【レースレポート】ツールドおきなわ2016 市民140km | BEX ISOYA STAFF BLOG

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こんにちは、成城店の田中です。

 

先日、フェイスブックやツイッターをご覧頂いていた方はご存知かと思いますが、日本最大級の市民レース"ツールドおきなわ"に出場するために沖縄に行ってきました。

まずは記憶が新鮮なうちに(楽しい思い出に美化される前に・・・)レース部分のレポートを残しておこうと思います。

 

第28回ツールドおきなわ 市民レース140km

2016年11月13日 天候 晴れ

スタート時刻:AM09:05予定→AM09:00に変更

タイム:4時間17分01秒

順位:57位

走行データ

 

機材

車体:TREK Madone5.2 2014モデル 52cm

コンポーネント:シマノ アルテグラ

ギア比:フロント53/39T リア12-25T

ハンドル:3T TORNOVA PRO

ホイール:Bontrager Paradigm Elite TLR

タイヤ:Bontrager R4 320 700x25C (前後6.5bar)

ウェア:WAVEONE レジェフィットワンピース

シューズ:Bontrager Velocis

ヘルメット:Bontrager Ballista

 

補給

真水入りロングボトル(950ml)x1本

濃縮CCDドリンク入りショートボトル(6倍濃度)x1

スポーツようかんプラスx8

Meitanサイクルチャージx1

 

 

 

レポート

ツールドおきなわに出場するのは2回目です。前回は4年前、大学4年生の時に市民210kmに出場して120位ぐらいで完走。

今回は140kmですが、距離が減ってレベルが下がるかといったらそんな事は無く・・・鍛え上げられた市民レーサー達がこぞって参加する非常にハイレベルなレースです。

 

事前の練習量に関しては正直なところ不安がありました。

10月終わりの練習では、ヤビツ峠(名古木→頂上)で35分14秒の自己ベストタイムを出し、短時間・高強度には対応できるようになっていましたが、100km以上の距離を乗り込む練習があまりできていない状況。

でもまぁ、やるしかない!と腹をくくっての沖縄入りでした。

自分の力がどこまで通用するか?完走狙いではなく、潰れたとしてもギリギリまで先頭に残ろうと目標を定めます。

 

当日、朝の天気は晴れ。道の駅ゆいゆい国頭に自転車を並べて待機したのですが、ここが非常に快適でした。

道の駅のトイレを開放して頂けたので仮設トイレに長時間並ぶようなことも無く、サポートに来てくださったY様に荷物を預かって頂いたおかげで、落ち着いたスタート前を過ごせました。

スタート時間は9時5分の予定でしたが、チャンピオンクラスの展開が非常に速かったため9時ちょうどのスタートに変更。

スタート時間が変わっても関門締め切りの時間は変わらないので、この5分の余裕は完走狙いの人にとってはとても大きかったのではないかと思います。

スタート位置は前から10列目の真ん中あたり。先頭は前年に好成績を挙げた選手の特等席ですが、その後ろに陣取って走り出します。

スタート直後にトンネルがあり、かつ5km程度で与那(よな)から普久川(ふんがわ)ダムに向かう上りが始まってしまうので、早めに順位を上げて落車回避に努めます。

与那入口は1列棒状になって10番手で通過。

序盤はアウターで、勾配がきつくなってきてからはインナーに落として淡々と進んでいきます。それでもパワーは勾配の変化に合わせて150Wから350Wあたりまで変動。

山岳賞狙いの数人以外は特にアタックも掛からず、無難に先頭付近でピークを越えて18分09秒、平均246W(STRAVA調べ)。

 

補給所までの下りはかなりハイペース。遅れた後続を千切るつもりかな?と思いましたが、その後の奥関門に向かう下りはゆっくりだったので、単に集団ダウンヒルでの落車を避けるためのペースアップだったようです。

 

東海岸を北上する間は結構なスローペースで、自分も含め数人が飛び出してしまっても誰も協調しないのですぐに戻ってくるような状況。

これは補給のチャンス!という事で、私も集団に戻ってスポーツようかんを食べながらアップダウンをこなしていました。

 

 

奥関門は100km種目のスタート地点。女子国際と男子オーバー40を送り出し、男子アンダー39がスタートを待っている所を通過していきます。

路上に選手誘導用のカラーコーンが出しっぱなしだったのですが、集団の先頭からそれを伝える声が上がらず、いきなりコーンが出てきたのでちょっとヒヤッとしました。幸い先頭集団では落車は無かったようです。

 

 

奥の上りは更にスローペース。

残りのようかんを食べながら先頭で淡々と上ります。11分08秒、223W。

辺戸(へど)岬から西海岸はペースを上げたい人と休みたい人の思惑がかみ合わずローテーションがあまり回らない感じでした。

私は特に上げる理由もないので無難にローテを回して様子見。

10人ぐらいが抜け出して少し逃げましたが、集団の中は「特に追わなくてもいいかな…」という空気でした。

 

