バックアップ業者のユニークな審査特徴
小規模な会社からご相談があったときの対応は? で書いた記事の一部をご覧ください。
「・譲渡登記がNGの場合は、リスクが高い分、買取手数料は20%の提携するバックアップしていただている業者にお願いしています。
ここは審査の方法が私どもとはかなり違っていて、私どもではとてもリスクがとれない案件でも審査が通る場合があります。
ここの審査の特徴については一度詳細説明したいと思っています。」
この業者は4大手ノンバンクの幹部だった方と質屋金融に精通する方が共同経営するファクタリング業者です。
まだ独立して間もないため、個人事業(3月法人化予定とのことです)でやっていらっしゃいますが、長年の知り合いでもある元大手ノンバンク幹部の方は、金融での知識も見識も高く、実績も豊富で、元ノンバンクでも将来を嘱望されていた人物です。
一方の質屋金融に精通されている方は、元ノンバンクの昔からの友人で、この方もまだ短い付き合いですが非常に誠実な人物です。
このお二人で運営されているファクタリングサービスは、手数料料率は20%~と私どもの手数料よりは高いですが、その分、高いリスクも取るので、私どもでは買取れなかった売掛債権のファクタリングも可能です。
この手数料20%は、数多いファクタリング会社のように、どんな案件でも20%以上と言うこととは、まったく違う20%で、本当にリスクを取っています。
そして何よりも、ユニークな審査視点を持つことで、まったく私どもでは対象になりづらい案件のファクタリングも可能な場合があります。
それは質屋金融のノウハウを使った顧客の信用度をファクタリングに加味できるところです。
財務内容はもちろん、資金繰りも相当傷んでいる会社は、私どもではNGになります。
でも、このような厳しい状況にある会社でも、その会社の事務所や自宅、あるいは別荘にある動産、つまり自動車、貴金属、書画骨董、ブランドもの、そして記念品などを質屋金融的な発想でチェックすると、顧客自身価値がないと思っていたものが、意外な価値があることが多いそうです。
特に一度成功体験をしている会社の代表者には、このような価値ある動産が、ご本人の認識していない状況で残っていることがよくあるそうです。
つまり、この動産価値を質屋金融的な審査をして、その動産価値がファクタリング希望額よりも高ければ、会社の状況が相当ひどい場合でも、売掛債権を買い取ることが可能な場合があるのです。
だから私どもで、とても会社内容からして、3社間ならともかく2社間ではリスクが高すぎる案件でも、歴史の長い会社や、一度成功体験がある会社の案件の場合、20%の買取手数料でも顧客がOKなら、この提携するファクタリング業者にバックアップしてもらっているのです。
この業者の場合も、譲渡禁止条項がある売掛債権のファクタリングはできませんが、譲渡登記はほとんどの場合しないので、10%のバックアップ業者が譲渡登記は必須ですから、譲渡登記がNGの顧客はこの業者にバックアップしていただいています。
実際この業者でも実績が出ていて、10%の業者を含めると、私どもでは取り扱えなかった案件を5件以上は成約ができています。
このように、昨年と比較すれば、よりご利用しやすくなっていますので、もちろん、どんな案件でも実行できるわけではないですが、相当幅広い顧客に対応できるようになってきたと思います。
予定の入金が来月回しになったとか、急な良い受注の資金手当が必要な時など、ぜひ、次の申込書を記載され、bhycom@gmail.com までご相談いただければと思います。
インターネット広告で目につくことが多いファクタリング会社の2社間契約のファクタリングは、ホームページに3社間契約のファクタリングでも、なかなかない1%からなどと、異様に安い手数料を記載していたりしますが、実際は30%も40%も実質的なコストがかかることがほとんどなので、こんな不誠実なファクタリング会社などに相談しないで、お気軽に私どもにご相談いただければと思います。
最後は少し広告チックな記事になりましたが、私などは、HPに1%からなどと記載しているファクタリング業者も業者ですが、利用される方も利用される方と、忌憚なく言って、高いコストのファクタリングをよくも利用されるなと不思議に思います。
私どもの10%レベルの手数料でも高いのに、30%も40%もの高いコストの資金調達を、正直なところ、私なら絶対に利用はしませんね。
申込書
売掛金担保融資とファクタリング【売掛金ファイナンスコラム】vol.1
画期的な売掛金担保融資(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.2
画期的な売掛金担保融資(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.3
戦略的な資金調達の必要性【売掛金ファイナンスコラム】vol.4
2社間契約によるファクタリング(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.5
2社間契約によるファクタリング(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.6