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脳疾患24意思疎通が出来なくても残った習慣







転院するにしても、

もしかしたら二ヶ月くらいかかるかも。




こんな状態で、二ヶ月持つのか?



家族もメンバーも不安に思う中、

連絡が来ました。




なんと、

急遽ベットに空きが出た、と。





私はこの時の約8年後、

乳がんの時も似たようなことを体験します。

埋まっていた予定が急に空き、手術が早まった、という。




私には素晴らしい才能はないにしても、

運だけはいいのです。






とにかく。




ありがたいことに、

すぐ転院できることになり、

埼玉の病院から、都内の大学病院へ。



主治医がもともとその大学病院の医師だったことも、

入院が早まった理由だとも思います。

とても感謝してます。





しかし、

幻覚を見て暴れるので、タクシーなんかは使えない、と、

大佐が機材車を出してくれる手筈となりました。


大佐👇







機材車が到着すると不思議なことが。





ほとんど意思の疎通ができなかった私が、

慣れた感じで自分がいつも座ってる場所に座り、




うつろな目で、

車に置いてある自分のタバコを出そうとしたそうです。




大佐は、これを予想してたらしくて、

私のタバコも灰皿のシケモクも全部捨ててたらしいけど、

私はほとんど口もきけないのに、

ずっとタバコを探してたらしい






脳がやられてても習慣は残る。




私はライブやスタジオでこの機材車に乗ると、

まず後部座席でヴィヴィアンウエストウッドのタバコケースから、

黄色いロングピースを取り出し、咥えていたのです。

脳以外の体の部分が覚えていたのでしょう。




さあ、大学病院に到着です。





脳疾患幻覚ダイアリーにつづくー





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