ミワユータのリグランド | ミワユータの赤裸々日記

ミワユータの赤裸々日記

ELIZABETH.EIGHTのボーカル、ミワユータの赤裸々で日常的なアレなアレ。


テーマ:
ミワユータのリグランド。ミワよ。



10人のレビュー侍に登場して貰いました。

ほんと忙しいなか、みんなありがとう。
個々の個性が極まって、
言葉がその声で聞こえてくる様だった。

レビューを読んで、
この人がこう言うなら聞こう、となったら、
それは本当に素晴らしいな。



さて、この企画をしめるにあたり、
珍しくミュージシャンぽく、
ミワユータもちゃんと一曲づつ書こうと思う。




メンバー揃って喫茶店で、
すごいストイックにタイトルを話し合った。

造語、リグランド。
まずタイトルに対して。


取材で、
いたるが加入しなけば終わってた、
とミワユータは言った。


別に解散とか引退とかではなく、
当時、雪原をすべて踏んでしまった感じがしていたから、
ほんと、ボケっとしてた。
生きて、音楽やって、メンバーが元気であればいい、と。

楽しいし、不満はない。
新しいことを、とか、進化していこう、とか、
そういうのはもう尽きてた。


でも、

進化しないで何がバンドだ、

という、

最年少のいたるにアレンジ面で舵をとって貰い、
歌にもめちゃくちゃダメ出しして貰い、

テンション!ライブ感!それが全て!という、
今までの歌入れとは逆にやって、


新しい…楽しい…
わたし…ミワユータ…いちねんせい…!!


ってなったら、


やりたいことが濁流になって、
押し寄せてきた。



リグランド。


ここは、未開の星。
メンバーとぽっと降り立って、
やっと整地。


さあ、ここからというきもち。

そんな作品です。




1.ブラックフロア

これライブの一曲目。
一曲目になる曲というのは、
中学生女子くらいに自意識過剰で作ります。
特に気になるのは、照明とお客さんのノリ方。

ここはきっとピンスポ、ここはボーカルの立ち位置がこう。
お客さんはこう手拍子したくなるはずから、ここはこう。
そんな風に考えて、アレンジに無責任に口を出す。

歌詞は、あんまりお客さん入ってないライブハウスのことなんです。
満員だと床の色なんて見えないでしょ?
自分らのファンじゃないお客さんにも、如何にたのしんで貰うか。
そういう瞬間の積み重ねが活動でもある。

「ひとつくらいの共通点が今夜見つかるかもね」って歌詞、
初対面の人には特におもうこと。
でも見つかる。人間である共通点とか、生きてるって共通点とか。

一個共通点があればまあ、3時間は大丈夫でしょう。
初対面だって、地元同じって共通点があったら、
それくらい地元トークで居酒屋くらいは乗り越えられる。



2.世界にひとりぼっちなら

ライブでもよく言うけれど、言葉はすごい。
火=fireって認識は指をさせばいいわけだけど、
愛=loveとか、見えないものがどうやってすり合わせたんかなって。
言葉が生まれたきっかけっていうのはなんだろうと思うんです。

喜怒哀楽くらいならば、
動物の様な鳴き声でもよかったはずなのに、
どうやって発達したのか?こんな大量に使い切れないほどに。

でも、結局のところ、アイラブユーかよ、と。
そんな自分と、いやもっと表現せねば、という戦いが、
この曲の中にあると思います。

歌詞の、
「怒るってことは傷ついてるってこと」ってのは、
自分の中にずっとある法則なんだけど。
これ真実だとおもうんですよね。
約束は不安の始まり、ってのも、真実だと思う。
破られる可能性が、その瞬間に生まれるから。

人間は言葉で補強されて行くんです。



3.クライマックス

今までで書いた曲で一番好きな曲。全てが。
サウンド的には、大佐がストリングスとかあったらいいね、って言って、
いたるがぱっと弾いたものが最強になった。

脳炎で一回感覚や常識ががリセットされたから、
前作のアダムの歌詞でもあるように、
「花は美しい 誰から教わったのだろう」というような、
どうでもいいけど何故かな、という気持ちから始まってると思います。
「鳥肌の立つ理由を僕は知らない」の歌い出しとかは特に。

