3社間ファクタリングの実務をしてみて | 思うように資金調達ができない方へ

3社間ファクタリングの実務をしてみて


8月26日

非常に懇意先である事業会社からファクタリングのご相談がありました。

当初は売掛先にはできるだけ知られない方が良いと言うことで、2社間ファクタリングを希望されていたのですが・・・・

如何せん、財務内容が相当傷んでいて、資金繰りも厳しく、2社間ファクタリングでは対応がかなり難しい状況でした。

お聞きすると、売掛先とは非常に懇意で、3社間ファクタリングの債権譲渡承諾も言えないことはないとのこと。

絶対に3社間の方がやりやいからとお奨めしたのです。

 

結果、債権譲渡承諾も簡単に取れ、ただ売掛先の社長は債権譲渡承諾はもちろんファクタリングもまったく理解されていたい様子でしたが、売掛先にしていただきたいのは、支払い先をファクタリング会社に変更するだけで、手続きとして、債権譲渡承諾に実印の押印と印鑑証明添付をするだけと説明したところ、快諾を得たと言うことで、珍しく3社間ファクタリングのお手伝いをすることになったのです。

 

実務的には、先ほども書いたように、売掛先の債権譲渡承諾への実印の押印と印鑑証明添付+3社間による債権譲渡契約を締結し、来週の火曜日の8月30日に実行の運びとなりました。

 

ただ、今回少し問題があったのは、売掛先の帝国データなどの評点が40点程度で決して高くないことでした。

でも、今回実行する提携会社の調べによると、ここ1ヶ月で支払不能のような事態になる懸念は少ないとのことで実行の運びにはなったものの、調達コストにリスク分がどうしても反映されるため、8%程度の買取手数料になりました。

もし、売掛先の与信が高ければ5%程度に抑えられますし、別の提携先、個々の売掛先審査は少し厳しくなりますが、パスすれば3%程度の手数料でファクタリングが可能です。

 

実際今回3社間ファクタリングのお取り扱いをして感じたのは、利用される顧客への審査へのご負担はなく、審査の中心は売掛先の信用度であるというところです。

この日本でも、中小企業が大手企業の売掛金を3社間で普通にファクタリングが利用できるようになれば、劇的に中小企業の資金調達は楽になると再認識しました。

 

今後とも、私ども財務会計支援機構では2社間ファクタリングを中心にサービスさせては頂くもものの、可能な場合は、できるだけ3社間ファクタリングを加味してご案内していきたいと思っています。

3社間のご相談もお気軽にbhycom@gmail.com までいただければと思います。

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