こんにちは。
敏感肌専門スキンセラピストよーこです。
昨日はエステティシャン向けに
フェイシャルセミナーを実施しました。
敏感肌トラブルから肌を守るためのフェイシャルセミナーです。皮膚理論からフェイシャルへの具体的な落とし込みを実演しましたよ!
そして、次回のテーマは「シミケア」です。
シミやしわ、たるみなど、
敏感肌だってエイジングサインが気になることありますよね。
むしろ、肌が乾燥していると、シワは早い段階で気になると思います。
しかし!
敏感肌がやってはいけないケアがありますので、今日は注意喚起ということでご紹介します。
そもそもシミの原因は「炎症」です。
肌になんらかのダメージが加わることで肌内部に小さな炎症が発生。
その信号をキャッチしたメラノサイトがメラニンを放出します。
これから紹介する方法は普通肌であれば、問題ないのですが、
肌がヒリヒリしやすい
赤みが出やすい
化粧品でかぶれたことがある
季節によって肌が不安定になる
などの敏感肌であればやめておきましょう。
美白用コスメシリーズ
シミのケアなら美白!薬用化粧品だ!
ってイメージがあるかもしれませんが、これも敏感肌さんは注意が必要です。
成分によっては大丈夫なケースもありますが、多くの場合、乾燥も隣り合わせであることが多い。
例えば
ピーリング類
ピーリングとなのつくものはとりあえず避けましょう。
物理的なピーリングは特にNGです。
メラニンも肌のターンオーバーと共に排泄されるため、
それを肌の表面から取り除くというケアです。
ただでさえ、肌が薄くなっているのに、取り除いてしまったら肌刺激でしかありませんね。
また、ケミカルピーリングというものも、注意。
皮膚科さんで行っていることが多いですが、繰り返し行うことで肌ダメージになってしまいます。
レチノールなどの肌の代謝を高めるものと併用されますが、
肌の代謝を皮膚からのアプローチでよくすることができるのは普通肌だけです。
レーザー
こちらも皮膚科さんで行っている方法ですね。
エステサロンではフォトフェイシャルというものも同じ分類です。
光のエネルギーで肌の代謝を促したり、メラニンを直接破壊するというものです。
刺激に負けがちだから「敏感肌」なんです。
だから、刺激を加えたらさらに悪化するのが敏感肌です。
刺激されて肌の代謝が上がる肌ではないことを忘れずに。
オンライン肌相談で、
・レーザーでシミを取ってたけど年齢とともに消えなくなってきました
・レーザーでシミが増えてしまった
というお声を聞くと、本当に悲しくなる。。。
シミがある場所をしっかりと見てくれるドクターばかりではないのかもしれないなって思います。
くすみと色素沈着は別物ですからね。
ということで、以上が敏感肌さんのシミケアは気をつけたいことばかりですね。
ネットで検索したら、健康肌むけに書かれていることが多いし、敏感肌向けと言ってもその度合いは千差万別です。
状況を見極めていきましょう!
敏感肌さんなら、シミケアは「炎症老化ケア」をしっかりと。
そうすれば、本来の美しい肌もしっかり目指すことができますよ!


