こんばんは、フオです。

 

 

今回のテーマは「上乗せ平均値」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

あらゆる解析情報を見ていると、ほぼすべての情報源に上乗せ特化ゾーンの情報と、その特化ゾーンの上乗せ平均ゲーム数が掲載されています。

 

 

 

 

ハーデスであれば300ゲーム。

ブラックゴッドインパクトであれば約400ゲーム。

ペガサス覚醒であれば200ゲーム。

 

これらの平均上乗せゲーム数を、皆さんはどこまで信用するでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなくの体感ですが、基本的には平均に到達せずに消化し終えてしまうのではないでしょうか。

 

だいたいどんな特化ゾーンだとしても、平均より若干マイナス、といった具合に。

 

 

 

 

 

 

 

僕個人としては、この平均上乗せゲーム数は信用しないので、この「平均値」という値と同時に、別の値を公表してもらいたいと考えています。

 

 

 

それは「中央値」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中央値とは、複数ある値を大きい順(小さい順)に並べた時に、ちょうど真ん中に来る数値のことです。

 

 

 

例えばこんな感じです。

 

 

10    12     53   76     95    40      62

 

 

適当に7つの数字を出しました。これを大きさ順に並べると

 

 

10    12    40    53    62    76    95

 

 

となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを端から数えていって、ちょうど真ん中にある数字が中央値です。ここでは53ですね。もし並べた数字が偶数個の場合、真ん中のふたつの数字の平均値が中央値となります。

 

 

 

平均値というのは、全体的に数字が小さくても、一つだけものすごく大きな値が存在していれば、平均値が大きく上がってしまう可能性があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、平均値と中央値のずれが大きければ大きいほど、その上乗せ特化ゾーンの獲得ゲーム数が下振れも上振れもしやすく、一撃で大きく乗る可能性もある、ということになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、平均値だけでプレミアムオブハーデスを考えると、

 

一人が1000ゲーム乗せて、七人が200ゲーム乗せで終了してしまったとします。

 

 

平均値は(1000+200×7)÷8=300ゲームとなりますが、実際は平均に満たないゲーム数の獲得で終了してしまった人が大半なわけです。

 

 

 

 

この考え方でいくと、ハーデスで1000ゲーム乗るということは十分にあり得る確率なので、上振れする可能性がある代わりに平均に満たない場合が多く起こりうるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで中央値を考えると、ハーデスの例で見れば、中央値は200ゲームになります。

 

 

ということは、平均値300と中央値200を見た打ち手は「一撃めちゃくちゃ乗る可能性もあるけど、平均に満たない場合もかなりあり得るんだな」とわかるのです。

 

そうすると、平均に満たない場合でも「こんなもんか」と、いくらかは納得できるようになるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか。

 

あまりにも僕の引きが弱かったので、僕を自己肯定して「こんなに乗らないのは僕だけじゃない・・・」と思って今回の記事を書きました。

 

 

メーカー側も、特化ゾーンの獲得平均期待ゲーム数だけでなくて、特化ゾーンの100回分でいいから中央値を公表してもらえればうれしいかなと思いました。

 

自分だけでは同じ特化ゾーンを100回消化するということはほぼ不可能ですからね。

 

 

 

 

 

今回はここまでにしようと思います。

お読みいただきありがとうございました。