30本達成 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「30本達成」


2週続けてのダイビングで鹿児島は坊津行き、金曜日レギュラーコメンテーターを務めるRKB今日感テレビ の生出演を終え、先週と同じようKプロデューサーと共にダイビングショップ「シーガル・イン 」のKイントラ運転する車で鹿児島へ、車内には薬剤師の女性ダイバーが先乗りしていました。 4人で約3時間半の車中は潜る前から海の話で盛り上がり、知らないうちに僕らおじさん達はいつもの様に爆睡でした。

12時前にホテルにチェックイン、部屋に荷物を置くと遅めの食事へと鹿児島の夜の街へと繰り出します。ホテルの場所が良すぎるのです。鹿児島の歓楽街の真ん中にある天文館なんですね。「頼む!! 街外れが良いのじゃ!」・・・微妙ですね。

 僕は先週の4時間弱の睡眠しか取らずの強行軍に肉体的疲労を覚えつつのダイビングに自己反省を覚え、この日は途中で退席、ホテルに戻ったのですが、ロビーに設置されているPCにてブログチェックをしてしまい、結局、寝たのは午前1時半過ぎでした。 残りのつわもの達は2時近くまで飲んでました。一歳違いのKプロデューサー様、あまり無理はなさらぬ様にと祈りつつ、僕はベットで「グースカ・ピー」・・・翌朝、7時過ぎに坊津へ向けて出発です。 さすが30代のKイントラと薬剤師さんは僕らと10歳以上の開きがあるため元気です。 Kプロデューサー と僕は多少グロッキー気味、疲れを取り戻す為に、また車内にて爆睡です。

潜る前の楽しみはどんな魚たちに会えるかな?という期待とカレント(潮流)や透明度の不安が交錯します。 今回の僕はドライスーツ着用の3回目で中性浮力が上手く取れるかどうかという事とエグジット時のドライスーツからのエアーの排気がスムーズにふら付かずに出来るかという事が課題です。 ダイビングは初めてから2ヶ月と2週間、仕事のスケジュールを調整しながら何とか今日で30本目を迎えます。

まだまだビギナーダイバーなんですね。 バディのKプロデューサーも薬剤師の女性も300本近く潜っているベテランダイバー、経験値は僕の10倍です。 車中ではドリフト(潮の流れにのって水中を移動するダイビング方法)なんて話も出ています。 「うぅん、スキルが追いつかないぞ!」と不安がよぎります。

さすが晴れ男の僕ですね。今回も良い天気でした。11月の鹿児島の坊津の空は青
く澄み渡っています。 時々は雲が流れてきて船上に雲のカーテンがかかりますが、総じて天候には恵まれました。 一本目は坊津・小中瀬ポイント最大深度27.4mから平均14.3mで流れもなくビギナーの僕には楽しめました。キビナゴとカンパチの群れが凄かったですね。 モンガラカワハギの親子はとてもエレガントでした。


二本目は・黒崎のポイントです。ここでは大きなウツボ、ハタタテダイ、ガラスハゼ、クマノミの赤ちゃん他、数多くの魚たちに出会えました。 12ℓスチールタンクを使用したのですが、まだまだ安定した呼吸が出来ず空気消費量が多く、一番最初にエグジットですね。 エントリー、潜潜、中性浮力までは何とかこなせますが、エグジットが地点に近づくと深度が浅くなり、どうしても浮いてきます。 その際はBC(浮力調整器具)の空気も完全に抜いているのですが、ドライスーツに空気が結構溜まっているのですね。特に足元に空気が溜まり、下手をすると逆立ち(吹き上がり)状態になります。 そこまではならなくても安全停止をするために身体を安定させないといけないのに、ドライから空気をなかなか抜けず、フィンでむやみに調整したり、ここでも余分な体力を使いエアーを吸ってしまいます。 ゆっくりと左腕を上げてなすがままにすれば身体も安定して空気も抜けるのですが・・・難しいですね。

まぁ、無事に30本、31本が終了しました。 潜るほど不安と楽しみが交錯します。身体にコツを覚えさせ焦らず落ち付く事と量稽古による経験が大事ですね。特にエントリー時の器材チェックと心の安定(精神的に落ち着く事)でその後のダイビングの楽しさが違います。エグジットではタンク残圧が重要です。心のゆとりは残圧の余裕によっても生まれますね。 ダイビング終了後はいつもの様に現地ガイド会社の
「シーボーズ」のお母さんの料理。今回も最高でした。 ギンガメアジのから揚げは癖になる美味しさです。 それとカツオの刺身、美味かったね!! 舌に残るカツオの刺身の柔らかさと優しい甘さ、口の中でホンワカ溶けて胃に心地よく沁みましたね。

次回はもう一泊で芋焼酎の肴にしたいですね。

さぁ、次は50本を目指してスキルアップ、早く世界の海へ。

大きく期待は膨らみます。