今度こそ本当に、こちらの記事のつづきです。

 

前回、草薙の剣盗難事件を追うと、天智天皇、天武天皇、新羅のつながりが見えてきました。

 

そして、事件の顛末が4説もあって、ややこしかったですね💦

 

 

 

 

前回わかったことを時系列にしてみます。

 

ちょっとはわかりやすくなるかも・・

 

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668年 天智天皇7年

    草薙の剣盗難事件発生!犯人は新羅の僧・道行で新羅に逃げようとした!

    →道行は新羅の王子説(法海寺縁記)

    →道行は自首して死罪の説(日本書紀)

    →道行は天智天皇の病を平癒して法海寺開基した説(法海寺縁記)

    →道行が逃げる道中に剣を放り投げた場所に阿遅速雄(あちはやを)神社創建

 

    

686年 朱鳥元年

    熱田神宮に草薙の剣、戻る

    →天武天皇の病が神剣の祟りと見なされた(日本書紀、熱田太神宮、法海寺縁記)

 

    酔笑人(えようど)神事始まる

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こうしてみると、

668年から686年の間、18年間は熱田神宮に草薙の剣がなかったことがわかります。

 

じゃあ、どこにあったのか?というと宮中に保管されていたよう。

 

つまり、天智天皇、天武天皇の手元に置かれていた、ということ。

 

 

 

 

その天智天皇と天武天皇について。

主だった情報を時系列に加えてみます。

 

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645年 乙巳の変

    →中大兄皇子、中臣鎌足らにより蘇我入鹿を暗殺、蘇我氏本家滅亡

 

    大化元年

    →日本初の元号

 

646年 大化の改新

    →ヤマト政権の土地・人民支配の体制(氏姓制度)を廃止

     天皇を中心とする「律令国家」成立を目指す政治的改革スタート

    →「日本」という国号と「天皇」という称号の使用が始まったとされる

 

661年 斉明天皇崩御

    中大兄皇子は即位せず、皇太子のまま政務を執り続ける(理由不明)

 

668年 天智天皇7年

    天智天皇即位

    草薙の剣盗難事件発生!犯人は新羅の僧・道行で新羅に逃げようとした!

    →道行は自首して死罪の説(日本書紀)

    →道行は新羅の王子説(法海寺縁記)

    →道行は天智天皇の病を平癒して法海寺開基した説(法海寺縁記)

    →道行が逃げる道中に剣を放り投げた場所に阿遅速雄(あちはやを)神社創建

 

671年 天智天皇崩御 

 

672年 壬申の乱で、大海人皇子が勝利

    →大海人皇子(天武天皇)と大友皇子(天智天皇の息子)の戦い

     最も規模の大きな内乱とも言われる

 

673年 天武天皇即位

 

 ★日本書紀、古事記の編纂始まる

   

686年 朱鳥元年

    熱田神宮に草薙の剣、戻る

    →天武天皇の病が神剣の祟りと見なされた(日本書紀、熱田太神宮、法海寺縁記)

    天武天皇崩御

    酔笑人(えようど)神事始まる

 

□□‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

新元号が決まる時に、ニュースで何度か耳にしたけれど、

最初の元号は「大化」で「乙巳の変」のあった年から元号制度が始まったそう。

 

その日本最初の元号「大化」がついた詔が、乙巳の変の翌年に出される。

それが「大化の改新」。

 

大化の改新は、それまでの有力豪族が治める政治のあり方から、

天皇を長とする律令政治への大転換だった。

 

この動きを「意識」の視点で見ると、太陽意識から地球意識への

大きなシフトチェンジのタイミングだったように思えるのだけど・・

 

 

*恒星意識→太陽意識→地球意識への意識降下の詳しい話しはこちら

>>オウムアムアとベガ意識。わたしたちは浮上する。

 

 

古代エジプト。

 

有名なツタンカーメンの父「アメンホテプ4世(アクエンアテン)」は、

それまでの多神教から一神教(太陽神アテン神信仰)への改革を行った。

 

自らもアクエンアテンと名前を変え、唯一神アテンとの一体化を図ったとされる。

 

 

・・なんだか大化の改新と似てる。

 

 

大化の改新による律令政治への転換は、天武天皇時代に完成したと言われるから、

天智天皇、天武天皇時代を主に進められていったことになる。

 

そして、天武天皇時代には、日本書紀と古事記の編纂スタート。

 

人(天皇)の神格化による専制政治の強化。

 

 

つまり、天智天皇と天武天皇の時代は、それまでの神(太陽や星や北斗七星)と人がつながる世界から、天皇が神とつながり、一体化し、その天皇(神)が人民を治める世界への、移行期だったんだ。

