「テントを購入するとグランドシートが無料でついてくる。」ネット販売のAmazon。
3000円近く得するって思ってたのに、朝になると跡形もなく消えていた。
なんだろう？タイムセールだったのか。
なんどもサイトを開き直すが「グランドシート無料」は出てこない。
仕方なく別々でと思いながら管理事務所を訪問。
宅配便の送り届け先として事務所を指定すること快諾してくれた。
今使ってるテントの処分もOKと。自転車旅ということで随分配慮してもらってる。
ここは、「ゴミ持ち帰り」のキャンプ場だが柔軟な対応だ。
グランドシートについていろいろ話してるうち現物を見せてくれた。キャンプ場でレンタルするためにテントと一緒に倉庫に大量にあるのだ。私は、100均のペラペラのブルーシートを代用していて「これで充分」などと思っていたが、迷いが出てきた。
今使ってるテントの底の中央部分をしっかり防水スプレーしてグランドシートとセットで使えばまだまだいけるような気がしてきた。そうやった上でダメだったら新しいテントを新調すればいい。今回は「グランドシート」のみ購入。管理人さんのアドバイスもすごく参考になった。
暑い1日だが、朝10時「東尋坊」に向かって出発。片道25km。たいした坂でなし。荷物もないのだから。。走ってる時はまだいい。止まると暑い。。危険な暑さだ。。
「ゲンキー」というスーパーで冷房涼みを兼ねて昼食、飲料、氷を購入。
もう稲刈り。早稲(わせ)はお盆が過ぎると刈り入れが始まるそうだ。
東尋坊近くまでくると、駐車場があり、元気な声のとおるおじさんが車を誘導している。
駐車料金500円です。お店で2000円以上買い物、食事をしてハンコをもらってください。500円返金します。
おじさんの脇を通り、自転車を停めていいか尋ねると「もちろん！」ととても愛想の良い返事。
ここのテーブルを使ってもいいか尋ねると「もちろん！」私は、店で食事するわけでもないし、駐輪料金を払ってるわけでもなく、テーブルに先ほど購入した太巻きと飲み物を広げる。
すると「お茶を飲むかい？」と。飲み物はあるので遠慮して断ったのだが「冷たいから好きなだけ飲みな」とポットと湯呑み茶碗をわざわざ持ってきてくれた。
「うわー、嬉しい。ありがたい！」食べながら話してるそばからドンドン車が入ってきて仕事するおじさん。「いいねえ。ドンドンもうかりますね」「いやいや、みんな親方に吸い上げられちゃうんですよ。残ったのはみんな孫にいっちゃうし」などと言いながらもとても楽しそうに仕事してる70歳のおじちゃん。
その昔、今から1000年以上前のお話。まだまだ世の中が乱れてた頃、全国の寺では自分の土地を守るため僧兵と呼ばれる武装集団がおったそうな。ここ福井の平泉寺でも例外ではなく、多数の僧兵を抱えていたが、その中でも極悪のならず者の「東尋坊」は暴れ出すと手がつけられず、民にも悪事を働くとても困った坊さんだとな。
好きな女の子も横取りされるに至っちゃどうにかせにゃと、僧たちは「断崖絶壁見物」と呼び寄せ酒盛りをし泥酔したところを絶壁から海に突き落としたそうな。その後49日海は大荒れになったとか。。
輝石安山岩の柱状節理こてほどの規模は世界に3つとか。。
雄島(おしま)の板状節理↓
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