明日死ぬかのように生きよ

永遠に生きるかのように学べ

〈マハトマ・ガンジー〉



私はこの数日間の夫の悪行を

まるで知らないかのように振る舞いました


怒りに任せて暴れたら

まさに不倫女の思う壺です


だったら

あの女が逆立ちしてもなれない女でいよう

そう思いました


夫は罪悪感が極端に薄いタイプの人間です

普通ならこうなるよね…は通用しません

普通じゃないんです

こうと決めたなら意地が勝つ人です

後悔はしない人

というか、してはならないと

思い決めて幼い頃から生きてきた人


後ろを振り返らない

決して間違えたなどとは思わない

自分は正しい事をしたのだから良いんだ、、と悔いない人

じゃないと、自分を保てないのです


だけど、馬鹿じゃありません

時が流れて、その呪縛から解ける事もあるかもしれないです

その時には思いっきり

後悔の涙を流させたい


そんな風に思っています


だから私は

明日死ぬかのように生きてやろう

と…


泣き叫び、汚い言葉を投げつける

それは簡単な事です

私は騙された、傷ついた

あなたはどうしようもないクズだ❗️と…



でも、それを言い放ったのが

私の最期の一日だとしたら?


夫にとっては

それが私の最期の記憶



私はそんなのは嫌です


馬鹿過ぎた昨日

駄目過ぎた過去


でも

最期位は

理想の自分でいたい



まるで神様に試されるかように

過酷な状況に飲み込まれても

私はちゃんと生きるんだ

そう思いました


いつか

誰かの記憶の中で

あんな風にはなれねーや…と

舌を巻いてもらえるように


明日死んでも悔いのないように



私は

明日死ぬかのように生きたいと思うのです