは誇大広告違反だったかも知れませんが、

ネットワークビジネスの会員の中の、どちらと言えば成功者でない方を対象に、

今から考えると稚拙極まらない内容でしたので詳細は勘弁していただきますが、

会員獲得のためのお手伝いサービスを、

手持ちの資金と時間で可能な限りの方法で告知しました。

最初は全く超赤字覚悟で、本当は内心ドキドキものでしたが、

とにかく、まず「私の名前」と「私の人となり」と「私と付き合うことによるメリット」

を感じてくれる、全く見ず知らずの人を100人全国に作ろうと活動をしたところ、

利益はこの段階では出なかったものの、瞬く間に1000人以上の人脈ができてしまいました。

自分でも、まさかこんなに速いスピードで1000人以上の人脈ができるとは思いませんでした。


この辺りの方法についての詳細は書きませんが、

ポスティング・新聞広告・雑誌広告・インターネット掲示板(初期のニフティーなど)などで、

連絡の取れた人と、片っ端からお目にかかりに、沖縄から北海道まで行きました。


いずれにしてもこの段階で、前職の失敗で殆ど無くなった人脈が1000人以上、

それも東北の2県と四国の2県以外の全ての都道府県に人脈ができたのは、

目的とするビジネスマッチングのビジネスが可能な方かどうかは分かりませんでしたが、

当時も、すごく大きいと思いました。


今から考えても、この時の1000人以上の方々が、

現在の資金調達コンサル事業の全て人脈の源になったわけですから、自分でも驚いています。

後日また続きを書きたいと思います。



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