桃山・江戸時代初期のまとめをニコニコ

 

 

◇桃山時代の美術

文化史上 1573~1615年

織田信長 安土城

豊臣秀吉 大阪城・聚楽第

狩野派

桃山画壇 

侘び茶の大成 

ヨーロッパとの接触

 

 

障壁画

狩野永徳(四代目) 

力強い運筆・ダイナミック 

《花鳥図》大徳寺聚光院

《唐獅子図屏風》

 

《洛中洛外図屏風》 

 京都の中心と郊外を描いたもの音楽スペクトル

 1574年 織田信長から上杉謙信へ

狩野永徳 洛中洛外図屏風

 

《檜図屏風》

狩野永徳 檜図屏風

 

 

 

桃山画壇

長谷川等伯 「雪舟五代」を自称キラキラ

《松林図屏風》

 

雲谷等顔(うんこくとうがん)

 雪舟の「雲谷庵」を継承音譜

《山水図屏風》

 

 

 

蒔絵

幸阿弥長晏 高台寺蒔絵

《竹秋草蒔絵文庫》

明快なデザイン    

 

 

 

茶の湯

高価な唐物から国産の日常的な器へ音譜

 

村田珠光(むらたじゅこう)

武野紹鴎(たけのじょうおう)球光を継承

千利休 16世紀後半

 禅の理念も取り入れ侘び茶を理論化 大成キラキラ

 「待庵」 2帖 数寄屋造りの原点

千利休 待庵

 

長次郎 楽茶碗 

 利休の侘びの世界を表現

 手びねり 素朴な形 黒と赤キラキラ

 

 

 

南蛮屏風

金地に極彩色の屏風絵 

南蛮人の日本の港への来航を主題

狩野派の絵師を中心に描かれる

狩野内膳 

《南蛮人渡来図》(右隻)

狩野内膳 南蛮人渡来図

 

 

日本の顔料(絵具)で

遠近法や陰影法を使った油絵のような絵

泰西王侯騎馬図》

泰西王侯騎馬図

 

 

 

 

 

 

江戸時代初期の美術

寛永期1624~45 

徳川幕府

平和の到来

江戸 江戸城 日光東照宮

京都 二条城 二の丸御殿

町衆の躍進

 

 

障壁画

狩野探幽 江戸狩野派

 16歳で徳川家の御用絵師

 名古屋城 江戸城の障壁画

 雪舟様式を応用しつつ明るく穏やかな新様式

 《雪中梅竹遊禽図襖》(せっちゅうばいちくゆうきんずふすま)

狩野探幽 雪中梅竹遊禽図襖

 

 

狩野山雪 京狩野2代目

 幾何学的構成 デザイン性の強さ

《雪汀水禽図屏風》(右隻)(せっていすいきんずびょうぶ)

狩野山雪 雪汀水禽図屏風

 

 

 

町衆の文化

本阿弥光悦 書画や陶芸 漆芸

俵屋宗達 琳派の祖

《鶴図下絵和歌巻》(つるずしたえわかかん)

本阿弥光悦 鶴図下絵和歌巻

 

 

野々村仁清(ののむらにんせい)陶工 

 金森宗和の指導のもと仁和寺門前に窯を開く

《色絵藤花文茶壺》 MOA美術館(静岡) 

 

 

久隅守景(くすみもりかげ)

 庶民の生活を描く

《(夕顔棚)納涼図屏風》

久隅守景 納涼図屏風

 

 

 

見立て

古典文学や故事を題材として 当世風に表現する手法目

《風俗図屏風(彦根屏風)》 

風俗図屏風 彦根屏風

 

琴棋書画(きんきしょが)

琴を弾いて 囲碁を打ち 書を書いて 絵を描く

 琴 座頭の弾く三味線

 棋 若衆と遊女が興じる双六

 書 遊女がしたためる

 絵 背景の屏風絵

 

 

 

有田焼

日本初の磁器

 初期伊万里 古九谷 柿右衛門

ヨーロッパへ輸出 欧州磁器の発展に影響

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出題:知る、わかる、みえる 美術検定2級問題[応用編 intermediate] 美術出版社 2021 

参考図書

改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定1・2・3級公式テキスト 美術出版社 2008

続 西洋・日本美術史の基本 美術出版社 2016

西洋・日本美術史の年表―一目瞭然!美術の流れ 美術検定副読本 美術出版社 2009

 

 

 

 

 

展覧会情報ですニコニコ

 

ダイヤオレンジ東京国立博物館

特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」キラキラ

今年創立150周年を迎えた東京国立博物館 国宝89件すべてを公開ですキラキラ

とはいえ残念ながら1回ですべてを見れるわけではなく 展示替えがあるので お目当てがあるとすればサイトでスケジュールチェックが必要です目

《平治物語絵巻》全長9.5mすべてを広げての展示(10/18~30)ビックリマーク

昨年新たに所蔵された「金剛力士像」も初公開です

 

 

 

ダイヤオレンジ京都・嵯峨嵐山文華館と福田美術館

共同展覧会「芭蕉と蕪村と若冲」音譜

「嵯峨嵐山文華館」では 芭蕉の俳句や絵画とともに 芭蕉にあこがれた蕪村の俳画や直筆の手紙 後世の画家たちによる《芭蕉図》を展示キラキラ

「福田美術館」では 再発見された⦅野ざらし紀行図巻》の特別公開とともに 蕪村と同じ年の若冲の代表作も多数展示音譜