二度目の与那の上りは一回目より少しだけスローペース。

とは言っても私もそれなりに疲れているので、体感としてはかなりきつくなってきました。

終盤になって全体のペースが上がり始め、集団後方に下がりながら何とかピークを越えて18分48秒、平均219W。

補給所までの下りを全開で下って何とか集団に追い付き、ほっと一息つきながらボトルを交換しました。暑さが気になっていたところで水1本補給。

 

 

安波(あは)までのダウンヒルはカーブも緩く、ひたすら体を伏せていればOK。R4 320タイヤはグリップが効くので楽しく下れます。

この下りでレース中の最高速度75.5km/hを記録していました。楽しい4kmのダウンヒルを4分で終えて、ここからが勝負どころのいわゆる"学校坂"

序盤から先頭はグイグイ上っていきます。ここで気付きました。今まで先頭にいた人たちは、これまでのペースでも「脚を貯めていた」ことに。

集団後方が一気にバラバラになり、私も後ろ側に取り残されます。

何とか追いたいところですが、二度目の与那で無理をした太ももが攣り始めてあまり踏めず…

STRAVAで言う"TDO学校坂"を上り終えた段階で完全に集団からは千切られてしまいました。ここが距離1.8kmで6分16秒、244W。

 

 

先頭から千切れてしまった段階で、ある意味僕のレースは終わりです。

ただ、まだまだ距離は半分近く残っています。目標を"できるだけ上位での完走"に切り替え、同じく千切れた人たちと協調しながら何とかアップダウンを進んでいきます。

 

高江(たかえ)からの下り基調は、あまり踏むと攣ってしまうので下りの勢いを上手く利用しながらギリギリのペーシング。

平良湾を周りきったところまでの22.7kmが平均38.5km/h。

後からデータを見返すと結構速いのですが、実際にはボロボロです。追い風のお陰で何とか…という感じ。

 

 

慶佐次(げさし)で二度目の給水

暑いので水とスポーツドリンクを1本ずつもらいました。スポーツドリンクがものすごく美味しく感じます。

…と、ふと横を見ると見たことのある顔の女性がボトルを持っています。リオオリンピックにも出場した與那嶺恵理選手でした。ボランティアに来ていたようです。

 

 

安部(あぶ)関門の辺りで後方から来た市民210kmの先頭に追い抜かれました。

連覇を狙うRoppongi Expressこと高岡選手、速度域が全く違います。こちらがインナーローでヨロヨロ上っているところを、アウターギアを踏んであっという間に消えていってしまいました。

思わず周りの選手と「速いですね…」「格が違いますね…」と顔を見合わせてしまうような走りでした。

 

このあたりではもう脚のあちこちが攣ってしまい、勾配が上がるとかなり限界に近い状態となってしまいました。

ダンシングができない所に39x25Tのローギアは厳しい。フロント36Tかリア28Tが欲しい状況で10km/hぐらいの速度で這うように上っていきます。

 

 

最後の羽地(はねじ)の上りは勾配がそこまできつくないので何とかペースを維持してヒルクライム。

頂上付近で、スタートを見送ってくれたY様が待ち受けていてくれました。

ふらふらになっているところに応援を受けて元気が出ました。最後のピークは攣らずにクリア!

川上関門に向けて同クラスの大柄な選手と協調して一気に下っていきます。

しかしその選手は平地が異様に速い。国道58号に出た瞬間に千切られました。

後は交通規制された広い国道を単独で踏み続けるのみ。

ラスト1km地点でツアーに同行して下さったO様・M様の応援を受けながら、名護にフィニッシュ!

結局先頭からは15分以上の差を付けられ、4時間17分、57位でした。

140kmという長丁場のレース、練習量は嘘をつかないということがよくよく分かりました。

 

 

これだけ大規模に公道を封鎖し、かつ都市部から大自然まで全てを満喫しながら走れるロードレースは他にありません。

攣りながら無理やり動かした脚はまだ悲鳴を上げていますが、是非また挑戦したいと思えるような最高に楽しいレースでした。

一緒に140kmの部に参加したKB様、A様、KW様も無事に完走。100kmに参加のW様は残念ながら安部関門でタイムアウトとなってしまいましたが、全員落車なくレースを終えられて良かったです。

さて、来年はどうしようかな?

 

 

今回はお客様と一緒にツアー形式で沖縄に向かいました。

そのツアー全体を通してのレポートも書きますので、そちらは今しばらくお待ちください!

長文をお読みいただきありがとうございました。

(Y様、O様、お写真お借りしました!)

 

 

 

 

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