何度歌っても自分で感動できるかが、曲づくりの全て。
何度着ても鏡を見たくなる、服の様な。
この曲を聞いて何とも思わないひととは、
きっと分かり合えないとおもう、現時点での最終兵器。



4.フォルティッシモ

この曲は120パーセント、メンバーにアレンジを投げてる。
歌は歌で、ほぼいたるのオーダーで歌い方を決めた。
作曲の段階で、メロもモノ凄く鍵盤に引っ張ってもらった。
リズム隊もやりたい放題でギターも色っぽい。

山梨からの帰りの真っ暗な高速のイメージで書いた歌詞なんだけど、
ミワユータはいつも歌詞の主人公に、
最後は前を向かせる、と決めてているんですが、
これは全然、前向いてない。

生きてれば、ムカつく相手も嫌いな相手も、
苦手で怖いなって感じる相手もいる。
そう感じてる自分にさらにイライラする。
なんでクソみてぇな事に心を乱されるんだ、と。

「優しくなれるほどには 恵まれてはいないよ」という歌詞が、
ミワユータの中にある。
財布に千円入ってないのに、500円玉を寄付できるほど、
かっこよくはいられない、そういう感じ。

嫌な自分の今日という日であれ、
生きてれば明日が来るから、とにかく生きるしかない、
と思うのです。



5.サンデイ

これは楽しい。小声でも口ずさんだら楽しくなるので、
とてもオススメです。
ミワユータは予定が狂うと思考が停止するタイプなので、
デートでもなんでも、ちゃんと全部自分で決めたい。

土曜の夜から日曜の夕方くらいのデートとするなら、
この計画で完璧です。
溜まった映画を見て、夜更かしして、寝坊して、
ゆっくりでかける、というスケジュール。

このデートのスケジュールのイメージは、
「アンデッドマンサード」の収録曲、「はきちがえんな。」にも、
ちょっと通じてるところがあると思う。

朝寝坊感というのは、素晴らしいんです。
土曜日は暗い部屋で映画、日曜日は芝生でピクニック、
というのに憧れがあるから。

ちなみに、ミワユータは映画も家だと集中して見れず、
二度寝できないタイプなので、やっぱり憧れです。

ライブでやると非常にみんなが笑顔で、
うちらもとても楽しくなる一曲。



6.オーダーメイド

作る、というものを深く考えた結果の曲、だと思う。
どんなに似ていたとしても、同じものではない。

特に人間はそう。どんなに似ていても同じではない。
遺伝子情報が全く同じでも、過ごし方が違えば違う者。

この曲の言いたいことは、もちろん、
「あなたという存在は生まれた瞬間から、
あなた自身が作るこの世で唯一の、
オーダーメイドの作品なんだ」という事だけれど、

一番聞いて欲しいのは、

「三角の角度の合計は誰が足しても180度。
つまんないなって思っちゃった。どこかで聞こえてたリコーダー」

なんですよね。

テストで「この時、主人公はどう思ったか?」と、
「私」に聞いたくせに、何故バツをつけるんだろう、
答えはそれぞれなのに、何故バツやマルがいるんだろう、
って、凄く不思議だった。

それと違って、数学の答えはいつも一つで、
その答えがあってても過程の式が違うと、何故ダメなのか、
いつも子供の頃よく分からなくて、先生に聞いたんだよね。

そしたら、
あなたはユニークで個性的、それはこれからの時代、
きっと役に立つ、と言われたんだ。
答えは分からぬまま、そのままここに来た。この時代に。

個性的でユーモアなオーダーメイドでありたい。

障害の残った脳も太ももの大きな傷も、
気に入らない見た目も、これはオーダーメイド。




7.寝室より

深見がゴリゴリ弾いてます。嫌ってほど。
これはもういたるP的な感覚で、この曲が最後になった。
バラード続くのいいの?と思ったけど、
いいんだ、これで、とキッパリ言った。

深見単体の古いファンの方はアンチミワユータもいて、
こういうとまた嫌われるけど、
このギター、ダメ出しして何回かやり直させて、
それでデータを貰ってる。

深見には、様子を見て欲しくなかったんだ。
今のベスハチで言うと、こうかな?みたいな、
様子見のギターは要らなかった。
まんま深見のまま、クレイジーなのが欲しかったんです。

変えてどうするか!
みんなが待ってるものを持ってきて!

