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結果が出揃った。前立腺癌。ステージ3。骨への転移なし。他の臓器への転移なし。リンパ節への転移なし。前立腺の皮膜を越えて癌が広がっている。グリーソンスコア最大が8。PSA値35。
リスク5段階のうちヤバイ方から2番目「高リスク」。
首の皮一枚で繋がった。だが気分はおおいに安心。
画像からは転移が見られないのだから。
4日前の検査。骨への転移の有無の結果は、種子島医療センターに届き、連絡を受けることになっていた。土、日、月と仕事も病院も休み。プライムビデオでずっと「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」ばかり見ていた。シーズン1〜7。
病院、治療、手術、癌が身近になって登場人物の患者に感情移入してしまう。
前立腺は骨に転移しやすいという。
私のPSA値は35。皮膜を越えての高リスクだ。もし骨に転移してたら、手術や陽子線では基本治療できず、男性ホルモンを抑え癌の増殖を抑えるホルモン療法(錠剤や注射)、やがてそれが効かなくなり、耐え難い痛みが出てきて抗がん剤を使う。入退院の繰り返しになるのか。。
この3日間はビデオの合間はそんなことばかり考えてた。私は運がいいから。でも、もし。。
今日は火曜日。今日も私たちのチームは仕事が休みになった。今日あたり、結果が届いた連絡が病院から来るはず。仕事がないから結果を聞きに行ける。連絡を待ってられない。すぐに結果診察の対応ができるよう病院に行って待機。病院着10時。まだ連絡なし。ロビーの長椅子に座って待機。11時連絡なし。午前の受付は11時まで。あれえ?まだ結果は届いてないのか。。
11:20「渡辺さーん?」いつも気遣ってくれる看護師さんがソファーに座る私を覗き込むように小声で呼びかけた。「どうしたんですか?」「今日あたり結果が届くと思ってすぐ対応できるように連絡待たずにきたんです」
「結果は届いてますよ。まだコンピュータに入ってないのかな?受付やってきてください。」
受付時間は過ぎてるけど良いとのこと。おお、今日病院に来てよかった。ようやく結果が聞ける。
20分ほど泌尿器科の待合室。
いよいよ診察室に呼ばれた。極度の緊張が走る。
データーをみながら、「先日のCTは異常なしですね。他の臓器、リンパ節に転移は見られません」
「はい。」それは先日も言われたが今日は確信に満ちていた。
続いて骨シンチ。これは画像を開く。全身のガイコツ画像。
↓これは私の画像ではないが、転移してると下段にように赤く染まる。
私の画像は前立腺付近は真っ赤。
他は黒い箇所がいくつかある。
「こう見る限り骨への転移もありませんね。」
検査した医師の所見も「骨に転移した状況は見られません」とインプットされてた。
あーー。よかった。。。一安心。。
病院から連絡がなかった理由。
看護師が私に朝連絡しようと思ったら、ロビーで私が座ってたので、他の誰かが連絡して来院したんだなと思っていたとのこと。
あのね〜!でも結果オーライだから許す。。
私が紛らわしいこと(連絡ないのに来院)をしたの
が原因か。。
1年前↓
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