 

 

 

なんでも照応の法則ですからねー。

 

先に内側(人の意識)が変わっていたからこそ

外側(政治の仕組み)がそう変わっていったのだと思う。

 

人の意識の変化については、乙巳の変が起こる前、前から気になってる

丁未(ていび)の乱がポイントなはず。

 

*長くなるからこの話しは別で書きまーす。

 

 

 

そして、

 

草薙の剣盗難事件に出てくる668年と686年は、

「天智天皇が即位した年」「天武天皇が亡くなった年」だった。

 

つまり、地球意識&律令政治への移行期の最中は、ちょうどぴったり

天智天皇と天武天皇の時代の初めから終わりの期間に当てはまり、

 

しかもその最初のタイミングで草薙の剣は盗まれ、そのまま宮中に置かれ

最後のタイミングで熱田神宮に置かれた、ということになる。

 

これ、何を意味するだろう・・・?

 

 

 

 

 

 

次は、時系列に、新羅の情報を加えてみます。

さて、何が見えるか?

 

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645年 乙巳の変

    →中大兄皇子、中臣鎌足らにより蘇我入鹿を暗殺、蘇我氏本家滅亡

    大化元年

    →日本初の元号

 

646年 大化の改新

    →ヤマト政権の土地・人民支配の体制(氏姓制度)を廃止

     天皇を中心とする「律令国家」成立を目指す政治的改革スタート

    →「日本」という国号と「天皇」という称号の使用が始まったとされる

 

660年 百済滅亡(唐・新羅連合に負ける)

 

661年 斉明天皇崩御

    中大兄皇子は即位せず、皇太子のまま政務を執り続ける(理由不明)

 

663年 白村江の戦い(百済再興を大和が支援するも、唐・新羅連合に大敗)

 

668年 天智天皇7年

    天智天皇即位

    高句麗滅亡(唐・新羅連合に負ける)

    新羅が朝鮮半島唯一の国家に(統一新羅時代始まる)

    第1回遣新羅使(国交回復のため)

    草薙の剣盗難事件発生!犯人は新羅の僧・道行で新羅に逃げようとした!

    →道行は自首して死罪の説(日本書紀)

    →道行は新羅の王子説(法海寺縁記)

    →道行は天智天皇の病を平癒して法海寺開基した説(法海寺縁記)

    →道行が逃げる道中に剣を放り投げた場所に阿遅速雄(あちはやを)神社創建

 

671年 天智天皇崩御 

 

672年 壬申の乱で、大海人皇子が勝利

    →大海人皇子(天武天皇)と大友皇子(天智天皇の息子)の戦い

     最も規模の大きな内乱とも言われる

 

673年 天武天皇即位

 

 ★日本書紀、古事記の編纂始まる

   

686年 朱鳥元年

    熱田神宮に草薙の剣、戻る

    →天武天皇の病が神剣の祟りと見なされた(日本書紀、熱田太神宮、法海寺縁記)

    天武天皇崩御

    酔笑人(えようど)神事始まる

 

□□‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

地球意識&律令政治への大転換だけで大変なのに、外憂もすごかったんだー。

この時代、大変過ぎなんじゃ💦

 

 

 

新羅が唐と君臣関係を結んだのをきっかけに、

日本とのつながりが強かった百済が唐・新羅連合に負け、滅びる。

 

このインパクト、すごかったでしょうねー。

 

↓高句麗、百済、新羅の三国時代後半の様子

*写真はWikipediaよりお借りしました。

 

そんな中、斉明天皇が崩御。

 

そして、日本は白村江の戦いで大負けし、、、

この当時の、国としての危機感は凄まじかったろうと想像します。

 

 

そんな中、皇太子だった中大兄皇子はなぜか即位せず、天皇不在が7年つづき、

 

高句麗が滅び、新羅が半島を統一したタイミングで即位する。

 

これ、謎ですね。何があったんだろう?

 

 

 

そして、同じ年、新羅の僧道行が、草薙の剣を盗むのです。

 

新羅が半島を統一し、天智天皇が7年越しに即位したその年に、

なぜ新羅の僧が草薙の剣を盗んで新羅に持って帰ろうとしたのか??

 

 

 

 

 

ここまでをまとめると、

 

内憂外患。不安や恐れの蔓延。意識の降下。

 

天皇(神)による律令政治へのシフト。

 

国を守るための一致団結、専制政治の強化。

 

という流れの中で、草薙の剣が盗まれていたことがわかりました。

 

 

どうしてこのタイミングで、草薙の剣が盗まれたんでしょうね?

 

 

長くなったので、分けます!

 

③につづく。