「福博流通戦争勃発か?」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

rkb今日感テレビ「Oの焦点」2010.3.19



「福博流通戦争勃発か?」



 本日、天神に福岡パルコがオープンしました。

朝から300人以上の行列が出来ていたそうです。

 覚えていますか? この場所には福岡の老舗デパート岩田屋があったのです。

2004年に閉店後、何と!福岡の中心商業地である天神のど真ん中が6年間あまり流通空白期間となっていたのです。

 僕たち(福岡県民)は淋しかった・・・筈です。

これで、天神の街が賑わってくれると信じています。

が、

1年後に新博多駅ビルが誕生します。その名は「博多シティ」です。

ここで新たな福岡での天神地区と博多地区での流通戦争の勃発か?

「福岡パルコ」のテナント数は154店舗、来年オープンの「博多シティ」は基幹テナントの阪急百貨店、東急ハンズに加え約二〇〇店の専門店街も出来ます。総売り場面積は約10万平方メートルで、パルコの八倍となります。

まさに名前通りの一つの「大きな街」が生まれるのです。

 これで勝敗は決まったのか?

ここで福岡を愛する私大野が、魅力的な「箱」「街」作りを三つの視点で提案します。

1.「点」→「個性」=天神地区のデパートや専門店ビル等から一〇店舗近くがパルコに移転したと聞きます。人気店舗の取り合いをする事よりも、「箱」=デパートや専門店ビルは他とは違う特化した専門性を出すべきだと思います。「ここにいけば他にはないこんな事が出来る。出会える。買える。」など個性「コンセプト・テーマ・アイデンティティ」を前面に出し主張するのです。

2.「線」→「変化」=四季も季節の変化で楽しめます。その変化とは草花や木々から食べ物、ファッションに至るまで変化するのです。ストリートを歩く喜びの展開を図るのです。

ミーナ天神からパルコ、ソラリアステージ、コア、イムズ、大丸、ロフト、Bivi福岡~キャナル、博多駅まで其々の「箱」を媒介として通りに彩りを創り出すのです。

3.「面」→「総合力」=最初に流通戦争と話しましたが、お互いが切磋琢磨で頑張る事は大事ですが、足を引っ張り合うのではなく、共存共栄を目指してアジアのショッピング&カルチャーシティを目指すべきです。その為には協力です。皆で街作りを考え実行する事で福岡は魅力的に輝くのです。