溢れるよりは適切な配置。
商売や事業で利益を得ようと思うなら人の心を読む力が必要となります。
特に顧客に直接商品を販売するショッピングモールではなおさらです。
アメリカの教授がある実験を行いました。
コンビニに初日は6種類のおにぎりを陳列し、次の日は24種類のおにぎりを陳列することです。
その結果、注目度が高かったのは24種類の時、買う人の割合が高かったのは6種類の時でした。
商品の数が多くなるとつい販売率も高くなるだろうとおもいますが、人は選択肢が多くなればなるほど心理的に圧迫感を感じるようになります。それで商品を選べなくなります。
もちろんいろんなものの中で一つだけを選ぶというのは嬉しい気持になりますが、それが逆に注目を難しくすることもあるということです。
ネットショップを開業するときその開業者はライバルのショップとくらべ、いろいろな商品を見せようとします。そう見せるためにかかる費用も無視できません。
しかし、商品が多いと言え‘おお~ここは商品の数も多いし種類もたくさんあっていいな’と、お客様に嬉しく思われるのはまずないです。
先のアメリカの教授は‘人が何かを決める時は情報処理能力に限界がある。だから簡単な決定ではなければ客観的な判断は難しい。したがって複雑な決定の時は自分が受け入れられる範囲で選択をすることで満足する。’と主張します。
ネットショップの開業の時、大事なのはどれだけ多くの商品を見せるのかではありません。
数の少なくい商品を適切に配置することです。