みたいな。
で、今の状態になりました。

目立ったギターフレーズは深見が弾いています。
本当はスタジオで出来たら良かったけど。

ツインギターって、
結構誰がどう弾くかって揉めるって聞くけど、
こふじはほとんど弾かず、深見のギターを嬉しそうに聞いてたよ。
誰より満足そうだったのは、こふじかも知れない。

歌詞はツイッター見てて思ったことです。

むかつく、すき、ふあん、うそつき、ゆるせない、

どんなことばでも、そういう感情の突出した言葉って、
別にフォロワーさん全員に言いたいことではなくて、
実は特定の誰かに届けたい、聞いて欲しい、と、
漏れ出してしまった言葉なのかもって。

歌詞も、
「気付いてください。知っておいてください。
ボリュームゼロのあたしの叫びを」
という。


曲順においても、最初に、
いいんだ、これで、といたるが言った通り、
気づいたら最後の最後、鍵盤の音がまさに、
メリーゴーランドの楽しい感じの、
ちょっと寂しい感じのメロディで、

ジャケットとCDデザインと全てが符合して、
終わるんです。



ちなみにジャケットは、
ミワユータとこふじが慌てて遊園地に行って、
木馬にまたがって、何周も回りながら撮った写真です。
回ったぜー。

もちろんデザインは、オールこふじ。
部屋に飾りたい仕上がりで、実際飾ってる。

特にタワレコのあのジャケットの飾り方、
あの展開は、めちゃくちゃ感動したよね。
どんな名画よりも。




リグランド、
何故いたるの処女作、
みたいな感じがするんだろうと思ってたけど、

取材でも、

今まではベスハチ+キーボードだったのが、
リグランドでキーボードありきのベスハチになった、

と、いたる本人も言っていて、

改めて、こんなに長くバンドをやってても、
作品が出来て変化していって感動できるって、
いいな、と思った。





さて、それぞれのリグランド。
レビュー侍、11人目、ミワユータのリグランドで、
この企画は終了です。

ありがとうございました。


なんとかツーマンに間に合ってよかったです。
終わらないかと思った。


レビューを頼んでCDを送るとか渡すと言った時、
ほとんどのひとが買いますとレスをくれた時は、
本当に感動した。
(ヤマトにおいてはもう買ってくれていた)

レビュー頼まれてるのに、さらに自腹購入しよう!
という発想、ただただ頭がさがる。

そして、

みんなある一定のライン、
ぶっちぎって忙しいメンツ10人だったので、
文章を書く時間さえも、
なかなか取れないなかでのレビューだったと思う。

その中でのレビュー、ありがとうございました。


なので、

このレビュー、そして、紹介文を読んで、
この人自体はどんな歌詞、どんな曲を書くのかな、
と興味を持ってもらえたら、
それでこの企画は大成功です。




余談。


この文章含め全ての文章をほぼ一日、
(レビュー一本目の日に全部ここまでまとめて書いた)
ぶっ通しで書いたので、

もう白目。


ありがとうございました。
さあ、リグランド。
タワレコ、タワレコオンラインでどうぞ。

地元のタワレコには置いてなくて、
もっと頑張ろうと思ったよね。


明日はこれ。
池袋アダム、梅雨将軍!

9/11(火)
ELIZABETH.EIGHT×ユタ州
19:00/19:30/¥2000+1D/¥2500+1D
※先攻20:10から!

予約カモン。


リグランドはこちら。

ELIZABETH.EIGHT
タイトル:リグランド
PUOT-0007 / PUSH OUT RECORDS
税抜定価:¥1500
1.ブラックフロア
2.世界にひとりぼっちなら
3.クライマックス
4.フォルティッシモ
5.サンデイ
6.オーダーメイド
7.寝室より

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